あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ内検索 / 「ゼロの少女と紅い獅子-01」で検索した結果
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ゼロの少女と紅い獅子
おおとりゲンことウルトラマンレオを召喚 ゼロの少女と紅い獅子-01 ゼロの少女と紅い獅子-02 ゼロの少女と紅い獅子-03 ゼロの少女と紅い獅子-04 ゼロの少女と紅い獅子-05 ゼロの少女と紅い獅子-06 ゼロの少女と紅い獅子-07 ゼロの少女と紅い獅子-08 ゼロの少女と紅い獅子-09 ゼロの少女と紅い獅子-10 -
ゼロの少女と紅い獅子-01
前ページ次ページゼロの少女と紅い獅子 無限に広がる宇宙の片隅、生物はおろか恒星すら見当たらない辺境の場で追跡劇が繰り広げられていた。 方や黒い球体。必死に追撃をかわし、巧みに減速加速を繰り返しながら時折怪光線を放って追っ手をけん制する。 方や赤い球体。怪光線や巧みな回避行動をものともせず黒い球体を追撃する。その動きに、一切の無駄はなく赤い球体は 遂に黒い球体の直後に迫った。 追撃を振り切らんと黒い球体は怪光線を乱射、続いて何処からともなく二匹の怪獣を呼び出しけしかけた。一瞬動きを止めた 赤い球体の隙を突いて、一目散にその場から逃れようとする黒い球体。一拍遅れて赤い球体が怪獣もろとも黒い球体に突っ込む。 その時であった。 突然、まったく突然に空間が乱れた。もっとも彼らだからこそ感知できたというべきか。突然開いた亜空への扉に、しかし黒... -
ゼロの少女と紅い獅子-03
前ページ次ページゼロの少女と紅い獅子 「成るほど、大体のことは分かったわい」 オールド・オスマンが眠そうに目をこすりながら応答する。無理も無い、彼はつい先程熟睡していたところを 緊急だと言う理由でたたき起こされ、寝巻きの上にローブを羽織ったまま学院長室の椅子に腰掛けていた。 彼の目の前には騒ぎを起こし、また盗賊の目撃者であるゲンとギーシュ、賊を目撃しているシエスタ、ゲンの主である ルイズが立っている。四人とも直立不動だ、特にシエスタは心なしか震えているようにも見える。 「それにしても土系のメイジの盗賊とは例の土くれですかな?」 机の脇に控えていたコレベールが口を開く。彼はこの時間までゲンの左手に現れたルーンの調査を行っていたのだ、 成果があったらしく脇には栞をいくつか挟んだ大きな本を一冊抱えている。 「まあ、そうじゃろうな。大方何処ぞで怪... -
ゼロの少女と紅い獅子-08
前ページ次ページゼロの少女と紅い獅子 「騎馬の経験は?」 「問題ありませんよ」 ゲンが跨りながら応える。 「ルイズはこちらに」 ワルドに促されてルイズがグリフォンの背に収まりワルドがそれに続く。 「ルイズ、一応確認しておくが……」 「別にいいわよ。ササッとコソ泥を捕まえて、ササッと帰って来ればいいだけの話でしょう? それ程大したことじゃないわ」 行き先がアルビオンでなければ、コソ泥が強力な魔法使いでなければ。 色々とただして置きたい事はあったが、ルイズはそれらを全て飲み込んだ。 一々気にしても仕方ない、そう結論した。正確に言うなら無理やりそうした。 それでもとり合えず納得したことを確認したワルドは軽く頷く。 「では出発だ、急ぐぞ。ルイズ、しっかり捕まってるんだ」 そういい終わると同時に「ハァ!」と二つの掛声... -
ゼロの少女と紅い獅子-05
前ページ次ページゼロの少女と紅い獅子 「何なんだい、一体」 倒れこんだゴーレムの肩から辛くも『レビテーション』で逃れたフーケは突然現れた赤い巨人を見上げた。 初めは別のゴーレムでも現れたのかと思った。しかし眼前のそれはゴーレムのような不恰好さは微塵もない。戦士をそのまま 巨大にしたような、その威容にあっけに取られた。 こんな物を相手に勝算などあろうはずもない。彼女はゴーレムをけしかけて早々に退散しようとした。 『ダアァー!』 掛声とともに巨人――レオが先に仕掛けた。倒れこんだままのゴーレムを持ち上げそのまま森の放り投げた。派手な音を立ててゴーレムが 叩きつけられる、あまりに規格外の戦闘にフーケは咄嗟に対応が出来ない。ゴーレムがノロノロと立ち上がるのを見るや、すかさずレオが 肉薄した。 「チッ、応戦しな!」 フーケの命令にゴーレ... -
ゼロの少女と紅い獅子-06
前ページ次ページゼロの少女と紅い獅子 トリステイン魔法学院、中庭。現在授業中。 最近はルイズから常に付いてなくてもいいとのお許しが出ているので、ゲンはリハビリがてらに体を動かしていた。 と言っても、常人から見れば演舞にしか見えない激しい動きであったがとにかく彼の身体の調子は戻りつつあった。 「なあ、ゲンよ」 右手に握られたデルフリンガーが声をかける。 「剣が言うのも変な話だが、もう少し扱いはどうにかならんかね?」 彼は目下ゲンに片手のみで縦横無尽に振り回されていた。ゲンが得意とする宇宙拳法は特に武器を必要としない、しかしかつての師であるドリューからはあらゆる武器の扱いの訓練も受けており大剣も例外ではなかった。 もっとも、ハルケギニアでは考えられないほど動きが派手な上に、古いとは言え大振りであるデルフリンガーをいとも簡単に片手で扱って見せれば驚かれるの... -
