あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ内検索 / 「ベルセルク・ゼロ-01」で検索した結果
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ベルセルク・ゼロ
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ベルセルク・ゼロ-01
前ページ次ページベルセルク・ゼロ ルイズは朗々と歌い上げる。鈴が鳴るような透き通る声で。 「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール…」 その歌の名は『サモン・サーヴァント』。己が使い魔となる生物を召喚する呪文。 『トリステイン魔法学院』に所属する学生は二年生に進級する際、皆例外なくこの儀式を執り行う。 トリステイン魔法学院―――この『ハルケギニア』と呼ばれる世界に存在する大国の一つ、トリステインに作られた魔法使い養成機関である。 この学校において、今年二年生進級する生徒たちはこの儀式で召喚された使い魔によって自分の『魔法属性』を決定し、それぞれの専門課程へと進むのだ。 そして今日、その儀式を行うため今年二年生に進級する生徒たちは学院からおよそ2000メイル程離れた草原へと集められていた。 集められた生徒たちは... -
ベルセルク・ゼロ-04
前ページ次ページベルセルク・ゼロ ガッツたちが出て行ってからしばらく時が経ち――― 一人部屋に残されたルイズはぐい…と涙をぬぐった。 嗚咽は既に止んでいる。 (泣いてる暇なんてない…使い魔召喚に失敗したっていうんなら、もう一度、成功するまで何度でもやるだけ…それだけよ……!) 失敗することにはもう慣れた。それでもルイズは何度でも立ち上がる。 貴族のプライド、ヴァリエール公爵家のプライド、そしてそれらを超越した自分自身の根幹にある何かを守るために。 ルイズはベッドから降りるとサモン・サーヴァントの呪文を唱え始めた。 サモン・サーヴァントは本来なら教師立会いの下で行わなければならない呪文である。 だが、『ゼロのルイズは実はサモン・サーヴァントに失敗していた』なんてことが知られてしまうと、いよいよ自分の学生としての立場は危うい。 ... -
ベルセルク・ゼロ-02
前ページ次ページベルセルク・ゼロ 気が付くと目の前に青空が広がっていた。 頬の辺りがちくちくする。どうやら自分は草原の上に仰向けになっているようだ。 一体全体何がどうなっているのか。自分はつい先刻まで仲間たちと共に野営の準備に取り掛かっていたはずだが…… いささか混乱している。ガッツは冷静になるよう努めた。 まずは思い出す―――そうだ、『鏡』。鏡だ。 目の前にわけのわからん鏡が現れて――― 「その鏡に触れてはいけません!!」 夜に備えるため、薪拾いを終えて帰ってきたガッツの前に突然鏡が現れた。 貴族が好んで使うような、豪奢な鏡だった。 警戒と興味でガッツがその鏡を観察していると、仲間の一人である魔女・シールケの声が頭に響いた。 その声でガッツは鏡に触れようとしていた右手を引っ込める。 まったく、『念話... -
ベルセルク・ゼロ-03
前ページ次ページベルセルク・ゼロ ぱちりと目を開ける。知らない天井が目に入った。 天井―――ということは、自分はどこか室内にいるらしい。そしてベッドに寝かされている。 ひどくふわふわしたベッドに気持ち悪さを感じつつ、ガッツは体を起こした。 「……こいつが俺をここに連れてきたのか?」 呟くガッツの視線の先では、桃髪の少女がガッツの使っているベッドに頭を預けてすうすうと寝息を立てていた。 そこでガッツは己の体に包帯が巻きつけられていることに気づく。 そのことに気づいてから、続けざまに気がついた。 狂戦士の甲冑を纏っていらいずっと痛んでいた体の調子がずいぶん楽になっている。 ガッツは少女の肩に手をやり、ゆさゆさと揺り起こした。 「ふにゃ?」 少女は顔を上げてからもしばらく空ろな様子だったが、 「おい、お前がこれを―――」... -
