あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ内検索 / 「ウルトラマンゼロの使い魔」で検索した結果
-
ウルトラマンゼロの使い魔-000
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 「宇宙の果てのどこかにいるわたしの下僕よ! 神聖で、美しく、そして強力な使い魔よ! 私は心より求め、訴えるわ! 我が導きに応えなさい!!」 ハルケギニア大陸に存在するトリステイン王国の王立魔法学院2年生の行事である使い魔召喚。 この儀式の日、トリステインの名門貴族たるヴァリエール家の三女であるルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールが 高々と呪文を唱え、使い魔召喚魔法『サモン・サーヴァント』を発動した。 途端に巻き起こる大爆発。立ち昇る土煙で学院の中庭にいた者たち全員が身体を伏せたり顔を覆ったりした。 そして土埃が収まっていくと、銘々が中庭の中央、爆発の中心地に出現していた「それ」を発見した。 「な、何これ!?」 「こんなの見たことないぞ!」 「ルイズ、一体何を呼... -
ウルトラマンゼロの使い魔-147
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第百四十七話「決闘!ウルトラマンゼロ対悪のウルトラ戦士」 ウルトラダークキラー 悪のウルトラ戦士軍団 登場 六冊の本の旅を終えた才人とゼロだったが、ルイズの記憶は元に戻らなかった。更にはルイズが ダンプリメなる謎の人物に、本の中にさらわれてしまった! 才人たちはダンプリメの正体を、 ガラQに説得されたリーヴルから知らされる。ダンプリメは長い年月を経て本に宿った魔力が成長して 誕生した存在であり、人間に関心を持った末に莫大な魔力を秘めているルイズを自分のものにしようと、 リーヴルを脅して今回の事件を仕組んだのであった! そんなことを許せる才人ではない。彼は リーヴルの手を借りて、ダンプリメが待ち受ける七冊目の世界へと突入していった……! 「うッ……ここは……」... -
ウルトラマンゼロの使い魔-002
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第二話「これがウルトラの歴史だ!」 変身怪獣ザラガス 地底怪獣グドン 宇宙大怪獣ベムスター 雪女怪獣スノーゴン 用心棒怪獣ブラックキング 登場 『ヘアッ!』 『ガアアアアアアアア!』 新設されたばかりですぐに半壊させられた児童会館の前で、赤と銀色の巨人が一匹の巨大怪獣相手に戦っている。 怪獣の方は、攻撃を受ける度に体質変化を起こして、以降同じ攻撃に対する耐性を取得してパワーアップする 恐るべき能力を持った大怪獣ザラガス。そして巨人の方は、ウルトラマンゼロの大先輩にして、 現代の人類が記録している中で最初に地球に来訪して数々の怪獣の脅威から地球を護った偉大なる光の戦士、 初代ウルトラマンである。 しかしこの戦いは現在行われている... -
ウルトラマンゼロの使い魔-078a
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 幕間その六「父と師匠」 二面凶悪怪獣アシュラン 登場 「ピッギャ――ゴオオオウ!」 「イヤァーッ!」 M78ワールドのある惑星の衛星上で、宇宙怪獣に真紅の戦士が立ち向かっていた。 怪獣は鬼のような形相の人型怪獣であるが、肉体の両面にそれぞれ赤い顔と青い顔を持った、 表裏の概念がない非常に特異な体型をしている。その名は凶悪宇宙怪獣アシュラン。高い力と頭脳を 兼ね備えた恐るべき大怪獣である。 そして真紅の戦士は、獅子座L77星の王子であった宇宙空手の達人、猛き戦士のウルトラマンレオだ! レオはここの惑星で、暴力に物を言わせて好き放題に星の住民たちを苦しめていたアシュランを発見し、 衛星に追い詰めて一対一の勝負をしているところなのであった。 「デイッ! イヤァ... -
ウルトラマンゼロの使い魔-130a
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 幕間その九「学院の仲間たち」 岩石怪獣サドラ 登場 王立図書館の幽霊騒動の解決をアンリエッタから頼まれたルイズと才人。何のことはない 事件だろうと思っていたのだが、ルイズが突如として倒れて目を覚まさなくなってしまう! 司書のリーヴルの語ることには、ルイズは自らの完結を望む、魔力を持った『古き本』の中に 精神を捕らわれてしまったというのだ。才人はルイズを救うため、『古き本』の中へ旅立つ ことを決意する。 だが六冊の『古き本』はどれも、ウルトラ戦士の戦いを題材とした作品だった。才人とゼロは 一冊目『甦れ!ウルトラマン』だけでも、その中に現れた怪獣軍団とEXゼットンに大苦戦。辛くも 完結させることは出来たが、ひどく消耗したために連続して本の世界に入り込むことは不可能... -
ウルトラマンゼロの使い魔-005
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第五話「魔法学院の青い石(前編)」 磁力怪獣アントラー 登場 トリステイン王国の首都、トリスタニアをクール星人やピット星人などの宇宙人連合が襲撃した事件によって、 侵略者を圧倒的な力で蹴散らしトリスタニアを救ったウルトラマンゼロの名前は一気にトリステインはおろか ハルケギニア中に広まった。実際に彼に救われたトリスタニアの民は、ゼロを「始祖ブリミルが遣わした平和の使者」 と呼んで感謝し、隠れて崇拝する者まで出ていた。 また、トリステイン王宮は怪獣、そして宇宙人の脅威を直に見せつけられて危機感を覚えたことで、 それまで遅々として進まなかった対策会議が急ピッチで進み出した。宇宙人により大打撃を食らった王国軍も、 一日も早い建て直しが進められることとなった... -