ゼロの少女と紅い獅子-02
前ページ次ページゼロの少女と紅い獅子 トリステイン魔法学院、学院長室。院長のオールド・オスマンは野外の喧騒も何処吹く風と言わんばかりに 使い魔のモートソグニルに餌をやりながらくつろいでいた。 もっとも、現在学院の教職員の中でこれほど落ち着き払っているのは彼のみである。他の職員は先程突然姿を現した 謎の竜モドキのもたらした被害や生徒の安否の確認に奔走していた。それは彼の秘書であるミス・ロングビルも例外ではなく 彼女も今は席を外していた。 その学院長室にノックの音が響く。 「あいとるよ」 顔を上げる事もなくオールド・オスマンが応じる。 「失礼します、オールド・オスマン。報告したい事が」 入ってきたのはコルベールであった。 「明日の朝、緊急の職員会議を行うのはしっとると思うがの。それとも、それ程緊急かね?」 「先にお耳に入れておい... -
ゼロの少女と紅い獅子-07
前ページ次ページゼロの少女と紅い獅子 「ふむ、アルビオンか……」 口ひげをいじりながらマザリー二が呟く。 トリステイン王宮内の枢機卿執務室、マザリーニはその部屋の主である。 右腕のワルドが特に報告したい事があると言うので時間をとってみれば、成るほど確かにこれは急を要する事であった。 「『暗黒の欠片』か、話と危険性はそれと無く先王や古参の重臣から聞かされたよ」 そこで言葉を切り、考えるように天井に目をやるマザリーニ。 「だが、正直君が出張る事とは思えん。アルビオンなどに向かうなら尚更な」 「『暗黒の欠片』の正体を知っている者によれば、一国を壊滅せしめる、とのことですが」 無表情にワルドが応える。 言葉と裏腹にその様はいたって沈着冷静である。 「確かヴァリエール公の三女の使い魔だったか。ふむ、何時ぞやの怪物騒ぎの事と絡めれば、知っていてもおかしくは... -
ゼロの少女と紅い獅子-09
前ページ次ページゼロの少女と紅い獅子 引き合わされた人物を見るなり、フーケは人見知りする少女のようにワルドの後ろに身を隠した。 「ちょっと」 「何だ?」 「どういう事よ?」 「だから何がだ?」 「何で、こいつ等がここにいるのよ」 ルイズ一行が宿泊する『女神の杵』亭にフーケを伴って戻ったワルドは彼女を『アルビオンでの案内人』と二人に紹介した。 ルイズは別段フーケに対して怪しむ様子は見せなかった。ゲンは思い当たる節があったか――ワルドが連れてきた と言うだけで、彼にとっては十分警戒すべき人物ともとれるが――油断なく彼女を見据えたが十二分に変装し、盗賊フーケの面影はおろか、 ミス・ロングビルとしての雰囲気すらまったく見てとれぬ、どこにでもいる町娘である今の彼女に無暗に突っかかる事はなかった。 「確かに向こうで行き当たりばったりに行動するわけにはいかなけど... -
ゼロの少女と紅い獅子-04
前ページ次ページゼロの少女と紅い獅子 トリステイン魔法学園本塔、宝物庫。今ここで作業する人物がいた。一人はコルベール、もう一人はミス・ロングビル。 二人は宝物庫にも拘らず目録がなかったと言う意外な事実が判明したため、その製作のためにこうして作業を行っていた。 大半の物は箱に厳重に収められ簡単に中身を見る事は適わず、また名札が丁寧に張られていたのでその必要もなかった。 作業を続けていたミス・ロングビルがふと一抱えほどの箱を手にした。名札はなく代わりに『取り扱い注意』と注釈が なされていた。よく見れば鍵穴はおろか蓋と本体の隙間は鉄板が張られ完全に密封されていた。 「ミスタ・コルベール、これは……いったい何なのです?」 コルベールは作業の手を止め振り返る。ミス・ロングビルが持った箱を見て彼は目を細める。 「ああそれは、目録に入れないでそのまま仕... -
ゼロの少女と紅い獅子-10
前ページゼロの少女と紅い獅子 街は騒然となっていた。 あちらこちらで火の手が上がりメイジや武装した兵士が戦闘を始めている。 奇襲のために待機していた連中が炙り出されたか、元々こういう作戦なのかは不明だが。 反乱軍は積極的に市民を攻撃するそぶりこそ見せないが、無差別に攻撃魔法を叩きこんでは多くの巻沿いをみ出していた。 詰め所を脱出した一行はその喧騒から逃れる為、一路郊外に向かって進んでいた。途中何度かメイジや兵士が立ちはだかったが、それらはことごとくワルドに無力化された。 やがて大きな街道に出た。幸い周囲に反乱軍の姿は見えない。街道は街を外れて田舎に向かっている。 ワルドはウェールズから借りたメイジの一人に告げる。 「この後は君達に任せる。我々にはまだ任務があるからな」 「お力添えに感謝いたします。ブリミルの御加護があらんことを」 メイ... -
長編(五十音順)-01