ベルセルク・ゼロ-09
前ページ次ページベルセルク・ゼロ トリステイン魔法学院の学院長であるところの『偉大なる』オールド・オスマンは学院長室のソファーに背をうずめ、大きく口を開けて欠伸をした。 「ふあぁ~あぁ~あ……うんむ、眠いのう。やはりこの年になると夜更かしは毒じゃわい」 言いながら机の上に乱雑に積まれた資料の山に目を向ける。これらの資料は昨晩コルベールがこの学院長室に置いていった物だ。 ミス・ヴァリエールの使い魔に関係するかもしれない文献、と言われて提出されたそれらを、オスマンは激しく面倒くさがった。 「コルベール君、ワシ、ほら、もう老眼じゃからよう字も見えんのじゃ」 そんなオスマンの言葉をシカトし、退室していったコルベールの姿を思い出す。 オスマンはその姿に「てめえ楽してねえでてめえが知りてえんだろてめえもやれよ」的オーラを感じとった。 そんなわけで渋々資料に目を通... -
ベルセルク・ゼロ-07
前ページ次ページベルセルク・ゼロ ルイズは目を覚ますとまだ重いまぶたをごしごしとこすった。 窓からは朝の光が差し込んできている。 今何時だろう? ルイズは枕元に置いていた時計に目を通した。 授業が始まるまではまだ暇がある。 ようやく覚醒し始めた頭を振って、ルイズはベッドから降りた。 ちらりと壁に背を預けて眠るガッツに目を向ける。 ―――いいぜ、元の世界に帰るまでの間、お前の使い魔をやってやる 昨夜、そう宣言したその使い魔は、静かに寝息を立てていた。 そういえば、とルイズは思いだす。 ガッツを召喚したその日、ガッツが気絶しベッドで眠り続けていた間、ルイズは自分なりに使い魔をどう扱うか考えていた。 その時にとったメモを机の引き出しの中に入れっぱなしだった。 ルイズは引きだしを開けると『使い魔の扱い方!!』と書かれたメモ帳を... -
ベルセルク・ゼロ-08
前ページ次ページベルセルク・ゼロ 時間は少し前後する。 ガッツが食堂を立ち去って気まずい昼食をルイズがとっていたころ、オスマンからガッツの調査を命じられた『炎蛇』のコルベールは蔵書数万とすら言われるトリステイン魔法図書室で大量に積み上げられた過去の文献と格闘していた。 何しろ手がかりがまったくない。つまり、しらみつぶしに『何かしら呪印を刻む儀式』を古今東西、種類を選ばず追っていかなくてはならない。 それは雲を掴むような話だった。 しかも―――これはオスマンにも報告済みのことなのだが―――コルベールはガッツが召喚された際、用心深くもディテクト・マジックをかけていたのである。 結果はまったくの『反応無し』。つまり、あの呪印には今のところ何の呪もかかってはいないのだ。 にもかかわらずオスマンは呪印の調査をコルベールに厳命した。 効力を失って... -
ベルセルク・ゼロ-05
前ページ次ページベルセルク・ゼロ ルイズはベッドに腰掛け、パックの話を聞いていた。 パックからガッツの事情をかいつまんで聞かされたルイズは本日何度目かのため息をついた。 「異世界からきた…ね…とても信じられないけど……」 先ほどのガッツの剣幕を思い出す。実際あれほどの激情を目の前で見せられては疑うわけにはいかない。 「とても嘘をついている風じゃなかったものね……その、とても怖かったし……」 「必死だったんだよあいつも。普段はあそこまで取り乱すことそんなにないんだよ…そんなに、だけど」 苦笑いを浮かべるパックの脳裏には出会ったばかりのころのガッツが思い出されていた。 あの当時のガッツをこのルイズが召喚してしまっていたとしたらどうなっていたか―――想像に難くない。 「不幸中の幸いってやつだね~」 「?」 たはは、とパックは笑う。... -
ベルセルク・ゼロ-06