ウルトラマンゼロの使い魔-117a
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 幕間その八「ウルトラマンだった男たち」 伝説魔獣シャザック 登場 アンリエッタの命により、ティファニアをトリステインに案内するためにアルビオンに 発ったルイズたち。途中、才人の感情の改竄が発覚したり、ガリアからの刺客怪獣に襲われたりと 問題に見舞われたが、結果的には無事に全員で帰りのフネに乗ることが出来た。後はティファニアを アンリエッタの元まで連れていけば、任務は達成だ。 そのフネの中で、ルイズたちの任務に協力したタバサは、鏡に向かって自分の髪をいじっていた。 「……」 女の子なのだから髪くらいいじるものだろう、と思うなかれ。タバサは『タバサ』になってから この方、お洒落のような女の子らしいことには全く興味を示すことがなかった。ジョゼフに復讐を 果たすまで... -
ウルトラマンゼロの使い魔-134
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第百三十四話「三冊目『ウルトラマン物語』(その1)」 小型怪獣ドックン 登場 ルイズの精神力を奪い、彼女を昏睡状態にしてしまった六冊の『古き本』の攻略に臨む才人とゼロ。 二冊目の『わたしは地球人』では、暴走した地球人と地球原人ノンマルトの確執にウルトラセブンが 翻弄され、最後には宇宙の追放者となってしまうというゼロにとってこれ以上ないほどの苦い物語で あったが、それでも本の完結には成功した。しかし三分の一が終了した現在も、ルイズにはまだ目に 見えた変化がなかった。 ルイズを救出する本の旅も三日目を迎えた。三冊目の旅に向けて心の準備を固めていた 才人だったが、そこにタバサとシルフィードがやってきた……。 眠り続けているルイズと看護するシエスタ、それから才人... -
ウルトラマンゼロの使い魔-079
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第七十九話「少年シュヴァリエ」 甲冑星人ボーグ星人 登場 トリステイン王国の飛行船用の港町、ラ・ロシェールの桟橋に今、ロサイスから飛んできた 軍船が接舷した。タラップが下ろされると、パーカーを着て剣を背負った一人の少年が一番に降りてくる。 「んー! 久々のトリステインだ! 色々危ない目を見たけど、無事に帰ってこれたんだなぁ」 背筋を伸ばしながら感慨深く発した少年は、誰であろう平賀才人。その後にはグレンが続く。 「いやぁ、ほんと無事でよかったぜ。見つかるまでめっちゃ心配したけど、これでひと安心ってもんだ。 なぁ焼き鳥」 『私の名前はジャンボットだ!』 グレンに続いたのはシエスタ。その腕輪からジャンボットがいつもの抗議の声を上げた。 「サイトさん、わたしたちよう... -
ウルトラマンゼロの使い魔-001
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第一話「ハルケギニアゼロ作戦第一号」 古代怪獣ゴメス(S) 宇宙怪獣ベムラー 凶暴怪獣アーストロン 登場 ウルトラマンゼロと融合した才人がトリステイン魔法学院に召喚されてから早五日が過ぎた。 この日までに才人の日常は既に波乱万丈のものになっていた。 まず、召喚主たるルイズからは人として扱ってもらえず、犬と呼ばれてはことある毎に雑用を言い渡してきた。 口答えすると、すぐに罰として食事抜きにしようとしてくる。まぁ雑用をこなす過程でシエスタという可愛いメイドと仲良くなったのはいいが、 その直後にギーシュという生徒とちょっとした諍いを起こして決闘を行うことになってしまった。 ギーシュの青銅のゴーレム『ワルキューレ』に危うく殺されかけたが、ギーシュの出... -
ウルトラマンゼロの使い魔-129
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第百二十九話「一冊目『甦れ!ウルトラマン』(その2)」 変身怪人ゼットン星人 恐怖の怪獣軍団 友好珍獣ピグモン 登場 未完のまま筆が途絶え、自身の完結を求めて魔力を得た『古き本』の中に精神を囚われたルイズ。 才人は彼女を救うべく、リーヴルの力を借りて本の世界へと旅立った。――そこは初代ウルトラマンが、 ゼットンに敗れた後も地球に残り続けたifの世界。そこではウルトラマンことハヤタが敗戦のトラウマ から不調になり、失意にどん底に陥っていた。才人とゼロは、ウルトラマンを立ち上がらせてこの本の 世界を完結に導くことが出来るのだろうか。 野山を覆う緑の山林の中で、この本の主人公であり本来の『ウルトラマン』であるハヤタと、 現実世界から闖入者たるイレギュラーの『ウ... -
ウルトラマンゼロの使い魔-142
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第百四十二話「五冊目『ウルトラCLIMAX』(その3)」 機械獣サテライトバーサーク 地底文明デロス 装甲怪獣レッドキング 古代怪獣ゴモラ 機械獣ギガバーサーク 登場 『古き本』も残すところ後二冊というところまで来た。五冊目の物語は、ウルトラマンマックスが 守った地球で起きた人類存亡の危機の大事件。地底人デロスが地上の全世界に向けて脅迫を行って きたのだ。カイトとミズキはデロスとの交渉のために地底の世界へと突入を果たしたが、怪獣に撃ち 落とされてしまってミズキが重篤の状態に陥ってしまう。更には、デロス側も人類の環境破壊による 滅亡の危機に瀕しての行いだったことが判明し、交渉も行き詰まってしまった。地上人は自分たちの 行いの代償を支払う他はないのだろうか? 果た... -
ウルトラマンゼロの使い魔-012