あ行 作品タイトル 元ネタ 召喚されたキャラ 更新日時 ラスト・レイヴン×ゼロ ARMORED CORE LAST RAVEN ジナイーダ 2009-10-11 15 58 32 (Sun) [秩序]の守護者 ARMORED CORE MASTER OF ARENA ハスラー・ワン 2011-04-16 16 38 23 (Sat) サーヴァント・ARMS ARMS 高槻涼、神宮隼人、巴武士 2010-10-10 12 25 51 (Sun) 三つの『二つ名』 一つのゼロ ARMS クリフ、ヴォルフ、キュクロプス 2011-11-13 18 50 55 (Sun) ゼロの使い魔×相棒 ~トリステイン魔法学院特命係~ 相棒 杉下右京 2010-03-16 00 13 10 (Tue) アウターゾーンZERO アウターゾーン ? 2011-09-06 21 03 16 (Tue) ア... -
車輪の国、ゼロの少女
『車輪の国、向日葵の少女』から法月将臣を召喚。 車輪の国、ゼロの少女-01 -
ゼロと獅子
ファイナルファンタジーⅧよりスコール・レオンハートを召喚 ゼロと獅子-01 1話 召喚された獅子 ゼロと獅子-02 ゼロと獅子-03 ゼロと獅子-04 ゼロと獅子-05 -
車輪の国、ゼロの少女-01
前ページ車輪の国、ゼロの少女 私は、いつ意識が無くなったのだろうか。 確か森田と応接間で話をしていたはずだ。 そして、そうだ。突然現れた謎の青白い扉へと手を伸ばしたのだ。 すると私は吸い込まれ…… 意識を失った。 「あんた、誰?」 爆心地で横たわる法月を、ピンクの髪をたなびかせる、小柄な少女が見下していた。 法月はとっさに身を起こし、胸のポケットにある、拳銃と、予備の弾丸、軍用ナイフを確認し、辺りの状況を把握した。 どうやら、私に危害を加えるつもりはないらしい、そう法月は判断した。 ひとまず安心し、少女の質問に答える。 「私は法月将臣、特別高等人だ」 「特別高等人? 何それ」 特別高等人を知らない、だと? 法月は少女がつまらない冗談を言っているのかと思った。だが彼女の顔を見ると、冗談を言っているようには見えなかった。 ... -
虚無の少女と蒼穹の少年
機動戦士ガンダム00より、刹那・F・セイエイを召喚。 虚無の少女と蒼穹の少年-01 -
ゼロの魔獣-01
前ページ次ページゼロの魔獣 (やったわ! 成功よ!!) まばゆい閃光の中、ルイズは確かに見た。 黄金のたてがみに巨大な牙、鷹のごとき翼を持つ獅子 筋肉はゴリラ! 獲物を捕らえる猛禽の眼光 そして・・! (え・・・!! そ、 そんな!?) 「グワオオオオォォォォォ!!! ナメんじゃあねえええええええぇぇぇ!! 俺はまだ くたばっちゃあいねえぞおおおおおおおオオォォォ!!!!」 (コイツ コイツは魔獣・・・? それとも・・・) ルイズが我に返ると、爆風は既に収まっていた。 立ち上る白煙の中から現れたのは、長い黒髪の少女 見るからに平民といったみすぼらしい格好だが、吸い込まれそうな程に大きな瞳が愛らしい。 「ちょっ、ちょっと! 平民がどこから入り込んだの!? 私の使い魔はッ!? あ... -
虚無の少女と蒼穹の少年-01
前ページ虚無の少女と蒼穹の少年 虚無の少女と蒼穹の少年 何度も何度も、必死で呪文を唱えたのに呪文は少女に応えてくれなかった。 既に日は落ちかけ皆が帰りだす中、少女はもうこれで最後にしようとありったけの気合いを込めて呪文を唱える。 その気合いと思いは、報われることとなる。 「きゃあっ!!」 轟音と共に現れたのは青い鋼の巨人。 やった。私はなんてものを呼び出せたのだろう。と思ったのも束の間。 その巨人は片腕を無くし、ところどころが痛んでいるのがすぐに分かった。 どうしよう、あの巨人は痛がっているのではないかと思った矢先、 巨人の胸元が開き、一つの人影が視界に入る。 ぴったりと身体に貼りつくような服に、見たこともない意匠の兜を被った小柄な、おそらく男性。 先に足場のような器具がついた紐に足をかけ、するすると降りてくる。 兜の人物は少女の... -
長編(話数順)-02
長編(ページ数順05~14P) ※総ページ数をカウント(例:第○話が前後編なら2ページ分、外伝や幕間も加算) 長編(話数順01~04P)へ 長編(話数順15P~)へ 10~14P 05~09P 10~14P 作品タイトル 元ネタ 召喚されたキャラ 更新日時 超魔王(?)使い魔 魔界戦記ディスガイア ラハール 2007-07-21 17 35 48 (Sat) ゼロの皇帝 ロマンシング サ・ガ2 最終皇帝 2009-10-03 22 10 54 (Sat) 0G 影技-シャドウスキル G・カイン・ファランクス 2009-10-03 21 26 29 (Sat) 使い魔の夢 仮面ライダー555 乾巧 2007-08-30 01 45 09 (Thu) 竜が堕ちゆく先は ドラッグ オン ドラグーン アンヘル 2007-08-29 23 27 27 (Wed) 使い魔の... -
一覧テスト02