前ページ次ページベルセルク・ゼロ トリステイン魔法学院の学院長を務める『偉大なる』オールド・オスマンは学務長室に備え付けられえたデスクに肘をついて、ひとつ、大きく欠伸をついた。 長く伸びた自身の髭を指でいじる。 「ふ~む、退屈じゃのう…何か刺激的なことがおこらんかのう…このまま退屈が続いてはすぐに呆けてしまうわい」 年齢不詳の(少なくとも百歳は軽く超えていると思われる)御大は再び出てきた欠伸をかみ殺しつつ、そんなことをのたまった。 そんなオスマンの願いが天に届いたのかは知らないが、学務長室にドアを激しくノックする音が響いた。 オスマンは髭をいじる手をおろすと居住まいを正し、そこはかとなく偉大なオーラを放ち始めた。 「入りなさい」 オスマンの許しを得てドアが開かれる。 そこにいたのはルイズ達のサモン・サーヴァントの監督を務めた教師、... -
ベルセルク・ゼロ-10
前ページ次ページベルセルク・ゼロ 『土くれ』のフーケと呼ばれる盗賊がいる。 その手口は繊細かつ大胆。フーケに狙われて無事で済んだ宝物は今までない。 トリステイン中の貴族を震え上がらせる、しかしながらまったく正体不明の大怪盗。 それが、『土くれ』のフーケだ。 そんな男か女かも不明なフーケだが、ひとつ分かっていることがある。 フーケは盗みを行う際、『錬金』の呪文を多用する。 宝物を守る強固な壁を、錬金によって粘土や砂に変え侵入するのだ。 また、巨大な土ゴーレムを錬成して強引な破壊を行うこともある。 『土くれ』の二つ名はそれらの手口からつけられたものだ。 強力な『固定化』の魔法をかけられた壁をあっさりと錬金してしまうその実力から、フーケは少なくとも『トライアングルクラス』の『土』のメイジであろうと噂されている。 もうひとつ―――フーケに対し... -
ベルセルク・ゼロ-13
前ページ次ページベルセルク・ゼロ ルイズの先導のもと、一行は狭い路地裏へと入っていく。 道にはゴミや汚物が散らばっており、悪臭が鼻をついた。 キュルケは嫌悪感を露骨に浮かべ、鼻をつまむ。 「ちょっとルイズ。ホントにこっちであってるんでしょうね?」 「うるさいわね。嫌ならついてこなければいいじゃない」 やがて、剣の形をした看板が見えてきた。 「あ、あった」 ルイズは嬉しそうに呟いた。どうやらそこが武器屋であるらしい。 一行は石段を上り、羽扉をあけ、店内へ足を踏み入れた。 店の奥でパイプをくわえた五十がらみの親父が入ってきたルイズたちに目を向ける。 昼間だというのに店内は薄暗かった。 壁や棚に所狭しと並べられた剣や槍がランプの光を反射している。 「……」 タバサはランプの下まで進み、そこでまた本を読み始めた。 「お~、いろいろあるな... -
ベルセルク・ゼロ-19
前ページ次ページベルセルク・ゼロ 険しい山道を進むと、峡谷にはさまれるように造られた町並みが目に入る。 月の光に照らされたそこはアルビオンへの『船』を出している港町ラ・ロシェールだ。 山道に月の光を浴びて影が伸びる。 ワルドとルイズが跨るグリフォンの影。それとギーシュと少女が跨る馬の影だ。 ギーシュの馬に跨っているのはグリズネフから救出したあの少女だ。 少女はメリッサと名乗った。 メリッサは亜麻色の髪を肩まで伸ばしていて、今はルイズの制服を身に纏っている。メリッサの身長はルイズより頭一つ大きいので、服の丈は足りず、ボタン回りもぱつんぱつんだ。 そのままではあまりに扇情的だったので、今はギーシュのマントを羽織っている。 町が見えたことで一同はほっと一息ついた。 学院を出発してからここまでほとんど休憩を取らずに駆け続けていたのだ。グリフォンに... -
ゼロの機神 ギガンティック・ゼロ
「機神大戦ギガンティック・フォーミュラ」の十式オニクスを召喚 ゼロの機神 ギガンティック・ゼロ-01 : EP0.5「招来」 ゼロの機神 ギガンティック・ゼロ-02 : Ep1 「前世」 ゼロの機神 ギガンティック・ゼロ-03 : EP2 「鉄神」 ゼロの機神 ギガンティック・ゼロ-04 : EP3 「重複」 ゼロの機神 ギガンティック・ゼロ-05 : EP4 「日常」 ゼロの機神 ギガンティック・ゼロ-06 : EP5 「青銅」 ゼロの機神 ギガンティック・ゼロ-07 : EP6 「玄武」 ゼロの機神 ギガンティック・ゼロ-08 : EP7 「捕縛」 ゼロの機神 ギガンティック・ゼロ-09 : Intermission 「空白」 ゼロの機神 ギガンティック・ゼロ-10 : EP8 「疑問」 ゼロの機神 ギガンティック・ゼロ-11 : EP9 「翼腕」 ゼロの... -