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第十二話「ウルトラマンゼロ朝焼けに死す」 凶悪宇宙人ザラブ星人 分身宇宙人ガッツ星人 極悪宇宙人テンペラー星人 暗殺宇宙人ナックル星人 登場 「ザ、ザラブセイ人!?」 「こいつが、宇宙人!」 ジェームズ一世に化けていたザラブ星人が正体を現すと、ウェールズとルイズは再度驚愕した。 二人とも、名前だけは耳に挟んでいたが本物の宇宙人を初めて目にして、言葉を失う。 しかしウェールズが一番に立ち直り、ザラブ星人に詰問する。 「貴様! 本物の父上はどうしたというのだ!」 するとザラブ星人は、丸で何でもないことのように答えた。 『万が一、本物と出くわしたら面倒なことになるのでな。昨晩の内に始末して入れ替わったわ。 何、構わんだろう? どう... -
ウルトラマンゼロの使い魔-144
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第百四十四話「六冊目『大決戦!超ウルトラ8兄弟』(その2)」 双頭怪獣キングパンドン 地獄星人スーパーヒッポリト星人 剛力怪獣キングシルバゴン 超力怪獣キングゴルドラス 風ノ魔王獣マガバッサー 土ノ魔王獣マガグランドキング 水ノ魔王獣マガジャッパ 火ノ魔王獣マガパンドン 登場 ルイズの魔力を奪った『古き本』も遂に最後の一冊となった。最後の本は、かつてウルトラマン メビウスが赤い靴の少女に導かれて迷い込んだパラレルワールドの地球。そこにはウルトラ戦士は いないのだが、そんな世界を侵略者が狙っている。才人とゼロは位相のずれた空間で、キングゲスラに 襲われる青年を発見するが、何故かメビウスが現れない。その時ゼロは気がついた。この物語では、 自分たちがメビウスの役... -
ウルトラマンゼロの使い魔-081
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第八十一話「ウルトラマン高校生」 月の輪怪獣クレッセント 登場 「……サイトさん、サイトさん」 「う~ん……」 「サイトさん、起きて下さい。もう朝ですよ」 ……シエスタの呼ぶ声で、俺は目を覚ました。 うっすらと開けた目に飛び込む景色は、俺の部屋のもの。 ……え? 俺の部屋? 「おはようございます、サイトさん」 寝転がっている俺の顔を上から覗いているのは、声の主のシエスタ。 「お、おはよう、シエスタ。……っていうか、どうしてシエスタが俺の部屋に?」 俺が尋ねかけると、シエスタは呆れたように返答した。 「もう、毎朝、起こしに来てるじゃないですか。じゃないとサイトさん、いつも遅刻するんですから」 「毎朝? えーと……いつから?」 「いつからって、いつの... -
ウルトラマンゼロの使い魔-067
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第六十七話「ハーフエルフの娘」 隕石小珍獣ミーニン 悪質宇宙人レギュラン星人 登場 入室してきた金髪の少女へと顔を上げた才人は、途端に硬直した。彼女の美貌に……容姿に、 思わず心を奪われてしまったのであった。少女の顔立ちは、宇宙一美しいと言われる 怪獣ローランもかくやというほどだった。 しかしそれ以上に目を引くところが、胸であった。何という大きさであろうか! 才人は生涯に これほど大きな女性の胸というのは見たことがなかった。魔法学院一と謳われるキュルケ以上。 たとえばルイズとは、最早比べることすらおこがましい。これぞ大怪獣サイズだ。 「ば……バスト・レヴォリューション!?」 才人はそんなことまで無意識下に叫んでいた。だがそれで少女がビク... -
ウルトラマンゼロの使い魔-148
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第百四十八話「ウルトラヒーロー勝利の時」 ウルトラダークキラー 悪のウルトラ戦士軍団 登場 本の支配者ダンプリメによって連れさらわれてしまったルイズを救出するため、ダンプリメの 待ち受ける七冊目の世界へと突入した才人とゼロ。しかしダンプリメが繰り出してきたものは、 六冊の本の世界で現れた怪獣たちの怨念を結集させて作り出した恐るべきウルトラダークキラー だった! すさまじい暗黒の力を持つ強敵相手にも果敢に立ち向かっていくゼロだったが、 ウルトラダークキラーは悪のウルトラ戦士軍団を召喚しゼロを追い詰めてしまう。本の世界の 中で孤立無援のゼロは、このまま敗れ去ってしまうのか……。 そう思われたがしかし、ゼロの窮地に現れたのは、ダンプリメに囚われたはずのルイズ であっ... -
ウルトラマンゼロの使い魔-135
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第百三十五話「三冊目『ウルトラマン物語』(その2)」 月光怪獣再生エレキング 悪質宇宙人メフィラス星人 宇宙の帝王ジュダ ジュダの怪獣軍団 登場 ルイズを救うための本の旅を行う才人とゼロ。三冊目の本は、ウルトラマンタロウの成長物語 であった。この世界では、最初は少年の年代になっているタロウをゼロは鍛えて立派なウルトラ 戦士にしていく。そしてタロウが青年に育つと、彼に地球で暗躍するメフィラス星人とその手下の エレキングの退治の命令が下った。タロウはゼロに見守られながら、地球に向かって出発したのだった! ウルトラ族が使用する宇宙船に当たる赤い球により、タロウはM78星雲からはるばる太陽系 銀河への移動を完了した。赤い球を解くと、宇宙空間から青い地球をじっと見... -
ウルトラマンゼロの使い魔-039a