長編(五十音順:’07/10以降更新) ※召喚される側の原作作品のあいうえお順となっております あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行 その他 あ行 作品タイトル 元ネタ 召喚されたキャラ 更新日時 サーヴァント・ARMS ARMS 高槻涼、神宮隼人、巴武士 2010-10-10 12 25 51 (Sun) ゼロのアルケミスト アクエリアン・エイジ クラリス・パラケルスス 2009-10-11 16 26 48 (Sun) 使い魔くん千年王国 悪魔くん 松下一郎 2009-10-11 16 33 42 (Sun) 零の謳姫 アルトネリコ2 世界に響く少女たちの創造詩 ジャクリ 2009-10-11 17 11 51 (Sun) 夜明けの使い魔 異界戦記カオスフレア 宇宙... -
ゼロと獅子-01
前ページ次ページゼロと獅子 「アルケオダイノスが大繁殖していたから討伐してほしい」 その依頼はスコールにとっては鬱になることこの上ない話だった。 どのくらいなのか? そう聞いても要領を得ず、結局自ら出向くことになった訳だが具体的な回答ができないという時点で終わっている。 地下に続く洞窟の奥に異常な数のアルケオダイノスが生息しており、異常で対処できないから倒してくれ、という話なのだが何故そんな所に行く事になったのか非常に気になる問題だ。 自ら進んで人間を襲うモンスターは討伐を良しとするが、人間の方から近寄って襲われ、それを討伐してくれという話は正直な所好ましくない。 ではあるが、具体的な数を挙げないというのはやはり見逃せないところだった。 誰かが犠牲になってからでは遅い訳であり、どの程度の数がいるのか正確に知っていれば対処のしようもある。 依頼主との... -
ゼロの騎士-01
前ページ次ページゼロの騎士 乱世は新しき王により静まり 偽りの教えを残し主の無き道をゆく 戦士は心震わし再び剣を手に取り胸に一つの石を抱いた 消えゆく記憶をその剣に刻み 鍛えた技をその石に託す 物語は剣より語られ石に継がれる 今、その物語を語ろう... 不意に目の前に現れた光により青年は目を覚ました ある理由により人里離れた山の中にいた男にとってその光はありえないものだ 咄嗟の反応で身構えるが目の前にある一枚の鏡に体が吸い込まれていく 「なっ、アルマっ!」 男は妹の名前を呼んだ あまりに唐突 名前を呼ばれ目を覚ました妹の前にはすでに兄の姿はなかった 「ラムザお兄ちゃん?」 アルマと呼ばれた少年の呼びかけは無情にも夜の闇の中に消えていった 所かわって快晴の空 雲雀が鳴く声が突然の爆発音... -
ゼロの使い-01
前ページ/ゼロの使い/次ページ 「ここは・・・何処だ・・・」 先程まで、彼は確かに、漆黒の闇に浮かぶ玉座の間にて、主君と共に最終決戦に臨んでいたはずだった。 「何故・・・私は生きている・・・!?」 そして、戦いの終盤、肉体が崩れかけた主が最後の力を振り絞って放った究極魔法。 大陸一つを消し飛ばすと言われた禁忌の一発を、四精霊の武具を身に着けた人間の少年に、 こともあろうに弾き返され、主共々、自分は塵となったはず・・・だった。 にも拘らず、自分は生きていた。先程の戦いで受けた傷も、消耗した魔力も全て回復していた。 主君も、忌まわしい怨敵の姿も、先程まで周囲に存在していた無限の闇も無い。 あるのは晴れ渡った空と、魔術師と思われる人間の一団。 今彼を包んでいる空気がまるで馴染みの無いものだった事から、ここが異界であり、自分が... -
異世界使い魔學院紀
九龍妖魔學園紀から皆守甲太郎を召喚 異世界使い魔學院紀-01 1st.Discovery 『謎の異邦人』 異世界使い魔學院紀-02 2nd.Discovery 『ゼロの少女』 Scene.1 異世界使い魔學院紀-03 2nd.Discovery 『ゼロの少女』 Scene.2 異世界使い魔學院紀-04 2nd.Discovery 『ゼロの少女』 Scene.3 異世界使い魔學院紀-05 3rd.Discovery 『あの腕をくぐれ!』 Scene.1 -
ゼロの怪盗-01
前ページ次ページゼロの怪盗 目の前に広がる光景は今まで彼が巡って来たあらゆる世界とも異なっていた。 世界を旅する彼にとって、見知らぬ世界へ行くことは日常茶飯事である。 だが、そういう時は必ず事前にその世界のことを調べてから行く為、 予備知識無しで世界を行き来することは、実はあまりない。 その為、何も情報の無い今の状況は彼にとってはあまり望ましくないものだった。 そもそも、この世界へは自分の意志で来たわけではない。 (誰かに呼ばれた…ってところかな?) 海東はすぐにその考えに至った。 となれば、最も優先すべきなのは出来るだけ素早く必要な情報を手に入れることである。 今海東にすぐ出来ることは、取りあえずは自らの目で周囲の状況を確認することだった。 「……信じられない」 ふと目の前を見ると、桃色の長い髪の少女が海東を見つめていた。 ... -
長編(話数順)-01