ベルセルク・ゼロ-25
前ページ次ページベルセルク・ゼロ 「リーダーの部屋は甲板にあるよ!」 パックの先導の下に装備を取り戻したガッツ、ワルド、そしてルイズはウェールズのいる船長室を目指す。 通路の向こうから5人もの空賊が迫ってきた。 「止まれ!」 「これ以上は進ません!!」 空賊達は剣を構え、突進してくる。ガッツが空賊たちの前に躍り出た。 「シッ!!」 一刀の下に突出してきた2人を斬り飛ばす。 「ヒュウ! さすが相棒だぜ! よっしゃよっしゃコレよコレ!! 燃えてきたぁ!!」 ガッツの手の中で歓喜の声を上げているのはデルフリンガーだ。 狭い通路ではドラゴンころしをまともに振り回すことは出来ない。 かつてのトリステイン学院での一件のように壁を破壊することを厭わなければ振れなくも無いが、何しろここは空の上。 ガッツはこの船がどういった機構で... -
ベルセルク・ゼロ-16
前ページ次ページベルセルク・ゼロ 部屋に入ってきたアンリエッタは感激に身を震わせ、ルイズの体をぎゅっと抱きしめた。 「あぁ! ルイズ!! ルイズ・フランソワーズ!! 懐かしいわ! 本当に久しぶり!!」 「ひ、姫殿下ッ!? いけません、こんな下賎な所にお一人で参られるなど…!」 「ルイズ・フランソワーズ! そんな他人行儀な口の利き方はやめてちょうだい! わたくしたちは友達でしょう!?」 ルイズの言葉にアンリエッタはいやいやと首を振る。ルイズはひとつため息をついてからはにかみ、幾分くだけた口調でアンリエッタと語り始めた。 そんな二人の様子をガッツとパックは呆気に取られた様子で見つめていた。昼間、学院を粛々と訪問した姫と同一人物とは思えない。どうやらこの姫殿下、昼間の態度は余所行きで、こちらが地のようだった。 (姫……ね) ルイズと手を取り合ってはしゃぐアンリ... -
ベルセルク・ゼロ-12
前ページ次ページベルセルク・ゼロ それは昔、幼いころに母が語ってくれた御伽噺。 夜の闇が怖いと泣き喚く私に、母が優しい声で歌い上げた英雄譚。 数多の夜を彷徨い、いくつもの血の海を掻き分け、神々(あるいは、悪魔)に抗い続けた一人の剣士の物語。 勝てるはずのない戦いを、それでも文字通り身を削りながら続けた男のあまりにも雄々しく、猛々しい物語。 「けんしさんは、どうしてそんなたたかいをつづけたの?」 口をつく当然の疑問。 涼しい夏の夜。天窓が開いている。窓から差し込む月光が母の美しい髪を蒼く照らしている。 「そうねえ…どうしてかしらねえ……」 幼い私の問いかけを、母はいつもそうやって微笑みながらはぐらかしていた。 「わたしだったら、そんなたたかいもうやめちゃうけどなあ…」 「そうね、私もやめちゃうか... -
ベルセルク・ゼロ-15
前ページ次ページベルセルク・ゼロ 時間はおよそ午前の10時。 昨夜体が鈍らぬよう剣を振った後、ルイズの部屋の壁に背を預け、朝日が顔を出す頃にようやく眠りについたガッツだったが、がさごそと部屋を漁る音に目を覚ました。 音のするほうに目を向けると、この時間には授業に出ているはずのルイズがタンスを漁っている。 「……何してんだ?」 ルイズの顔がぐりんとガッツのほうを向く。ルイズは一瞬、起こしてしまったかとバツの悪そうな顔をしたが、すぐに興奮した面持ちになった。 「姫殿下がこの魔法学院にいらっしゃるのよ!!」 ルイズはタンスの奥からパリッと折り畳まれた制服一式を取り出した。 どうやらいつも着ているものより質のいい、こういった機会用の余所行きらしい。 「姫殿下ってお姫様のこと?」 興味をそそられたらしいパックが口をはさんできた。 「そう、トリステインが... -
