あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ内検索 / 「ゼロの使い魔様は根腐れしてやがる!!-04b」で検索した結果
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ゼロの使い魔様は根腐れしてやがる!!-04b
前ページゼロの使い魔様は根腐れしてやがる!! 「こ・・・これが学園の秘宝・・・破壊のヒトって・・・」 ルイズ一行の目の前に鎮座するは学園の秘宝中の秘宝『破壊のヒト』 「・・・ってそのまんま人間じゃないのよぉ!!」 ルイズが大声で叫ぶのも無理は無い その姿、筋肉隆々とし、徹底的に鍛え上げられたモノだと素人でもわかる 「なかなかいい男じゃない」 彫の深い、丹精に整ったバタ臭い顔立ち そしてよく似合う赤で染め上げられた衣装 「・・・眉毛・・・太い 聞いた特徴と一致している」 伸ばした金髪よりも激しく主張する黒色のふと眉毛 「「「これが『破壊のヒト』なの」」」 破壊のヒトと呼ばれた謎の青年は状況をよく理解してないのかにこやかに手を振っていた 「と、とりあえず回収して一旦体制を・・・」 ルイズが喋り終わらない... -
ゼロの使い魔様は根腐れしてやがる!!-02
前ページ次ページゼロの使い魔様は根腐れしてやがる!! 根腐博士一行がハルケギニアにやってきたその日の夜、 ルイズの部屋では博士一行とルイズによる情報交換が行われていた。 「ふーん、それじゃああんた達は異世界から来たって言うの?」 「オフコース!!まさにそのとぉーーーり!!」 「それで、そのゴミバケツがタイムマシーンとか言う時間を移動する機械?」 「そのぉとーーり!!」 目の前で体を高速回転させてビシリと指を突きつけくる愉快生物ども(根腐博士とその愉快な助手たち)を 半眼で見ながルイズは膝で寝息を立てるゾーリンちゃんを撫で一つため息をついて言い放った。 「馬鹿じゃないの・・・そんなのある訳・・・」 その言葉は続かず・・・ ゲシッと博士にルイズは蹴られて、ガッポンン!!とタイムマシンの中に落とされたのでした 「百聞は... -
ゼロの使い魔様は根腐れしてやがる!!-04a
前ページ次ページゼロの使い魔様は根腐れしてやがる!! 「土くれを捕まえようと言うものはだれもおらんのかぁ!!」 冒頭から大声を出して怒っているのは魔法学院の最高責任者 オールド・オスマン その怒気にあてられても萎縮するばかりで教師陣は自ら動こうと言う気概のある者はいなかった 「・・・まったく・・・情けないわい」 職員室にオールド・オスマンのため息が響いた 話は前日の夜までに遡る その日、ルイズは魔法の練習を本塔近くで練習していた 「いやぁ、がんばるねぇ」 「ふん、とぉうぜんよ!!」 そこに現れたのはみなさんご存知、根腐博士 手には何かを持っていた。 「・・・それ何?」 「かき氷、がんばっているルイズ君、ご褒美にプレィゼントォ!!」 「ふ・ふん・・・貰ってあげない事も無いんだからね」 まるでツンデレの鏡のごとくそっ... -
ゼロの使い魔様は根腐れしてやがる!!-03
前ページ次ページゼロの使い魔様は根腐れしてやがる!! 「ご・・・誤解なんだ!!二人とも!!」 いきなりの大声で自分の無実を力説するのは ミスターかませ とか、ヤム○ャの系譜とか 色々と言われる男、ギーシュ・ド・グラモン 彼が何故こんなにあせっているのかと言うと、話はちょっと前に遡る アルヴィースの大食堂、ここでギーシュと友人たちが年頃特有の恋話に華を咲かせていた時の事だった ふいにギーシュのポケットから香水の瓶が落ちた それをたまたまシエスタが拾い、持ち主に返そうとした。 だがギーシュはそれを受け取らなかった、いや受け取れなかったのだ この場では、 理由は彼が香水をプレゼントされたモンモランシーの他に1年生のケティと言う女の子に浮気をし、 あまつさえ、その二人がすぐそばにいると言う状態 なんとかして最悪の事態は避けたい そ... -
ゼロの使い魔様は根腐れしてやがる!!-01
前ページ次ページゼロの使い魔様は根腐れしてやがる!! それは春の使い魔召還の儀に突然やってきた。 何度も失敗しても諦めなかったルイズの召還に答えてやって来た。 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・ それは天に悠々とそびえ立っていた。 「ゼロ・・・のルイズが・・・」 誰かが呟いた。その声に嘲りと多少の哀れみを込めて、 「う・・そ・・・」 ルイズは泣きそうな顔で目の前の現実を否定しようと、教師であるコルベールに涙目で訴える。 だが、コルベールはなんとも残念な表情で冷たく重い一言を言い放つ 「残念ながらやり直しは出来ません」・・・と、 そしてルイズは召還されたモノに対峙した。 学友であるはずの男子からは蔑みの言葉が飛び交い、女子からは哀れみの視線が突き刺さる。 だが、彼らはまだ、その雄雄しくそびえるソレが彼らの想... -
長編(五十音順)-10
わ行 作品タイトル 元ネタ 召喚されたキャラ 更新日時 ゼロの使い魔様は根腐れしてやがる!! ワールドヒーローズ2(雑君保プ版) 根腐博士とその一行 2009-01-02 21 13 10 (Fri) 戴天神城アースガルズッ! ワイルドアームズ アースガルズ 2009-10-03 22 16 39 (Sat) 銀の左手 破壊の右手 WILD ARMS 2nd IGNITION アナスタシア 2010-11-07 00 22 29 (Sun) 約束は次元を超えて Wild Arms XF フィアース 2009-02-02 01 02 48 (Mon) ZERO 輝く季節から ONE 輝く季節へ 折原浩平 2007-10-08 17 46 41 (Mon) Mr.0の使い魔 ワンピース MR.0(クロコダイル) 2008-02-21 11 31 50 (Thu) エデンの林檎 ワンピ... -
ゼロの使い魔様は根腐れしてやがる!!