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 幕間その三「春奈と光の国」 宇宙犬ラビドッグ 登場 M78星雲。それがどんな星なのか、今更説明するまでもないだろう。そこは我らがウルトラマンゼロの故郷。 M78ワールドの全てのウルトラ戦士の家。地球人の誰もが憧れる、光の国が存在するウルトラマンの星だ。 その星に今、予定外の地球人の来客が滞在している。彼女の名前は、高凪春奈。ヤプール人と 宇宙人連合の陰謀により別宇宙のハルケギニアにさらわれ、紆余曲折あった末にゼロの手で このM78ワールドに送り帰されてきて、そしてウルトラ戦士たちに保護されて光の国に招待されたのだ。 光の国、宇宙警備隊本部。その名の通り、宇宙の平和を守るウルトラ戦士たちが所属する組織、 宇宙警備隊の本部となる施設であり、光... -
ウルトラマンゼロの使い魔-065a
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 幕間その五「その時ウルトラセブンは」 宇宙斬鉄怪獣ディノゾール 宇宙斬鉄怪獣ディノゾールリバース 登場 M78ワールド。それは皆ももうよく知っている、我らがウルトラマンゼロの故郷。M78星雲の存在する、 数多のウルトラ戦士の宇宙である。 その宇宙の一画で現在、赤い流れ星が青い流れ星を追いかけ、広大な宇宙を横断していた。 「キャァ――――――――!」 青い方の正体は、青みの掛かった外骨格に全身を包んだ大怪獣。日本の尻尾をたなびかせ、 四つもある眼をギラギラと光らせる。下顎は左右に二つに分かれ、金属音に似た甲高い雄叫びを上げる。 この怪獣の名はディノゾール。驚くほどに長い歯舌を振り回し、あらゆるものを両断してしまう 恐ろしい攻撃力を持った... -
ウルトラマンゼロの使い魔
「ウルトラマンゼロ」シリーズより「ウルトラマンゼロ」を召喚(変身者は才人) プロローグ 第一話「ハルケギニアゼロ作戦第一号」 第二話「これがウルトラの歴史だ!」 第三話「姿なき脅威」 第四話「盗まれたウルトラゼロアイ」 第五話「魔法学院の青い石(前編)」 第六話「魔法学院の青い石(後編)」 第七話「王女の来訪」 第八話「陰謀襲来」 第九話「泥まみれ少年ひとり」 第十話「火山怪鳥ゼロに迫る!」 第十一話「ゼロ暗殺計画」 第十二話「ウルトラマンゼロ朝焼けに死す」 第十三話「ミラーナイト参上!」 幕間「ウルティメイトフォースゼロの旅立ち」 第十四話「ひきょうもの!シエスタは泣いた(前編)」 第十五話「ひきょうもの!シエスタは泣いた(後編)」 第十六話「SOSタルブ村」 第十七話「タルブ村の宝物」 第十八話「空飛ぶジャンボット」 第十九話... -
ウルトラマンゼロの使い魔-022
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第二十二話「魔の眼鏡 スケベ心にご用心!!(後編)」 謀略宇宙人マノン星人 登場 「やはり侵略者の一員だったか!」 正体を現したマノン星人に、アニエスが改めて銃を向けて発砲した。しかし弾丸は、マノン星人が どこからか取り出した刀身が柄の両方にあるレーザー剣にはたき落とされる。 マノン星人は剣を振るった流れで一方の切っ先をアンリエッタに向けて、そこから赤い光弾を発射した。 「陛下ッ!」 「きゃあ!」 アニエスはすぐにアンリエッタをかばい、伏せさせた。光弾はアンリエッタの頭上を越えて、 背後の壁に当たって爆発を起こした。 この隙に、マノン星人が走って地下牢から逃げ出していく。 「待てッ!」 アンリエッタをかばったアニエスに代わっ... -
ウルトラマンゼロの使い魔-009
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第九話「泥まみれ少年ひとり」 凶獣ルガノーガー カプセル怪獣ミクラス 登場 魔法学院を訪れたアンリエッタ王女から、内乱の続くアルビオンから彼女がウェールズ皇太子にしたためた、 ゲルマニアとの軍事同盟に破局をもたらす危険な手紙の回収を命じられたルイズと才人。盗み聞きをしていたギーシュと、 アンリエッタの遣わしたグリフォン隊隊長でルイズの婚約者であるワルドも加えた四人でアルビオンに向け 旅立つこととなったが、ルイズは久しぶりに会うワルドに戸惑い、才人はそんな彼女の様子に不機嫌さを隠せない。 だが二人の思いを置いて、事態は突然急展開を見せる。港町ラ・ロシェールを目指す道の途中で、空から 凶獣ルガノーガーが一行の前に立ちふさがったのだ! ルガノーガーのお... -
ウルトラマンゼロの使い魔-143
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第百四十三話「六冊目『大決戦!超ウルトラ8兄弟』(その1)」 海獣キングゲスラ 邪心王黒い影法師 登場 『古き本』に奪い取られたルイズの記憶を取り戻すために、本の世界を旅している才人とゼロ。 五冊目の世界はウルトラマンマックスが守った地球を舞台とした本であり、地上人と地底人の 存亡という地球の運命を懸けた戦いに二人は身を投じた。同じ惑星の文明同士という、本来は ウルトラ戦士が立ち入ることの出来ない非常に困難な問題であったが、最後まで未来をあきらめない 人間の行動が地底人デロスの心を動かし、二種族の対立は解決された。そして最後の障害たる バーサークシステムも停止させることに成功し、地球は未来を掴み取ることが出来たのだった。 そして遂に残された本は一冊のみとなった。... -
ウルトラマンゼロの使い魔-080
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第八十話「君がウルトラマンゼロだ」 甲冑星人ボーグ星人 熔鉄怪獣ツルギデマーガ 登場 執務室に侵入してきたボーグ星人に対し、才人、ルイズ、アンリエッタ、アニエスはそれぞれの 得物を手にした。皆臨戦態勢に入り、ボーグ星人を強くにらむ。 『ボーグ星人……宇宙人連合が壊滅したってのに、このハルケギニアの侵略をやめないってことかよ』 問いかけるゼロ。宇宙人連合はヤプールの消滅により、まとめる役割がいなくなったことで 自ずと解散となった。だが先日才人を急襲したレギュラン星人やバルキー星人のように、 連合がなくなっても侵略をあきらめない者が少なからずいるようだ。 『フッフッフッ、当然だ。ヤプールは元よりこの宇宙に来るために利用しただけ。奴を葬ってくれて、 むしろお前たちに... -