ベルセルク・ゼロ-21
前ページ次ページベルセルク・ゼロ ワルドが杖を構え、ガッツがそれに応えたことで事態は一気に緊迫する。 杖を持つ右手を前に出し、やや半身になって構えたワルドに対し、ガッツは腰を落としドラゴンころしを後ろに引いた明らかな迎撃の構え。 「ねえギーシュ、実際にダーリンとやりあったあなたはこの勝負どうなると思う?」 今は物置となった練兵場の端っこで、二人を遠巻きに見つめていたキュルケは隣で苔むした木箱に腰掛けるギーシュに声をかけた。 「ううむ……」 ギーシュの顎に手を当て、頭を捻った。 常識外れの鉄塊を振り回し、ワルキューレを軽々と屠った、悪夢のようなガッツの姿が思い出される。 確かにガッツは強い。そこらの傭兵とは桁が違う。昨日もあっという間に盗賊たちを蹴散らしていた。 しかし、対するワルドも相当な実力の持ち主であることは明白だ。 圧倒的な力で自分を打... -
ベルセルク・ゼロ-24
前ページ次ページベルセルク・ゼロ ルイズ一行を乗せ、順調にアルビオンへ航行を続ける飛行船マリー・ガラント号。 ルイズ達のために急遽用意された客用の船室で、ガッツは『ライトニング・クラウド』によって受けた傷の処置を行っていた。 鎧と、下に着ていたシャツまで脱いで、火傷で引き攣った皮膚に妖精の粉を塗りこんでいく。手の回らない背中側はパックが直接その羽から粉を振りまいていた。 ガッツの背中でパックはその傷の凄惨さに顔をしかめた。 ガッツの背中にはまるで電流が通り抜けた跡を示すかのように火傷が走り、その部分が酷く膨れ上がっていた。しかも、鎧との摩擦によってか、所々皮膚が破れてしまっている。 「結構ひどい火傷だなあ。しばらく痛むよこりゃ」 「構わねえよ。とりあえず体が動きゃそれでいい」 傷は酷く痛むだろうに、ガッツはそれをおくびにも出さずに淡々と言... -
ベルセルク・ゼロ-20
前ページ次ページベルセルク・ゼロ 夜空に浮かぶ二つの月が寄り添うように輝いている。 ルイズとメリッサに与えられた部屋――― 湯浴みを終えたルイズはどさりとベッドに飛び込んだ。 さすがにラ・ロシェールで最も高級な宿屋なだけあって、ベッドもふかふかで気持ちが良い。 備え付けられた隣のベッドでは既にメリッサがすぅすぅと寝息をたてていた。 枕に顔を埋めたまま、今日の出来事を反芻する。 結局、あれからガッツとは口をきいていない。妙な気まずさがあって、話しかけることが出来ないでいたのだ。 ごろりと仰向けになってため息をつく。 ルイズは右腕を目の前に掲げた。窓から差し込む月光がルイズの右手首に巻かれた包帯を照らす。 その傷は、先程の戦闘で前を行くルイズに盗賊の振るった刃が掠めたものだ。 ルイズはその包帯を眺め、少し嬉しそうに目を細めた。 ―――... -
ベルセルク・ゼロ-22
前ページ次ページベルセルク・ゼロ 「ラ・ヴァリエールの娘を渡してもらおうか」 ワルド、ルイズ、そしてガッツの前に立ち塞がった仮面の男。低くしわがれたその声は、幾人もの人間が同時に喋っているようで、それでいて妙にざらついた奇妙なものだった。 ワルドはルイズを庇うように一歩先に出て、杖を抜き、構える。 「こちらの素性を知った上で付け狙うか。何者だ、貴様?」 もちろん男は黙して語らない。ワルドはやれやれと首を振った。 「まあ何者にしろ…そんな立派な杖を持っているんだ。君も貴族なのだろう? 貴族ならば女性の誘い方くらい心得たまえ」 「どけ」 短く一言だけ発して、男は地を蹴り、ワルドに踊りかかった。 「速いな―――だがッ!!」 まるで風のように迫り来る男にワルドは杖を合わせる。 しかし、そこで仮面の男は突然一歩後ろに跳び退ってワルドの一撃をやり過ごした。... -
ベルセルク・ゼロ-23