長編(ページ数順01~04P) ※総ページ数をカウント(例:第○話が前後編なら2ページ分、外伝や幕間も加算) 長編(話数順05P~14P)へ 長編(話数順15P~)へ 01~04P 01~04P 作品タイトル 元ネタ 召喚されたキャラ 更新日時 ラスト・レイヴン×ゼロ ARMORED CORE LAST RAVEN ジナイーダ 2009-10-11 15 58 32 (Sun) ゼロのあやかし ~使い魔の名は愁厳~ あやかしびと 一乃谷愁厳 2009-10-11 16 45 22 (Sun) ルイズと再生の魔法使い アリアンロッドリプレイ・ルージュ トラン=セプター 2009-10-11 16 56 31 (Sun) 零の謳姫 アルトネリコ2 世界に響く少女たちの創造詩 ジャクリ 2009-10-11 17 11 51 (Sun) 『虚無と金剛石~ゼロとダイアモ... -
ゼロと獅子-03
前ページ次ページゼロと獅子 外に出たスコールは、当然のことだがあてがある訳でも無い。面倒ごとは御免と出てきたは良いが、空腹であることも事実だった。 正直な話、スコールが短気を起こしただけの話でしかない。 見た限りではスコールの椅子は用意されてなかったし、周囲の目はスコールをまるで歓迎していない。 あのままあそこにいれば床で飯を食えという話になるような気もして、また無駄な問答になる気もしたのでさっさと出てきたという訳だった。 どこか外にでも行って何か探してこよう…そう思い、すぐ近くにいた女性に声をかけた。 「…少し良いか?」 「え? あ、は、はい! なんでしょう!」 「いや…このあたりに何か、果物でも良いんだが、採れる場所を知らないか?」 「果物ですか? さぁ…聞いたことは無いですね…」 「…そうか…」 街ならあるかも知れないが、スコールの持って... -
ゼロのミーディアム-00
前ページ次ページゼロのミーディアム これは「出来損ない」と呼ばれ苦悩した二人の少女の… 「ゼロ」と呼ばれた少女と「ジャンク」と呼ばれた少女の物語 サモンサーヴァント―― トリステイン学院の生徒が二年生の進級時に行われる使い魔召喚の儀式。 これにより呼び出された使い魔は召喚主たるメイジに仕える文字通り運命共同体となる。 いわば魔法使いの一生を左右する重要な儀式と言えよう。 そしてこの桃色の髪の、若干の幼さの残る小柄な少女 …ルイズもまた自らの使い魔を召喚せんと奮闘しているのだが… 「あーあ、また失敗してやんの」 「まったく!何回失敗してんのよ!」 「ゼロのルイズ!サッサと終わらせろよ!」 散々な言われようであるが仕方ない。彼女はサモン・サーヴァントの儀式に何回も失敗しているのだ 「いい加減にしろ!ゼロのルイズ... -
ゼロのロリカード-01
前ページ次ページゼロのロリカード 時の止まった世界――――――。 ――――――否、時の流れぬ・・・・・・時の存在しない世界。 実数ではなく、虚数のみで構成された世界。 虚無の空間。そこには何も無い。空間すらも無い空間。 生物と非生物を問わず。物質と非物質を問わず。 あらゆる存在が"無"と同義となる世界。 ――――――だが、それでも確かに"いる"。 侵入することも脱出することも不可能である存在しない筈の世界。存在の許されぬ空間。 拒絶され、隔絶された宇宙に、全てが融けている。 有意識と無意識の境界もなく、ただただ凍った中空を漂い続ける。 光も闇もない、白でも黒でもない・・・・・・ただ"無色"の空間に――――――何かが浮かび上がる。 それは・・・・・・ソレ自体が発... -
ゼロの鋼鉄天使
「宇宙の果てのどこかにいる、私の下僕よ!強く、美しく、そして生命力に溢れた使い魔よ! 私は心より求め、訴えるわ!我が導きに応えなさい!!!!」 ピンクブロンドの髪をうねらせた少女は、杖を振るわせながら切羽詰ったように声を張り上げた。 巻き起こる爆発。 吹き上がるキノコ雲。 飛ばされ転がるマリコルヌ。 そして、煙幕の中から巨大な影が現れた。 「え・・・・・・まさか、成功したのか?」 「石像が浮いてる・・・・・・ゴーレム?」 「あれ、なんか犬が乗っかってないか?頭のとこ」 「ゴーレムに乗って空飛ぶ犬・・・・・・?」 それは、ゴゴゴゴゴと重低音を響かせながら石像に乗り、空に浮かぶ犬であった。 「み、みみみミスタ・コルベール!こここ、こういう場合はどうすればいいんです!?あの犬と契約 すればいいんでしょうか!?」 ... -
ゼロの雷帝-01
前ページ次ページゼロの雷帝 緊張と恐怖で腕が震える。 それも当然、これが失敗すれば今までの成績が成績だけに酷い処分になるのはほぼ確定している。 よくて留年、悪くて退学…! 加えて自分の魔法成功確率は…その、ぜ、ゼゼゼゼ0…………に限りなく近いのだ。 そう、「限りなく近い」のよ!ゼロじゃないもん!きっと私が覚えてないだけで成功したことが過去に一度くら 「ミス・ヴァリエール、さあ、召喚の呪文を」 「は、はひっ!」 教師、コルベールにきちんと答えたつもりが、声が見事に裏返る。 落ち着いて、落ち着くのよルイズ。 今日から私は変わるの、そうよ蝶サイコーな使い魔を召喚してゼロを脱却し、名実ともに完全な貴族になるの! 「ゼロのルイズだぜ、無理に決まってる!」 「爆発に巻き込まれないように避難しとかなきゃな!」 うるさい... -
ゼロのペルソナ-01