マンガ ワールドヒーローズ2(雑君保プ版)から根腐博士とその一行 1話目 2話目 3話目 4話目 前編 4話目 後編 -
ゼロの使い魔人
東京魔人學園伝奇シリーズから、『陽の黄龍の器』こと、 緋勇龍麻 ゼロの使い魔人-01 ゼロの使い魔人-02 ゼロの使い魔人-03 ゼロの使い魔人-04 ゼロの使い魔人-05 ゼロの使い魔人-06 ゼロの使い魔人-07 ゼロの使い魔人-08 ゼロの使い魔人-09 ゼロの使い魔人-10 ゼロの使い魔人-11 -
ゼロの使い魔はメイド
「シャーリー」からシャーリー・メディスン召喚 ゼロの使い魔はメイド-01 ゼロの使い魔はメイド-02 ゼロの使い魔はメイド-03 ゼロの使い魔はメイド-04 ゼロの使い魔はメイド-05 ゼロの使い魔はメイド-06 ゼロの使い魔はメイド-07 ゼロの使い魔はメイド-08 ゼロの使い魔はメイド-09 ゼロの使い魔はメイド-10 -
ゼロの使い魔・ブルー編
「サガ フロンティア」のブルー ゼロの使い魔・ブルー編-01 ゼロの使い魔・ブルー編-02 ゼロの使い魔・ブルー編-03 ゼロの使い魔・ブルー編-04 ゼロの使い魔・ブルー編-05 ゼロの使い魔・ブルー編-06 ゼロの使い魔・ブルー編-07 ゼロの使い魔・ブルー編-08 ゼロの使い魔・ブルー編-09 ゼロの使い魔・ブルー編-10 ゼロの使い魔・ブルー編-11 ゼロの使い魔・ブルー編-12 ゼロの使い魔・ブルー編-13 ゼロの使い魔・ブルー編-14 ゼロの使い魔・ブルー編-15 ゼロの使い魔・ブルー編-16 ゼロの使い魔・ブルー編-17 ゼロの使い魔・ブルー編-18 ゼロの使い魔・ブルー編-19 ゼロの使い魔・ブルー編-20 ゼロの使い魔・ブルー編-21 ゼロの使い魔・ブルー編-22 -
ゼロの使い魔BW
『ポケットモンスターブラック・ホワイト』より主人公(男、デフォネーム『トウヤ』) ゼロの使い魔BW-01 ゼロの使い魔BW-02 ゼロの使い魔BW-03 -
ゼロの使い魔異聞~お前の魔法で天を突け!~
「天元突破グレンラガン」よりカミナ ゼロの使い魔異聞~お前の魔法で天を突け!~-1 第1話「私を誰だと思っていやがる!」 ゼロの使い魔異聞~お前の魔法で天を突け!~-2 第2話「あんた、私の召使になりなさい」 ゼロの使い魔異聞~お前の魔法で天を突け!~-3 第3話「俺の名前はカミナだ!」 -
長編(話数順)-02
長編(ページ数順05~14P) ※総ページ数をカウント(例:第○話が前後編なら2ページ分、外伝や幕間も加算) 長編(話数順01~04P)へ 長編(話数順15P~)へ 10~14P 05~09P 10~14P 作品タイトル 元ネタ 召喚されたキャラ 更新日時 超魔王(?)使い魔 魔界戦記ディスガイア ラハール 2007-07-21 17 35 48 (Sat) ゼロの皇帝 ロマンシング サ・ガ2 最終皇帝 2009-10-03 22 10 54 (Sat) 0G 影技-シャドウスキル G・カイン・ファランクス 2009-10-03 21 26 29 (Sat) 使い魔の夢 仮面ライダー555 乾巧 2007-08-30 01 45 09 (Thu) 竜が堕ちゆく先は ドラッグ オン ドラグーン アンヘル 2007-08-29 23 27 27 (Wed) 使い魔の... -
ゼロの使い魔は魔法使い(童貞)
「ドスペラード」のエイジを召喚 ゼロの使い魔は魔法使い(童貞)-01 ゼロの使い魔は魔法使い(童貞)-02 ゼロの使い魔は魔法使い(童貞)-03 ゼロの使い魔は魔法使い(童貞)-04 -
ゼロの使い魔人-01
前ページ次ページゼロの使い魔人 …時に西暦2004年12月24日深夜。 日本国東京都、新宿区私立天香學園高等學校…の地下深く。 「うおおぉぉぉぉっ!!」 一瞬前迄、自分の身体があった所へ一抱え程もある岩塊が落下し、砕け散る。 止む事無く聴覚を独占する、不気味な地鳴りと不快な振動音。 頭上より落ち続ける土くれと埃の量は増す一方。 そんな修羅場の直中を、振り返らず、足を止めず只駆け抜ける人影……。 何故、彼はそんな状況に陥ったのか……。 ――遥か昔。この地には、今は失われた文化と技術に支えられた文明が存在った。 それを神の力だのと思い上がった者達は、驕慢極まる振舞いの結果、自分自身すら制御の 出来ない存在を生み出し、処置に困った挙句、そいつを『臭い物には蓋を』の如く、地下深くに閉じ込め 『無かった事』にし、事態の収拾を謀り、それは上手く... -