ウルトラマンゼロの使い魔-007
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第七話「王女の来訪」 銀河皇帝カイザーベリアル 帝国猟兵ダークロプス 暗黒参謀ダークゴーネ 暴れん坊怪獣ベキラ 登場 ルイズは自分のベッドの上で、夢を見ていた。舞台は生まれ故郷のラ・ヴァリエールの領地にある屋敷。 幼い頃のルイズはしばしば、デキのいい姉たちと自分を比べて叱責する母から逃げるために、 あまり人の寄りつかない中庭の池に身を隠していた。 その日も小船の中に忍び込み、用意してあった毛布に潜り込んでしくしく泣いていると、 中庭の島にかかる霧の中から、一人のマントを羽織った立派な貴族が現れた。 「泣いているのかい? ルイズ」 尋ねてきた貴族の顔は羽根つき帽子に隠れて見えないが、ルイズは彼が誰だかすぐにわかった。 子爵だ。最近... -
ウルトラマンゼロの使い魔-097
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第九十七話「双月の夜に怪獣が踊る」 月の輪怪獣クレッセント 羽根怪獣ギコギラー 硫酸怪獣ホー カプセル怪獣ミクラス 登場 クリス発案の、平民を対象とした舞踏会はとうとう許可を得られた。なかなか理解を得られない 苦難の道のりであったが、その分喜びもひとしおというもの。才人たちは開催日までの数日間、 はりきって準備を執り行った。 そしてハルケギニアの双つの月が夜天に輝くその日、遂に舞踏会の本番がやってきたのだ。 舞踏会が開始されるとともに、会場のダンスホールに招待された平民たちが大勢入ってきた。 いつもはメイドのシエスタも、今日はドレスで着飾っておもてなしされる側だ。 給仕をするのはもちろん主催のクリスたち。ギーシュとモンモランシーも仲間に戻ってきて、... -
ウルトラマンゼロの使い魔-139
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第百三十九話「四冊目『THE FINAL BATTLE』(その3)」 スペースリセッター グローカービショップ ファイナルリセッター ギガエンドラ デラシオン 隕石小珍獣ミーニン ネイチュア宇宙人ギャシー星人 チャイルドバルタン シルビィ 登場 本の世界を巡る旅も四冊目に突入。四冊目は、かつてコスモスペースで起きた、地球の存亡を 懸けた一大決戦を基にした物語だった。才人とゼロはムサシとともに、ウルトラマンジャスティスと して、将来危険な星になるとして地球のリセットを図る宇宙正義の側に立つルイズに、地球は危険では ないことを訴えかける。そして先んじて地球を攻撃するグローカー軍団に立ち向かうが、次から次へと 湧いてくるグローカーに大苦戦。それを救ったのが、ムサシと... -
ウルトラマンゼロの使い魔-003
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第三話「姿なき脅威」 猛毒怪獣ガブラ 宇宙怪獣エレキング 登場 「ガアアアアアア!」 トリステイン王国の領地の一つであるド・オルニエール内に突然出現した怪獣が、空を飛んで 駆けつけたウルトラマンゼロに向かって咆哮を上げる。姿は獅子のようだが、顔面はどことなく 人間のように見え、薄気味悪い風貌である。この怪獣は、かつてウルトラセブンと戦って 牙に仕込まれた猛毒で苦しめた、猛毒怪獣ガブラである。 「ガアアアアアア!」 ガブラは光の戦士の命も脅かした極悪な武器である牙を剥いて、ゼロに飛び掛かっていく。が、 『てんで遅いぜッ!』 その動作は、訳あって劣悪な環境で、数いるウルトラ戦士の中でも近接戦闘最強といわれる ウルトラマンレオから血反... -
ウルトラマンゼロの使い魔-051
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第五十一話「脅威のカブトザキラー」 異次元人ヤプール人 ミサイル超獣ベロクロン 一角超獣バキシム 蛾超獣ドラゴリー 火炎超獣ファイヤーモンス 異次元超人カブトザキラー 登場 超獣。その呼称をつけられた怪獣群が最初に現行地球人に観測されたのは、西暦1972年のことである。 その年、地球に突如として異次元人ヤプール人が侵略を仕掛けてきた。 ヤプール人は、それまでの侵略宇宙人とは比較にならないほどの驚異的な力を持った侵略者であった。 侵略の武力として怪獣を送り込むのは他の異星人もよく使う手段なのだが、ヤプール人は自分たちの怪獣に 独特の改造を施して、最早全く別の生物に変えたものを手駒としていたのだ。その、地球人に 「怪獣を超えた怪獣」と... -
ウルトラマンゼロの使い魔-006
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第六話「魔法学院の青い石(後編)」 磁力怪獣アントラー 登場 トリステイン魔法学院の秘宝である『破壊の杖』と『青い石』が、盗賊フーケに盗まれた。 そこでルイズ、キュルケ、タバサの三人が討伐隊に志願し、才人と案内役のミス・ロングビルを加えた 五名でフーケの潜伏先の森の小屋へ向かった。しかし小屋にフーケの姿はなく、『破壊の杖』だけが 発見された。そこに襲い掛かるフーケの土ゴーレム! 苦戦する才人を助けようと『破壊の杖』を 使おうとしたルイズだが、その正体はマジックアイテムではなく、才人の世界の武器、 スパイダーショットだった。何故か使い方を完璧に理解した才人がスパイダーでゴーレムを粉砕したのだが、 その時ロングビルがフーケの正体を露わにしてスパイダーを... -
ウルトラマンゼロの使い魔-128