前ページ次ページゼロのペルソナ 運命 意味…定められた運命・アクシデントの到来 青々とした草が一面に生えている草原。そこにはマントを身につけた少年少女たちが立ち並んでいた。 彼らがそんな魔法使いのような奇妙な格好をしているのは、彼らが奇矯な趣味をもっている人の集まりだから、ではなく事実彼らが魔法使いだからである。 召喚の儀式。魔法使いが生涯のパートーナーを呼び出す神聖な儀式。今、それが行われている最中である。 立ち並ぶ少年少女たちの視線は一人の少女に向けられている。 ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。 それが視線を一身に受けている少女の名だ。彼女は現在、連続で召喚に失敗している。 ルイズは周りの視線を感じながら焦っていた。召喚の儀式は神聖な儀式であると同時に進級試験もかねている。 もし召喚できなければ留年。そうなればもとも... -
ゼロの軌跡-05
前ページ次ページゼロの軌跡 第五話 お茶会への招待 「ミス・レン、朝食をお持ち致しました」 「ありがとうシエスタ。 でも私、昨日お願いしたはずだけど。私のことはただのレンでいいわ」 「で、ですが…レン様のことは賓客としておもてなしするようにと言われておりまして…」 「レンって呼んで」 シエスタが真っ青な顔をしたメイド長から呼ばれたのは昨日、ルイズの付き添いを終えて遅い夕食を取り終えた時だった。 何事だろうか、もしや気づかぬうちに貴族に粗相をしてしまったのではないかと内心不安を抱えながら用件を聞けば、それは今日学院にやってきた少女の世話を、というものだった。 安堵したのもつかの間、学院の塀を破壊しルイズを殺そうとしたのがその少女だと知ってシエスタは危うく昏倒するところだった。 無論のこと、あまり豊富とはいえない彼女の持ちう... -
ゼロの視線-01
前ページ次ページゼロの視線 第一話 開幕 「よおおおおっしゃあ!」 毎度おなじみ世界の危機・・・・・・・もとい春の使い魔召喚の儀。 魔法成功率ゼロ、故に異名を「ゼロのルイズ」と呼ばれし少女ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールの 気合は拳を持って天を衝かんがごとくであった。 まさに「わが生涯に一片の悔い無し」な感じである。 「いや・・・・・その・・・・・・・・・いいのかね?ミス・ヴァリエール」 「何がです?」 コッパゲの問いに、拳を突き上げた姿勢のまま答える「ゼロのルイズ」 「彼は、確かに見た事も無い服装ではあるが杖も持たずマントも羽織っていない。 ぶっちゃけただの平民にしか見えないのだが」 そう、われらがルイズは、こともあろうに魔獣聖獣幻獣でもない、ただの獣ですらない 黒髪の平民を呼んでしまったのだ。 「ふっ... -
ゼロの斬鉄剣-00
前ページ次ページゼロの斬鉄剣 ゼロの斬鉄剣 -プロローグ- 日本- 日本海側に面した静かな山林、地元の人間すらうかつに立ち寄らない 山小屋の主は、今静かに瞑想をしている。 主の名は石川五ェ門、かの大盗・石川五右衛門から数えて13代目に あたる男である。 明鏡止水 今この男を言葉で表現することが適うならこの境地であるといえる 普段聞こえて来るのも鳥のせせらぎなどであったが・・・ -*-¥-・・・*- 五ェ門は刀を構えすぐさま身を翻す 「・・・・・」 (おかしい、確かに人の声・・・) しかしあたりは静寂が支配している、気のせいか、と己の修行の足りなさ を恥じる五ェ門、しかし ・*・*・!・*・--! 五ェ門は再び誰かが喋っている声を捉えた 「(妙だ、人の気配が無いのにも関わらず声が・・・・)」 ... -
ゼロの使い魔はメイド-01
前ページ次ページゼロの使い魔はメイド 「――あんた、誰?」 ルイズがそう訪ねても、即答はなかった。 地味な衣服を着たその少女は、粗末げなカバンを抱えて地面に座りこんでいた。 黒に近い濃い目というか暗目の褐色のおかっぱに、同じような色合いの瞳。 明らかに平民と見えるその少女は目をそのつぶらな瞳を見開いて、口をぱくぱくさせている。 自分の現状がまだ理解できていないらしい。 「ちょっと、返事しなさいよ!」 ルイズがきつい口調で叫ぶと、少女はびくりと震える。 平民だ、平民だと囃すまわりが鬱陶しい。 「まあ、まあ、ミス・ヴァリエール」 コルベールがルイズをなだめる。 「彼女もいきなり召喚されて驚いているのでしょう。それよりも、早速契約のほうを」 「コルベール先生、やりなおしをさせてください! いくら何でも平民の女の子なんて……」 「... -
ゼロの旅人
少女が使い魔召喚の魔法を唱えると案の定爆発が起こりました。 さすがゼロのルイズ! と級友たちは囃し立てましたが、その爆煙の中から現れたものを見て目を剥きます。 現れたのは、鉄の馬に跨った旅人でした。 足の代わりに二つの車輪を持つその鉄の馬はドルンドルンと低く嘶き、あまつさえ「あれ、ここはどこだろう?」などと言葉を話します。 いったい何物なのか、見たこともない生き物でした。 鉄の馬に跨っていた旅人は、精悍な顔つきをした少年のような少女でした。 皮製のジャケットに皮製のパンツを履き、腰には二つの筒を差しています。 貴族の少年の一人が言いました、「あれは銃だ」 「あれ、おかしいな。さっきまで街道を走っていたはずなのに。エルメス、ここがどこか分かる?」 「わかんないよキノ。でも周りには人がいるみたいだし、聞いてみたら?」 「ああああ、あ... -