ゼロの使い魔消失事件
本格推理SS ゼロの使い魔消失事件-事件編 ゼロの使い魔消失事件-解決編 ゼロの使い魔消失事件-終末編 -
ゼロの使い魔ももえサイズ
「ももえサイズ」の死神ももえを召喚 参考 ももえサイズ(wikipedeia) ゼロの使い魔ももえサイズ-1「ゼロの使い魔ももえサイズ」 ゼロの使い魔ももえサイズ-2「ゼロの使い魔死神フレイム二年生ももえサイズ」 ゼロの使い魔ももえサイズ-3「ゼロの使い魔死神フレイムデルフリンガーシルフィード二年生ももえサイズ」 ゼロの使い魔ももえサイズ-4「ゼロの使い魔死神友情フレイムデルフリンガーシルフィード香水下級生ももえサイズ」 ゼロの使い魔ももえサイズ-4.5「出張由美ちゃん~はじまりは超展開~」 ゼロの使い魔ももえサイズ-5「ゼロの使い魔死神友情タバサの裏設定フレイムデルフリンガーシルフィード香水下級生ももえサイズ」 ゼロの使い魔ももえサイズ-6 「ゼロの使い魔死神友情タバサの裏設定タバサの母フレイムデルフリンガーシルフィード香水下級生ももえサイズ」 ゼロの使い魔も... -
ゼロの使い魔~我は魔を断つ双剣なり~
「機神飛翔デモンベイン」の二闘流(トゥーソード/トゥーガン) ゼロの使い魔~我は魔を断つ双剣なり~-01 ゼロの使い魔~我は魔を断つ双剣なり~-02 ゼロの使い魔~我は魔を断つ双剣なり~-03 ゼロの使い魔~我は魔を断つ双剣なり~-04 ゼロの使い魔~我は魔を断つ双剣なり~-05 ゼロの使い魔~我は魔を断つ双剣なり~-06 ゼロの使い魔~我は魔を断つ双剣なり~-07 ゼロの使い魔~我は魔を断つ双剣なり~-08 ゼロの使い魔~我は魔を断つ双剣なり~-09 ゼロの使い魔~我は魔を断つ双剣なり~-10 ゼロの使い魔~我は魔を断つ双剣なり~-11 ゼロの使い魔~我は魔を断つ双剣なり~-12 ゼロの使い魔~我は魔を断つ双剣なり~-13 ゼロの使い魔~我は魔を断つ双剣なり~-14 ゼロの使い魔~我は魔を断つ双剣なり~-15 ゼロの使い魔~我は魔を断つ双剣なり~-1... -
ゼロの使い
ドラクエ7(漫画版)からメディルの使いを召喚 ゼロの使い-01 ゼロの使い-02 ゼロの使い-03 ゼロの使い-04 ゼロの使い-05 ゼロの使い-06 ゼロの使い-07 ゼロの使い-08 ゼロの使い-09 ゼロの使い-10 ゼロの使い-11 ゼロの使い-12 ゼロの使い-13 ゼロの使い-14 -
ゼロの使い魔人-04
前ページ次ページゼロの使い魔人 ――鼓膜をつつき回す電子音が、沈み込んでいた彼の意識を『現実』へ引き揚げる。 (う……) ぼやけた目を一、二度しばたたかせた龍麻は、更に指で軽く瞼の上から揉んで視界をはっきりさせる。 「…俺は、――そうだったな」 回転を始めた脳細胞が、彼自身が置かれた状況を余す所無く伝えて来る。 龍麻はその事実に一つ溜め息を付くと、腕時計のアラームを止め、その場で上体を伸ばした。 被っていた毛布を畳んで側に置くと、ブーツの紐を締め直し、相棒たる黄龍甲を腕に着け、立ち上がるとおもむろに部屋を見回した。 ――十二畳程の室内。机に本棚、来客用の椅子と小テーブルやクローゼット、天蓋付きのベッド…。 そのどれもが、手の込んだ細工と意匠が施された、上質な代物であるのは一目で解る。 そして…寝台で穏やかな寝息を上げている、龍麻にとっての疫... -
ゼロの使い魔―銀眼の戦士―
「クレイモア」の高速剣のイレーネ ラファエラ対峙後で右腕が常人の力程度に再生した状態 ゼロの使い魔―銀眼の戦士― 1 ゼロの使い魔―銀眼の戦士― 2 ゼロの使い魔―銀眼の戦士― 3 ゼロの使い魔―銀眼の戦士― 4 ゼロの使い魔―銀眼の戦士― 5 ゼロの使い魔―銀眼の戦士― 6 ゼロの使い魔―銀眼の戦士― 7 ゼロの使い魔―銀眼の戦士― 8 ゼロの使い魔―銀眼の戦士― 9 軽い用語解説 『イレーネ』 組織のかつてのNo2。高速剣のイレーネの異名を持ち、No2だが歴代No1にも匹敵する力を持つ。クレア曰く「化物だな…お前も」最強の覚醒者『プリシラ』により左腕を奪われ瀕死の重傷を負うも辛うじて生存していた所に、右腕を失ったクレアを救う。高速剣と自身の右腕を託した。 『妖魔』 人の臓物を喰らい、人に化ける化物。 『クレイモア』 妖魔の血肉を取り込み、... -