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第百二十八話「一冊目『甦れ!ウルトラマン』(その1)」 宇宙恐竜ゼットン ウラン怪獣ガボラ エリ巻き恐竜ジラース 登場 王立図書館の幽霊騒動の解決を頼まれたルイズと才人。しかし、ルイズが突如として意識不明の 状態に陥ってしまう。 それから一夜明けたにも関わらず、ルイズは一向に目覚めなかった。才人は図書館の控え室にて、 焦燥した様子でウロウロと歩き回る。 「くそッ、ルイズは一体どうしちまったんだ……。いきなり倒れて、目を覚まさないなんて」 「お姉さま、原因分からないの?」 「パムー……」 シルフィードとハネジローがベッドに寝かされたルイズを見下ろし、タバサに不安げに 目を向けた。しかしタバサは力なく首を振る。 「分からない」 知識が豊富なタバサでも、... -
ウルトラマンゼロの使い魔-015
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第十五話「ひきょうもの!シエスタは泣いた(後編)」 冷凍怪人ブラック星人 雪女怪獣スノーゴン ねこ舌星人グロスト 登場 「ま、また宇宙人! しかも今度は、貴族の屋敷の中に潜り込んでるなんて!」 執事風の老人から正体を現したブラック星人に、ルイズたちは驚愕を禁じえなかった。 まさかトリステインの貴族社会の中に、既に侵略者が潜り込んでいたとは。 『ちぃッ! よもや、こんなことで正体がバレてしまうとは!』 毒づくブラック星人に、ウルトラゼロアイの銃口を突きつけたままの才人が、反対の手で 通信端末からブラック星人のデータを引き出してから詰問する。 「お前もザラブ星人の言ってた、宇宙人連合って奴の一員か!? 貴族のお屋敷に入り込んで、何が狙いだ!」... -
ウルトラマンゼロの使い魔-155
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第百五十五話「暗黒の化身」 超古代尖兵怪獣ゾイガー 超古代怪獣ゴルザ(強化) 邪神ガタノゾーア 登場 「ピアァ――――ッ!」 ガリアから飛び立ち、今まさにアクイレイアを狙ってロマリア艦隊を壊滅せしめたゾイガーの 群れは、ロマリア側の虎街道上空にて侵攻を阻止しに出動したウルティメイトフォースゼロと 激しい交戦を繰り広げていた。 『ちっくしょう! こいつら、何てスピードだ! 攻撃が全然当たんねぇぜ!』 空中でファイヤースティックを振るうグレンファイヤーが毒づいた。先ほどからゾイガーへ 向けて如意棒を振り回しているのだが、一体にさえかすりもしない。 『こっちもだ! ジャンミサイルが振り切られるとは……!』 ジャンボットもまた搭載火器をフル使用しているが、ゾイガ... -
ウルトラマンゼロの使い魔-145
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第百四十五話「六冊目『大決戦!超ウルトラ8兄弟』(その3)」 地獄星人スーパーヒッポリト星人 剛力怪獣キングシルバゴン 超力怪獣キングゴルドラス 風ノ魔王獣マガバッサー 土ノ魔王獣マガグランドキング 水ノ魔王獣マガジャッパ 火ノ魔王獣マガパンドン 究極合体怪獣ギガキマイラ 巨大暗黒卿巨大影法師 登場 最後の本の世界への冒険に挑む才人とゼロ。最後の世界は、メビウスが不思議な赤い靴の少女に 導かれて入り込んだもう一つの地球の世界。ここで才人たちはメビウスの代わりに、侵略者に立ち向かう 七人の勇者を探すことに。しかしまだ一人も見つけられていない内に、怪獣キングパンドンが 襲撃してきた! それはゼロが倒したのだが、直後に怪獣を操るスーパーヒッポリト星人が出現し、 ... -
ウルトラマンゼロの使い魔-162
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第百六十二話「ハルケギニアはウルトラマンの星」 死神 最強合体獣キングオブモンス 巨大顎海獣スキューラ 骨翼超獣バジリス 根源破滅天使ゾグ 登場 根源的破滅招来体。それはある次元宇宙の地球を外宇宙より突如として襲った、謎の存在。 ワームホールから送り込まれた宇宙戦闘獣コッヴを皮切りに、様々な種類の怪獣による攻撃、 電子生命体や精神寄生体を用いた工作活動、人間に対する洗脳などの心理攻撃、果ては天体生物に よって地球そのものの破壊を狙うといった、ありとあらゆる手段で地球人類の抹殺を目論んだ。 その正体は、最後まで不明のままであった。どんな姿をしているのか、本拠地はどこなのか、 何故執拗に人間の抹殺を図ったのか、その全てが今もなお謎に包まれている。しかし地球に生き... -
ウルトラマンゼロの使い魔-130
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第百三十話「一冊目『甦れ!ウルトラマン』(その3)」 恐怖の怪獣軍団 宇宙恐竜ゼットン 登場 才人は精神を囚われたルイズを救うべく、本の世界への旅を始めた。最初は初代ウルトラマンが 地球を防衛していた時代を描いた物語。しかし肝心のウルトラマンはゼットンに敗北したことが 原因で、失意の底にあった。才人は憧れのヒーロー、ウルトラマンを懸命に励ます。そんな中出現 したのは、日本中に出現したすさまじい数の怪獣軍団! その前にゼロも苦戦を強いられ、ピグモンが ドドンゴの攻撃を受ける。それを目の当たりにしたハヤタは遂に立ち上がり――ウルトラマンが 甦ったのだった! 「ヘアッ!」 今一度地球を守るべく立ち上がったウルトラマンは、颯爽と怪獣たちの間に飛び込んで ギガス... -
ウルトラマンゼロの使い魔-033