ゼロの氷竜-01
前ページ次ページゼロの氷竜 顔をしかめるような強い風ではなく、まどろみを誘うようなたおやかな風が吹いていた。 波立つ青々とした草原の上、中空に浮かんだ巨大な鏡。 傍らで唖然と口を開いた、頭髪のさびしい教師よりもはるかに大きな鏡。 木陰で本を広げていた、空色の髪の少女。その傍らに寄り添う風竜を飲み込むのにも十分すぎる大きさの鏡。 その大きな鏡から、白銀の鱗に覆われた、一本の巨大な足だけが突き出ていた。 ゼロの氷竜 一話 ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール、同級生からゼロのルイズと揶揄される彼女は混乱していた。 春の使い魔召喚の儀式、その開始とほぼ同時に風竜を呼び出した空色の髪の少女を、ルイズは羨ましいと思った。 無論、意地っ張りと題をつけられるような彼女がその言葉を口にすることはなかったが。 心のどこかでかすか... -
ゼロの使い魔・ブルー編-01
前ページ次ページゼロの使い魔・ブルー編 「……《塔》!」 アルカナに秘められた意味が、放たれ、術者の全ての力を使い、雷を放つ。 強大極まりないそれは、さながら神が下した、《塔》を砕く雷そのものといえた。 その雷は、この世界の主を飲み込み、吹き飛ばした。 落雷の余波が閃光を起こす。 その閃光を眼に映して、最強の術士は意識を手放した。 ~~~~ 優秀な才を持ちながらも、決して完成すること無い双子。 自らの力を磨き、力を求め、力を学び、力を奪い。 本来一つでありながら、二つに分かたれた双子。 宿命の元に対峙し、殺し合う。 天国のような、地獄に踏み入った一人の双子。 子供達を救うために、不帰を覚悟して。 力を使い果たし、還らぬ双子。 その後、彼の姿を見たものはいない…… ………... -
ゼロのエルクゥ - 09a
前ページ次ページゼロのエルクゥ 清らかな竪琴の調べが、森の木々に吸い込まれては消えていく。 「はぁ……」 魔法学院の石造りの住居とは全く違う、曲線の残る木材を大まかに組んだだけの民家の窓辺で、少女は竪琴を奏でていた。 木々の隙間から垣間見える宵の空には、見事な蒼紅の双月。 月の光は淡く、少女の浮かび上がるような細く長い金の髪を照らし出していた。 「…………」 その表情は、暗く沈んでいた。 彼女自身に、特に何か悲しい事があったわけではない。しかし、近いうちに、彼女の住む土地が多くの悲しみに包まれるであろうと、昨今聞く街の噂と、虫の知らせのような予感が教えてくれていた。 竪琴を爪弾けば、その予感はますます強くなる。 寂しい、という気持ちは、常にある。 故郷を思っても、仇敵同士の混じりものである自分に、果た... -
ゼロと獅子-04
前ページ次ページゼロと獅子 「恐るべき力じゃ……」 騒動の中心にいたスコールを、遠くから見つめていたオスマンは、椅子に深く体を預けた。 「えぇ……とても強力で強大な力です」 コルベールもイフリートの破壊力を目の当たりにして、己の炎でもあそこまでの力は出せないだろうと考えていた。 数分前に揉め事が起きているから眠りの鐘の使用許可を教師が求めている、そうロングビルに伝えられ、その必要は無いと告げると杖を振るい、壁にかけてあった鏡から様子を二人で様子を伺っていたのだった。 好奇心のつもりで見ていたのだが、あと少し遅ければギーシュはあの攻撃に潰されて命を落としていただろう。 「いかがいたしますか、オールド・オスマン」 オスマンはその長い白髭を撫で、さてどうしたものかと考え始める。 正直、スコールの行為はやり過ぎだ、と判断できる... -
ゼロの魔獣-12
前ページ次ページゼロの魔獣 地球。 ― 慎一と真理阿が出遭った世界。 ハルケギニアとは異なる宇宙に存在するその惑星は、 後に『神』の名で呼ばれる事となる、ある種の意志によって創造されたものだった・・・。 『神』は天地を切り開き、あまねく生命の大元を生み出した後、深い眠りについた。 『神』の眠りし大地で、生物たちは互いを喰らい合いながら進化を重ね、 やがて、地上の覇者となる人類が誕生した・・・。 『神』が何の目的で、その蒼い惑星を生み出したのか、其れを知る術は無い。 だが、再び『神』が目を覚ます時、大地は裂け、天は荒れ狂い、全ての生命は死に絶えるであろう・・・。 ―神託や予言の類では無く、高度に発達した科学技術に拠って『神』の存在を知覚するに至った十三人の学者は、そう結論付けた。 彼らは... -
ゼロのイレブン-01