美的センスゼロの使い魔
バスタード!よりダイ・アモン伯爵を召喚 美的センスゼロの使い魔-1 美的センスゼロの使い魔-2 -
ゼロの使い魔-闇の七人
「The Elder Scrolls IV OBLIVION」(海外ゲーム)より、アルゴニアンと闇の一党を召喚 ゼロの使い魔-闇の七人-1 ゼロの使い魔-闇の七人-2 -
ゼロの使い魔~緑と蒼の使い魔~
「ローゼンメイデン」の蒼星石と「仮面ライダーカブト」の矢車想 第一章 ゼロの使い魔 緑と蒼の使い魔-01 第一話 召喚 -
ゼロの使い-02
前ページ/ゼロの使い/次ページ 一瞬で自室に到着した彼女はまさに開いた口が塞がらなかった。 「さて、ここなら落ち着いて話も出来よう。まずはここがどういう世界で、お前が何者かを聞かせてくれ。」 唐突に出た使い魔の言葉を聞き、ようやく彼女は我に返った。 普段なら「使い魔の分際で~」となる所だが、せっかく呼び出した虎の子の超強力メイジ。 せいぜい機嫌を損ねまいと、彼女は「通常より」丁寧に返事した。 「この世界はハルケギニア。そしてここはトリステイン国の魔法学院よ。」 「ほう・・・やはりここは異世界であったか・・・」 「私はルイズ・h・・・」 「なるほど、ルイズか。」 「ちょっと!最後まで聞きなさいよ!!」 「長くなりそうなのでな。で、何の用で私を呼び出した。」 「むぅ・・・使い魔とするためよ。主人と感覚を共有したり、秘薬の... -
ゼロの使い魔ももえサイズ-2
前ページ次ページゼロの使い魔ももえサイズ 「そういえば私ここに持ってきたものがあるんだけど」 ももえはルイズに別の世界から来たという証拠を見せるように要求された。 「何よ、これが証拠なの? なんか白い布をかぶった人の体のように見えるけど……」 「まあ大した事ないんだけどちょっと見てみてよ。 ―――余った私の本来の体」 「きゃあああああああ!!!!!」 ルイズは思わず悲鳴を上げた。そこにはあるべきはずの首が無いのである。 なぜか手を振っていた。吐きたくなってきた。 「な、なんでこんな事が………」 「だから昨日から言ってるじゃん。 私ははじめ、悪魔の体を持つ死神から斬られたから存在を肩代わりされちゃったのよ。」 ももえはやれやれとつぶやきながら説明する。 「で、今はその影響で現れた悪魔を追いかけてここに来たんだけど、 このカマで斬られたも... -
ゼロの使い魔×相棒 ~トリステイン魔法学院特命係~
「相棒」より、杉下右京を召喚 ゼロの使い魔×相棒 ~トリステイン魔法学院特命係~-01 ゼロの使い魔×相棒 ~トリステイン魔法学院特命係~-02 ゼロの使い魔×相棒 ~トリステイン魔法学院特命係~-03(前編)/(後編) ゼロの使い魔×相棒 ~トリステイン魔法学院特命係~-04(前編①)/(前編② -
ゼロの使い魔BW-01
前ページ次ページゼロの使い魔BW 抜けるような青空、というのはこういった空のことを言うんだろうか。 ぼんやりとした思考で、少年はそんなことを思った。 視線を落とせば、豊かな草原が一面に広がっている。暖められた草の、青臭い匂いが鼻をくすぐる。 遠くに、石造りの立派な城が見えた。彼が居たはずのイッシュでは、余り見ないタイプの建物だ。 だけどよくよく考えれば、以前に『彼』と雌雄を決したのも『城』だったなと思う。そう考えれば、そんなに不思議でもないのかもしれない。 ただそれも、彼が直前まで居たのが『海底遺跡』でなければの話だ。 海の底にある古びた遺跡のそのまた最奥に居たはずの自分が、何故こんな開けた場所に居るのか。 混乱している思考でそんなことを考えているところに、背後から声をかけられた。 「あんた誰?」 振り返れば、見慣れな... -
ゼロの使い魔外伝‐災いのタバサ‐
※タバサが平成版ガメラに登場するギャオスを召喚。 ゼロの使い魔外伝‐災いのタバサ‐1 ゼロの使い魔外伝‐災いのタバサ‐2 ゼロの使い魔外伝‐災いのタバサ‐3 ゼロの使い魔外伝‐災いのタバサ‐4 -
ゼロの使い魔はメイド-03