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第三十三話「マグマ星人の復讐」 サーベル暴君マグマ星人 銀河星人ミステラー星人(悪) 緑色宇宙人テロリスト星人 登場 『現れやがったなぁ、ウルトラマンゼロぉッ!』 才人から変身したゼロに、巨大化したマグマ星人は大きく歯ぎしりをして、憎々しげな 視線を浴びせた。 『何度も何度も俺様たちの侵略を邪魔しやがって! 今日という今日は勘弁ならんッ! バラバラに切り裂いて地獄に送ってやるッ!』 マグマ星人の恫喝に、ゼロは下唇をぬぐいながら返した。 『勘弁ならねぇってのは、こっちの台詞だぜ! テメェら全員、ハルケギニアから叩き出してやる!』 『抜かせッ! この間の復讐だ! 今からぶっ殺してやらぁッ!』 マグマ星人がサーベルを振り上げたのを合... -
ウルトラマンゼロの使い魔-028
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第二十八話「その名は春奈」 サーベル暴君マグマ星人 侵略宇宙人ナターン星人 登場 『はぁッ!』 「うりゃあッ!」 マグマ星人のサーベルと、デルフリンガーの刃がぶつかり合う。二人の刃が重なり、激しい金属音が鳴った。 『ふんッ! はぁッ!』 「くッ!」 一旦互いに剣を下げると、マグマ星人がサーベルをピュンピュン鳴らして振り回し、才人に 斬りかかる。才人は斬撃の連続を、デルフリンガーで受け止める。 『はぁぁぁッ!』 次は、サーベルの連続突きが押し寄せる。それも、デルフリンガーで耐えしのいだ。 『今だ相棒ッ!』 「せやッ!」 連続突きの合間のかすかな隙を見つけたデルフリンガーが合図を出すと、才人が水平切りを繰り出した。 マ... -
ウルトラマンゼロの使い魔-140
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第百四十話「五冊目『ウルトラCLIMAX』(その1)」 機械獣スカウトバーサーク 機械人形オートマトン 古代怪鳥レギーラ 超音速怪獣ヘイレン 登場 ルイズの記憶を取り戻すために、本の旅を続行する才人とゼロ。四冊目はコスモスペースの 歴史を元にした本であり、地球に訪れた最大の危機にゼロはウルトラマンコスモスとともに 立ち向かった。宇宙正義に則って地球のリセットを行おうとするデラシオンのリセッター ロボット軍団に、ムサシとコスモスが関わった人間と怪獣たち、そして真の正義に目覚めた ウルトラマンジャスティスと懸命に戦い続け、遂にはデラシオンの心を動かし地球を守り抜く という奇跡を達成したのであった。 だが本はまだ後二冊残っている。五冊目の本の旅を開始する直前、才人... -
ウルトラマンゼロの使い魔-036
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第三十六話「怪しい職人」 ロボット怪獣ビルガモ 異次元宇宙人イカルス星人 四次元ロボ獣メカギラス ロボ怪獣メガザウラ 侵略変形メカ ヘルズキング 登場 トリスタニアの住宅街。怪獣たちの襲撃や宇宙人の攻撃、更には爆弾事件により街の各地が 見るも無残に破壊されたが、幸いなことにゴルドンから採取された黄金が豊富にあり、 その一部を復興資金に充てることで、再建が急ピッチで進められていた。ただ、職人の手が トリステイン国だけでは全く足りなかったので、国外から職人を大勢招いての再建となっている。 そしてその日々の中で、住宅街に暮らす少年が寝室から、隣の復興現場に建てられた仮設住宅を 長いこと観察していた。彼は怪獣の脅威からウルトラマンゼロに救われ... -
ウルトラマンゼロの使い魔-102
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第百二話「閉ざされた夢幻」 暗殺宇宙人ナックル星人グレイ 夢幻魔獣インキュラス 夢幻神獣魔デウス 登場 リシュに夢の世界へ囚われた才人を救出するため、クリスの力で夢の世界へと侵入したルイズ。 だがサキュバス・リシュの力は自分の想像をはるかに超えたものであった。勝ち目がないと、 ルイズは心が折れそうになったが、そこに塚本たちの激励を受ける。更にルイズの応援にやってきた デルフリンガーの分析により、サキュバスも夢の中で完全に無敵ではないということを知った。 操られている才人の心を取り戻すことさえ出来れば、サキュバスの力に打ち勝つことが出来る……。 ルイズは一世一代の大勝負に出ることを決意したのだった。 翌日――夢の世界で『翌日』と言うのも奇妙な感じだが、とに... -
ウルトラマンゼロの使い魔-104a
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 幕間その七「80の目覚め」 数百年の眠りから目覚め、才人を主として魔法学院の人々を、才人の記憶から作り出した 夢の世界にいざなったサキュバス・リシュ。その力を利用して百の怪獣軍団を生み出そうという 悪しき野望を抱いたナックル星人。彼らの陰謀は、ゼロと才人、ルイズたちの光によって くじかれた。ハルケギニアには再び平和が戻ったのだった。 しかしその勝利には、ゼロとは別のウルトラ戦士の力も加わっていた。それはウルトラマン80。 ウルトラマン先生が自分の担任だったら、という才人の内に秘めた願いをリシュが図らずも叶えた ことで、遠く宇宙の壁を隔てたM78ワールドから、80の精神が夢の世界にやって来ていたのだ。 これぞアンバランスゾーンの引き起こした摩訶不思議な奇跡といえるだ... -
ウルトラマンゼロの使い魔-103
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第百三話「ゼロ最大のピンチ!変身!ウルトラマン80」 暗殺宇宙人ナックル星人グレイ 夢幻魔獣インキュラス 夢幻神獣魔デウス 超怪獣スーパーグランドキング 登場 さらわれた才人を救い出すため、リシュの支配する夢の世界への侵入を行ったルイズ。 リシュの力は想像以上に強大であったが、デルフリンガーや夢のクラスメイトたちの激励により 奮起したルイズは、遂にリシュの力を覆して才人の心を取り戻すことに成功した。しかしそこで 知ったのは、リシュの悲しい身の上だった。このままリシュを封印して終わりでいいのか……。 悩むルイズたちであったが、事態は風雲急を告げる。リシュに協力していたナックル星人が 本性を現し、インキュラスを使ってリシュを捕らえたのだ。ナックル星人の目的とは、彼女... -