前ページゼロのイレブン その年に行われた、使い魔召喚の儀式はほぼ成功だった。 とある少女はカエルを召喚。 とある少年はフクロウを召喚。 とある少年は普通よりも大きな種であるモグラを召喚。 とある少女はサラマンダーを召喚。 とある少女は幼生とはいえ風竜を召喚した。 平均的な使い魔や、火竜山脈のサラマンダーや風竜という大物が出たのである。 これだけならば成功だった。 だが、ただ一つ成功ではあるが失敗でもある事があった。 それは一人の少女。 王家の血を引く由緒正しい、国内どころか国外にもその名を轟かせる程に権力のある公爵家の三女として生まれながらも、魔法の才が無い少女だった。 儀式を最初から見守っていた教師、コルベールは知っている。 その少女、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールが、どれほどの努力家であるの... -
ゼロのミーディアム-01-05
前ページ次ページゼロのミーディアム 「皆さん。春の使い魔召喚は大成功のようですわね。このシュヴルーズ、 こうやって新学期に様々な使い魔を見るのがとても楽しみなのですよ」 教室に入ってきたシュヴルーズは満足げに微笑んで言う 「やっぱりあの人も魔法なのぉ?」 「当たり前じゃないの」 教室を見回すシュヴルーズにちょうど会話をしているルイズと水銀燈が目に入った 「おやおや、変わった使い魔を召喚したものですね?ミス・ヴァリエール?」 「ゼロのルイズ!召喚出来ないからってどこのお嬢様連れてきてるんだよ!」 いい加減説明するのも飽きてきたが彼女は見た目こそ人間に近いがそうではない 先程の生徒間の噂話でも半信半疑だった者がほとんどだったが、まだ水銀燈が何者であるかは学園内には広まっていないらしい 「違うわ!きちんと召喚したもの!一見この子はただ... -
ゼロの氷竜
「ロードス島戦記」より「氷竜ブラムド」を召喚 ゼロの氷竜-01 ゼロの氷竜-02 ゼロの氷竜-03 ゼロの氷竜-04 ゼロの氷竜-05 ゼロの氷竜-06 ゼロの氷竜-07 ゼロの氷竜-08 ゼロの氷竜-09 ゼロの氷竜-10 ゼロの氷竜-11 ゼロの氷竜-12 ゼロの氷竜-13 ゼロの氷竜-14 ゼロの氷竜-15 ゼロの氷竜-16 ゼロの氷竜-17 ゼロの氷竜-18 ゼロの氷竜-19 ゼロの氷竜-20 -
ゼロのミーディアム-01-01
前ページ次ページゼロのミーディアム 何度も失敗した末、ついに使い魔の召喚に成功したかと思われたルイズ。しかし現れたのは まきますか? まきませんか? と、書かれた謎の契約書。 流石に困惑を隠せないルイズだがそれは今回のサモン・サーヴァントを受け持ったコルベールもまた同じだった 「姿を見せる前に契約を求めるなんて…先生、今までにこんなことって…」 「いや、こんな前例は…なんとも面妖な…」 通常サモン・サーヴァントでは使い魔となり得る者が直接呼び出される。 姿を見せずにいきなり契約を迫るケースは未だかつて無いことだ 「あの、先生…やっぱり私、これに契約しなきゃいけないんですか…?」 ルイズは不安を隠せなかった。しかし無理もない。基本的にサモン・サーヴァントにおいて使い魔との契約に二度目は無い。 ... -
ゼロの視線
甲賀忍法帖より甲賀弦之介 ゼロの視線-01 ゼロの視線-02 ゼロの視線-03 ゼロの視線-04 ゼロの視線-05 ゼロの視線-06 ゼロの視線-07 -
ゼロの花嫁
瀬戸の花嫁 より瀬戸燦を召喚 ゼロの花嫁-01 ゼロの花嫁-02 ゼロの花嫁-03 A/B/C ゼロの花嫁-04 ゼロの花嫁-05 A/B ゼロの花嫁-06 ゼロの花嫁-07 A/B ゼロの花嫁-08 ゼロの花嫁-09 A/B ゼロの花嫁-10 A/B ゼロの花嫁-11 ゼロの花嫁-12 ゼロの花嫁-13 ゼロの花嫁-14 A/B ゼロの花嫁-15 ゼロの花嫁-16 A/B ゼロの花嫁-17 A/B ゼロの花嫁-18 A/B ゼロの花嫁-19 A/B ゼロの花嫁-20 A/B/C ゼロの花嫁-21 A/B ゼロの花嫁-22 -
ゼロの使い
ドラクエ7(漫画版)からメディルの使いを召喚 ゼロの使い-01 ゼロの使い-02 ゼロの使い-03 ゼロの使い-04 ゼロの使い-05 ゼロの使い-06 ゼロの使い-07 ゼロの使い-08 ゼロの使い-09 ゼロの使い-10 ゼロの使い-11 ゼロの使い-12 ゼロの使い-13 ゼロの使い-14 -
珍SD戦国伝 ゼロの大将軍-01
前ページ次ページ珍SD戦国伝 ゼロの大将軍 「(ここはどこだ?)」 烈光が目を覚ますと、そこには全く見覚えの無い世界が広がっていた。 「(元の場所・・・じゃないな・・・ここは・・・)」 石造りの建物、着物ではなく、白い服の上に黒い衣らしき物をまとった若い男女達。 その中で桃色の長い髪の少女が彼を見て顔を引きつらせていた。 「こ、これのどこが・・・」 「なんか、変なの召喚したぞーっ」 「やっぱりゼロのルイズだ!!俺達とは右斜め上を行ってるぜ」 「ははははははははは!!」 「ルイズ涙目~ってか?」 少女は本当に目に雫を溢れんばかりにためていた。苛めにあっているのだろうか? 彼らの言葉が理解できない今、その場の雰囲気から状況を把握する術はなかった。 「おい、ここはどこだ?それに君達は何者だ!?」 少女に問いかけるが、こちらの言葉も通じないらしく無視された。... - @wiki全体から「ゼロの少女と紅い獅子-01」で調べる