前ページ次ページゼロの使い魔はメイド シャーリー・メディスンが魔法の世界ハルケギニアに召喚されて、数日がすぎた。 少しずつ新しい環境にも慣れ、少女は元気に毎日を生きている。 召喚主であり、雇い主であるルイズのメイドとして。 本来はメイジを守る使い魔と召喚されたわけだが、凡庸な十三の少女にそんなものを求めるほうが間違っている。 というわけで(ルイズにすればやむなく、だが)、シャーリーはメイドになった。 元もとメイド志望であった少女は、予期せぬことながらも、一応希望通りの職につくことができたわけである。 ある意味結果オーライというやつかもしれない。 時刻はお昼前。 まだ主人が授業を受けている間、シャーリーは洗濯にはげんでいた。 ルイズの分は早朝時に終わっている。 これは、他のメイドの手伝いだ。 他の使い魔は主人と一緒に教室にいるものも... -
ゼロの使い魔人-02
前ページ次ページゼロの使い魔人 …天を貫くかの様に高く掲げられた杖が、鋭く振り下ろされた。 果たして、この挙動を何十回繰り返しただろうか? ただ一心に呪を紡ぎ、 己が裡に在るだろう《力》を注ぎ、解き放つ。 だが……。それに応えるのは、只の土煙と爆音。そしてそれにも増して不快で自身を辱める、 男女入り交じった嘲弄の雨だった。 この日を迎えるにあたって、彼女は心身共に入念な準備を施し、不退転の決意を胸に臨んだ。 ――が、度重なる失敗と外野からの呵責無い悪罵、野次がもたらす、焦りと無力感は体力に集中力をも蝕み、 それらが相俟って、『もう後が無い』という事実を彼女に自覚させる。 揺らぐ身体と心に鞭打ち、天地全てに届けといわんばかりの声で、彼女は呪を構築し詠み上げた。 そして……。遂に「それ」が彼女の眼前に顕れた。 それ迄の爆発では無い。七色に煌... -
ゼロの使い-04
前ページ/ゼロの使い/次ページ その日の夜、メディルは主人の部屋で、ルイズから大目玉を食らった。あの決闘騒ぎの後、強制的に部屋に連行されたのだ。 「いい!?あんたの魔法はどれ一つとっても桁外れなんだから、矢鱈と他人に撃つんじゃないわよ!?」 「御意。」 そんな人物に決闘を任せたのは誰だと、彼は反論しなかった。 不本意とはいえ、彼女は今の自分の主。逆らうことは出来ない。 その時―メディルは微かな空気の震えを感じ取った。 「何か聞こえなかったか?」 「はぁ?何も聞こえないわよ。気のせいじゃないの?」 「そうか?中庭の方から巨人が壁を殴るような音が聞こえたのだが・・・」 「・・・もしかして・・・」ルイズが何かを思い出し、ベッドから立ち上がり、机の上に置いた杖を持って、使い魔を連れて部屋を出て行った。 中庭では、30メイルはあろ... -
ゼロの使い-05
前ページ/ゼロの使い/次ページ オスマンから、他言無用とは言われたが、主でもなく、自分より強いわけでもないオスマンに彼が従うはずは無かった。 彼は確かに、この学院最強のメイジだったが、彼と言えどもメディルには、 否、この学院中の「メイジ」が束になったところでメディルには敵わない。それは事実だった。 彼は部屋に戻るなり、事の仔細をルイズに報告した。一応、他言無用と釘をさしておいたが。 「正直、私はお前の様な小娘に従うのは不本意だった。だが、お前のお陰で私は他の魔術師が成し得なかった偉業を達成することが出来たのだ。 礼を言うぞ、ルイズ。」 メディルは件の書が解読出来た事によって、相当寛大な気分になっていた。 「そ、そんな・・・私は只・・・」 「謙遜することは無い。これからはかつての主君に仕える心構えで、お前に尽くすことを約束しよう。」 「そ・・・... -
ゼロの使い魔ももえサイズ-4
前ページ次ページゼロの使い魔ももえサイズ ももえが言っていた悪魔は数ヶ月前からトリステイン中に繁殖していた。 トリステイン中の貴族を恐怖に陥れた盗賊である『土くれ』のフーケもその悪魔にとり憑かれた一人である。 当初は貴族の宝物を奪うだけのただのコソ泥だった彼女が、たまたま日蝕がおこったその日に突然覚醒した。 「ああぁああああああああああああ!!!!!!!」 くぎみーがセッ○スと言うその日まで 「ゼロの使い魔死神友情フレイムデルフリンガーシルフィード香水下級生ももえサイズ」 数日後、謹慎が解けて授業に出ることを許されたルイズは2年生になって初めて授業を受けた。 一言で言えば『悲惨』だった。どこがどう悲惨だったのかはルイズ自身思い出したくなかった。 「ねえねえさっきの爆発ってどうやってやったの?」 「うっさいわね! だから知らないっ... -
ゼロの使い魔はメイド-01