ウルトラマンゼロの使い魔-132
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第百三十二話「二冊目『わたしは地球人』(その2)」 地球原人ノンマルト 復活怪獣軍団 守護神獣ザバンギ カプセル怪獣ウインダム カプセル怪獣ミクラス 登場 『古き本』に精神を囚われたルイズを救うため、本の世界への旅立ちを決意した才人。 一冊目の『甦れ!ウルトラマン』を完結させ、次に入ったのはウルトラセブンの世界。 ……だがそこは正史の歴史から枝分かれした、地球防衛軍が過剰防衛に走ってしまって いる危うい世界であった。更に中国奥地から発掘され、何故かトップシークレットとして 封印されたオーパーツを巡り、セブンの周りにノンマルトを名乗る女の影が見え隠れする。 果たして才人は……ゼロは、己の父ではないセブンを導き、この世界を無事完結に至らす ことが出来るのだろうか... -
ウルトラマンゼロの使い魔-131
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第百三十一話「二冊目『わたしは地球人』(その1)」 蛸怪獣ガイロス 恐竜 地球原人ノンマルト 登場 トリステイン王立図書館にあった六冊の『古き本』に精神力を奪われ、目覚めなくなって しまったルイズ。才人はルイズを救うために、司書リーヴルの力を借りて本の世界の攻略を 始める。そして一冊目の『甦れ!ウルトラマン』を激闘の末に、完結に導くことに成功したが、 残念ながらルイズに変化は見られなかった。 それから一夜明け、才人は二冊目の攻略に臨む。 「……シエスタ、ルイズの様子はどうかな」 ルイズを寝かせている図書館の控え室で、才人は昨日からルイズの看護に加わったシエスタに、 ルイズの容態を尋ねた。が、シエスタは残念そうに首を振った。 「昨日から、同じままです... -
ウルトラマンゼロの使い魔-013
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第十三話「ミラーナイト参上!」 分身宇宙人ガッツ星人 極悪宇宙人テンペラー星人 暗殺宇宙人ナックル星人 登場 他世界宇宙、マルチバースというものをご存じだろうか。我々が暮らす星、地球が宇宙に存在するのは常識だが、 その宇宙も一つだけではない。宇宙に地球以外の星が数多にあるように、宇宙も無数に存在する。 この多数の宇宙を内包する超空間がマルチバースと呼ばれている。 本来なら滅多なことがない限り干渉し合うことのない別宇宙だが、ある時、未だ謎の多い怪獣墓場から 違う宇宙へと迷い込んだ存在が現れた。その存在――邪悪なM78星雲人、ベリアルは別宇宙、アナザースペースを たちまち蹂躙し、巨大帝国を築き上げて恐怖で支配した。ベリアルの力はアナザースペースに... -
ウルトラマンゼロの使い魔-137
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第百三十七話「四冊目『THE FINAL BATTLE』(その1)」 スペースリセッター グローカーボーン 登場 『古き本』も遂に三冊、半分を完結させることに成功した。するとそれまでずっと眠り続 けていたルイズが目を覚ました! 喜びに沸く才人たちであったが、現実はそう甘くはなかった。 目覚めたルイズは、全ての記憶を失っていたのだ。自分の名前すら思い出せないありさま。 ぬか喜びだったことが分かり、才人たちは思わず落胆してしまった。 やはり、『古き本』の攻略は最後まで進めなければならないようだ。 三冊目攻略の翌朝、ルイズの看護を担っているシエスタが、ルイズのいるゲストルームに入室する。 「おはようございます、ミス・ヴァリエール。お加減は如何ですか?」 ルイ... -
ウルトラマンゼロの使い魔-004
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第四話「盗まれたウルトラゼロアイ」 宇宙ハンター クール星人 宇宙怪獣エレキング カプセル怪獣ウインダム 双頭怪獣パンドン 変身怪人ピット星人 登場 虚無の曜日。それは地球文明の日曜日に当たる週の休日であり、トリステイン王国のブルドンネ街は 休みを利用して買い物に出たり、その買い物客を自分の店に招こうと声を張り上げたりしている人たちで 賑わいを見せていた。 だがその平和の光景は、たった一瞬で破られた。突如空から、見えない何者かの攻撃が街を焼き、 同時にハルケギニアにおいて初めて街中に出現した怪獣エレキングが猛威を振るい出したのだ。 あまりに突然なことの上、怪獣災害を経験したことが一度もないトリスタニアの民はどうすればいいのか分からず、... -
ウルトラマンゼロの使い魔-030
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第三十話「ダダVSギギ」 三面怪人ダダ 三面異次元人ギギ 登場 「『ファイアー・ボール』!」 「『ジャベリン』!」 キュルケが火球を、タバサが氷の槍を放ち、自分たちを取り囲んだギギXY08と09を攻撃する。 「ギギッ!」 しかしギギたちは足を全く動かさないで、高速で横にそれて二人の攻撃を回避した。そのまま 07と合わせて、五人の周囲を旋回して翻弄する。 「速いッ!」 キュルケたちは、アルビオンで自分らを軽くあしらったガッツ星人を思い出した。その時と全く同じ、 慣性すら無視した超高速移動だ。しかも今回は、三人もいる。 「これじゃ、こっちから手が出せないわ……!」 ルイズの杖先が大きく迷う。ギギの動きが速すぎて、狙いを定めるこ... - @wiki全体から「ウルトラマンゼロの使い魔」で調べる