前ページ次ページゼロの使い魔はメイド 「――あんた、誰?」 ルイズがそう訪ねても、即答はなかった。 地味な衣服を着たその少女は、粗末げなカバンを抱えて地面に座りこんでいた。 黒に近い濃い目というか暗目の褐色のおかっぱに、同じような色合いの瞳。 明らかに平民と見えるその少女は目をそのつぶらな瞳を見開いて、口をぱくぱくさせている。 自分の現状がまだ理解できていないらしい。 「ちょっと、返事しなさいよ!」 ルイズがきつい口調で叫ぶと、少女はびくりと震える。 平民だ、平民だと囃すまわりが鬱陶しい。 「まあ、まあ、ミス・ヴァリエール」 コルベールがルイズをなだめる。 「彼女もいきなり召喚されて驚いているのでしょう。それよりも、早速契約のほうを」 「コルベール先生、やりなおしをさせてください! いくら何でも平民の女の子なんて……」 「... -
ゼロの使い魔・ブルー編-04
前ページ次ページゼロの使い魔・ブルー編 ミスタ・コルベールは今、学院長室に向けて疾走していた。 春の使い魔召喚の儀式の際に、召喚された青年。 彼の左手に刻まれたルーンについて調べた結果、 それについて記された本を見つけることが出来たのだ。 彼はその勢いのまま、学院長室に突入した。 「オールド・オスマン!」 まず最初に見たものは、華麗な浴びせ蹴りを繰り出していたミス・ロングビルと、 それを見事なまでに顔に喰らっているオスマンの姿であった。 コルベールは目をこすった。 そして改めて見てみると、ミス・ロングビルはいつもどうり机に座っていたし、 学院長にも何らおかしいところはない。 見間違いだったのだろう。 コルベールはそう思うことにし、そしてそれを思考の外にはじき出した。 彼が口を開くより先に、オスマンが言う... -
ゼロの使い魔はメイド-04
前ページ次ページゼロの使い魔はメイド その日最後の授業が終わると、ルイズは軽く伸びをしてからすぐさま席を立った。 夕食までは、まだまだ時間がある。 その間生徒たちのすることは、各人バラバラであった。 異性に粉をかけたり、カードゲームに興じたり、くだらないおしゃべりをしたり。 中には真っ先に自室に戻り、予習復習をびっちりと行う勤勉な者もいる。 ルイズもそんなうちの一人だった。 これで魔法が使えないという点がなければ、絵に描いたような優等生の出来上がりだ。 それは入学当初から、使い魔を召喚し、二年へと進級した今も変わらない。 ゼロと呼ばれて馬鹿にされ、友人がいないこともそれに拍車をかけていたかもしれなかった。 部屋に戻ると、 「お帰りなさいませ」 控えめな笑みと共に、若いというより幼いメイドがルイズを出迎えた。 ... -
ゼロの使い魔人-03
前ページ次ページゼロの使い魔人 「チキュウ? トウキョウ? シンジュク? …変わった地名ね。聞いた事ないわ」 「…ハルケギニア大陸のトリステイン王国、だったか。一晩に月が二つも昇る夜、 というのも有り得ん話だが、何より魔法なんて代物は、俺の世界では表向き、完全に否定されたからな」 「そもそも、あんたのいた世界ってなによ? 月が一つだけ? しかも、魔法が無いだなんて信じられないわ」 …その夜。 学院生寮内、ルイズの私室にて両者は話合いの場を持っていた。 部屋の主は、天蓋付きのベッドに腰を下ろし、龍麻はその対面にて椅子に座り、足を組んでいる。 「別の世界から(無理やり)呼び込まれた」と言う龍麻の主張に対し、ルイズは露骨な不信…を通り越して、 『頭がちょっと可哀想な人』という視線を向けっ放しだった。 相棒ともいえる、小型多目的情報端末(通称H.A... -
ゼロの使い魔ももえサイズ-1
前ページ次ページゼロの使い魔ももえサイズ ついに登場! 大人気ピチピチ猟奇SS 「ゼロの使い魔ももえサイズ」 「宇宙の果てのどこかにいる、私の下僕よ! 強く、美しく、そして生命力に溢れた使い魔よ! 私は心より求め、訴えるわ。我が導きに応えなさい!」 トリステイン魔法学院の女生徒であるルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールは威厳たっぷりに言ってみせたのだがこれが何十回目の事なのかは覚えていなかった。 しかし、始祖ブリミルは彼女を見捨てることはなかった。 「あーーーーーーーーーーっ!!!!!!!」 上空で何かが光ったかと思うとルイズの元めがけて人が落ちてきたのだ。 「危ないっ!」 どしーんという大きな音がして周りには砂煙が舞っていた。 危険を感じたミスタ・コルベールはとっさのタックルでルイズはなんとか回避することができた。 ... -
ゼロの使い魔BW-02
前ページ次ページゼロの使い魔BW 身体を揺さぶられて、目が覚めた。 目を開いたら、見慣れぬ格好の少年がこちらを見下ろしていて、思わず叫んだ。 「だ、誰よあんた!」 「……ツカイマだよ、ゴシュジンサマ」 「ああ、使い魔ね。そうね、昨日召喚したんだっけ」 窓から朝の日差しがさんさんと降り注いでいる。ルイズは寝台の上でうーんと伸びをすると、椅子にかけてあった服を指して命じた。 「取ってくれる?」 使い魔の少年は無言で頷くと、服を取ってルイズに手渡した。 寝起きのけだるさのままネグリジェに手をかける。途端にくるりと背を向ける辺り、この使い魔にも一応年頃の少年らしい部分もあるらしい。 「後、下着も――そこのクローゼットの一番下に入ってるから、取って」 彼はクローゼットを開けると、ぎくしゃくとした動きで下着を取り出す。と、そこで完全に停... -
汝等、虚無の使い魔なり!
「機神飛翔デモンベイン」より、二闘流&アナザーブラッドを召喚 二闘流とアナザーブラッドの本名は『大十字 九朔』となりますが 完全同名で混乱を招きますので二闘流を『九朔』、アナザーブラッドを『紅朔』と表記して分けております 汝等、虚無の使い魔なり!-01 汝等、虚無の使い魔なり!-02 汝等、虚無の使い魔なり!-03 汝等、虚無の使い魔なり!-04 汝等、虚無の使い魔なり!-05 汝等、虚無の使い魔なり!-06 汝等、虚無の使い魔なり!-07 汝等、虚無の使い魔なり!-08 -
ウルトラマンゼロの使い魔-155
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第百五十五話「暗黒の化身」 超古代尖兵怪獣ゾイガー 超古代怪獣ゴルザ(強化) 邪神ガタノゾーア 登場 「ピアァ――――ッ!」 ガリアから飛び立ち、今まさにアクイレイアを狙ってロマリア艦隊を壊滅せしめたゾイガーの 群れは、ロマリア側の虎街道上空にて侵攻を阻止しに出動したウルティメイトフォースゼロと 激しい交戦を繰り広げていた。 『ちっくしょう! こいつら、何てスピードだ! 攻撃が全然当たんねぇぜ!』 空中でファイヤースティックを振るうグレンファイヤーが毒づいた。先ほどからゾイガーへ 向けて如意棒を振り回しているのだが、一体にさえかすりもしない。 『こっちもだ! ジャンミサイルが振り切られるとは……!』 ジャンボットもまた搭載火器をフル使用しているが、ゾイガ... -
テスト空間/ゼロの使い魔外伝‐災いのタバサ‐
テスト空間/ゼロの使い魔外伝‐災いのタバサ‐/ゼロの使い魔外伝‐災いのタバサ‐1 テスト空間/ゼロの使い魔外伝‐災いのタバサ‐/ゼロの使い魔外伝‐災いのタバサ‐2 テスト空間/ゼロの使い魔外伝‐災いのタバサ‐/ゼロの使い魔外伝‐災いのタバサ‐3 -
ゼロの使い魔人-06
前ページ次ページゼロの使い魔人 朝の洗濯で使った水汲み場に立ち寄り、掃除で付いた汗と汚れを洗い流した龍麻は、 幾分さっぱりとした足取りと表情で食堂へと向かっていた。 扉を押し開け、室内へと足を踏み入れる。 既に生徒らの大半は食事を終えてる様で、朝に知り合ったシエスタを始めとするメイド達がデザートを配っている。 テーブルの一角では、金髪の少年――ギーシュと呼ばれていた彼を囲んで出来た人垣からの、何やら囃立てる様な声を余所に 龍麻は、人目を引く桃色がかったブロンドの髪の持ち主の元に向かい、声を掛ける。 「部屋の後始末は終わったぞ」 「そう。随分とモタついたようだけど、まあいいわ。アンタの言う通り、ご飯は外に置いてるから。 食べ終えたら、呼ぶまで外で待ってなさい」 「解った」 ルイズの声に簡潔に応えて、踵を返す。 先程の雑談の輪の側を龍麻が通り掛かる直前。 ... -
ウルトラマンゼロの使い魔-051
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第五十一話「脅威のカブトザキラー」 異次元人ヤプール人 ミサイル超獣ベロクロン 一角超獣バキシム 蛾超獣ドラゴリー 火炎超獣ファイヤーモンス 異次元超人カブトザキラー 登場 超獣。その呼称をつけられた怪獣群が最初に現行地球人に観測されたのは、西暦1972年のことである。 その年、地球に突如として異次元人ヤプール人が侵略を仕掛けてきた。 ヤプール人は、それまでの侵略宇宙人とは比較にならないほどの驚異的な力を持った侵略者であった。 侵略の武力として怪獣を送り込むのは他の異星人もよく使う手段なのだが、ヤプール人は自分たちの怪獣に 独特の改造を施して、最早全く別の生物に変えたものを手駒としていたのだ。その、地球人に 「怪獣を超えた怪獣」と... -
ウルトラマンゼロの使い魔-007
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第七話「王女の来訪」 銀河皇帝カイザーベリアル 帝国猟兵ダークロプス 暗黒参謀ダークゴーネ 暴れん坊怪獣ベキラ 登場 ルイズは自分のベッドの上で、夢を見ていた。舞台は生まれ故郷のラ・ヴァリエールの領地にある屋敷。 幼い頃のルイズはしばしば、デキのいい姉たちと自分を比べて叱責する母から逃げるために、 あまり人の寄りつかない中庭の池に身を隠していた。 その日も小船の中に忍び込み、用意してあった毛布に潜り込んでしくしく泣いていると、 中庭の島にかかる霧の中から、一人のマントを羽織った立派な貴族が現れた。 「泣いているのかい? ルイズ」 尋ねてきた貴族の顔は羽根つき帽子に隠れて見えないが、ルイズは彼が誰だかすぐにわかった。 子爵だ。最近... -
ゼロの使い魔0083サーヴァントメモリー
「機動戦士ガンダム0083スターダストメモリー」のアナベル・ガトー ゼロの使い魔0083サーヴァントメモリー-1 一部 『ジオンの残光』 ゼロの使い魔0083サーヴァントメモリー-2 二部 『撤退!ウェールズ・フリート』 ゼロの使い魔0083サーヴァントメモリー-2(2) ゼロの使い魔0083サーヴァントメモリー-3 三部 『NEUE ZIEL(新しき理想)』 -
ゼロの使い魔・ブルー編-01
前ページ次ページゼロの使い魔・ブルー編 「……《塔》!」 アルカナに秘められた意味が、放たれ、術者の全ての力を使い、雷を放つ。 強大極まりないそれは、さながら神が下した、《塔》を砕く雷そのものといえた。 その雷は、この世界の主を飲み込み、吹き飛ばした。 落雷の余波が閃光を起こす。 その閃光を眼に映して、最強の術士は意識を手放した。 ~~~~ 優秀な才を持ちながらも、決して完成すること無い双子。 自らの力を磨き、力を求め、力を学び、力を奪い。 本来一つでありながら、二つに分かたれた双子。 宿命の元に対峙し、殺し合う。 天国のような、地獄に踏み入った一人の双子。 子供達を救うために、不帰を覚悟して。 力を使い果たし、還らぬ双子。 その後、彼の姿を見たものはいない…… ………... -
ゼロの使い-01
前ページ/ゼロの使い/次ページ 「ここは・・・何処だ・・・」 先程まで、彼は確かに、漆黒の闇に浮かぶ玉座の間にて、主君と共に最終決戦に臨んでいたはずだった。 「何故・・・私は生きている・・・!?」 そして、戦いの終盤、肉体が崩れかけた主が最後の力を振り絞って放った究極魔法。 大陸一つを消し飛ばすと言われた禁忌の一発を、四精霊の武具を身に着けた人間の少年に、 こともあろうに弾き返され、主共々、自分は塵となったはず・・・だった。 にも拘らず、自分は生きていた。先程の戦いで受けた傷も、消耗した魔力も全て回復していた。 主君も、忌まわしい怨敵の姿も、先程まで周囲に存在していた無限の闇も無い。 あるのは晴れ渡った空と、魔術師と思われる人間の一団。 今彼を包んでいる空気がまるで馴染みの無いものだった事から、ここが異界であり、自分が... -
ウルトラマンゼロの使い魔-028
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第二十八話「その名は春奈」 サーベル暴君マグマ星人 侵略宇宙人ナターン星人 登場 『はぁッ!』 「うりゃあッ!」 マグマ星人のサーベルと、デルフリンガーの刃がぶつかり合う。二人の刃が重なり、激しい金属音が鳴った。 『ふんッ! はぁッ!』 「くッ!」 一旦互いに剣を下げると、マグマ星人がサーベルをピュンピュン鳴らして振り回し、才人に 斬りかかる。才人は斬撃の連続を、デルフリンガーで受け止める。 『はぁぁぁッ!』 次は、サーベルの連続突きが押し寄せる。それも、デルフリンガーで耐えしのいだ。 『今だ相棒ッ!』 「せやッ!」 連続突きの合間のかすかな隙を見つけたデルフリンガーが合図を出すと、才人が水平切りを繰り出した。 マ... - @wiki全体から「ゼロの使い魔様は根腐れしてやがる!!-04b」で調べる