前ページ次ページベルセルク・ゼロ 『桟橋』と呼ばれた巨大な樹木から伸びる一本の太い枝に、何本ものロープを使って帆船が吊るされていた。その帆船の舷側には翼が設けられている。そう、これはただの船ではない。空を舞う飛行船なのだ。 通称『白の国』とも呼ばれるアルビオンは巨大な浮遊大陸だ。そこに渡るためにワルドが急遽都合したその船の甲板で、船長とおぼしき初老の男が苛立たしげにパイプを吹かせた。 「いつまで待たせるんですかい? 急ぎだっていうからこっちは寝入りばなの船員を叩き起こしてまで出航の準備を整えたんですがね」 船長は吸い込んだ煙を嫌みったらしくはぁ~、と吐き出した。 ワルドはそんな船長をぎろりと睨みつける。船長は肩をすくめて「おぉ怖い」と呟いた。 ルイズはまだ乗船しておらず、自分たちが上がってきた『桟橋』の階段をじっと見つめていた。 「ルイズ」 ... -
ベルセルク・ゼロ-18-2
前ページ次ページベルセルク・ゼロ 少女は裸足だった。その剥き出しになった足が、金属の光沢を帯びている。 そしてその範囲は、徐々にふくらはぎへと上ってきていた。 ギーシュは絶句した。 生きた人間をそのまま鉄に錬成するなどありえない。 この男の魔法はどれほどのレベルだというのか。 「くふふ、ふは、はぁーっはっはっ!!!!」 グリズネフの耳障りな笑いが響く。 「理解したか!? 俺から杖を奪えば錬成は止まる!! 『女が彫像になっちまうまえに俺から杖を奪えるか』、それがルールだ!! 単純明快だろう!?」 頭の裏で血管が千切れる音が聞こえた。 怒りで頭がどうにかなりそうだった。 「やめろぉおおおおおお!!!!」 残ったワルキューレを総動員してギーシュはグリズネフに迫る。しかし、グリズネフは先程錬成した鉄の弾丸を再び放った。 ... -
ベルセルク・ゼロ-26
前ページ次ページベルセルク・ゼロ テーブルに並べられた豪華な料理。響く笑い声。溢れる人々の笑顔。 ニューカッスルの城に到着したルイズ達は、その夜に開かれたこの最後の晩餐会に招待されていた。 その華やかな席にあって、ルイズの顔は浮かないままだった。 既にその手の中にはウェールズに託された手紙を持っている。任務は無事完了したのだ。 いや、この手紙を無事にアンリエッタに届けて初めて完了したといえるのだが、とにかく最大の山場は越えた。 にもかかわらず、ルイズの気持ちは晴れない。 原因は目の前で楽しそうに談笑するアルビオンの兵士達だった。 彼らは明日、圧倒的戦力差があるにも関わらず勇敢にも――或いは、無謀にも――貴族派の大軍に立ち向かって死ぬ。 死ぬのだ。ルイズの目の前で心の底から笑っている彼らは。 それは変えようのない事実。わず... -
ベルセルク・ゼロ-17
前ページ次ページベルセルク・ゼロ 何か、違和感がある。下に向けていた右半身が硬い床に押されて痛い。 何事かと目を開けてみれば視界に移るのは木の木目。 柔らかなベッドはいつの間にかごつごつした木の板にすり替わっていた。 寝起きのせいかぼぅとする頭を抱えて、ルイズは身を起こした。合わせて地面がギィと音を立てて揺れる。 ルイズは水面をたゆたう小船の上にいた。 ぐるりと周りを見渡すと靄がかった対岸が見える。どうやらこの船はそれほど大きくない池の上に浮かんでいるらしかった。 ルイズは、この場所に見覚えがある。 ここは幼いルイズが母に、父に、姉に怒られたときによく身を隠していた『秘密の場所』だ。かつてルイズがまだヴァリエールの屋敷に住んでいた頃、何か悲しいことがあると、幼いルイズはよくこの場所に逃げ込んでいた。 ―――何故わたしはこ... -
ベルセルク・ゼロ-27-2
前ページベルセルク・ゼロ 2体の遍在が同時に駆け出す。 「へへッ! どんな小細工も本気を出した俺っちと相棒にかかりゃお茶の子サイサイよ!!」 自信満々に声を上げるデルフリンガーをガッツは地面に突きたてた。 「あらら? あ、相棒!?」 ガッツの足元には大剣ドラゴンころしが横たわっている。 先ほどガッツが後ろに下がってみせたのは、前後に挟まれるのを防ぐためではなく、このドラゴンころしを拾うため。 「ひ、ひどい!! やるだけやって、用が済んだらバイバイってワケ!? 男の人っていっつもそう!! この人でなし!! 冷血漢!!」 デルフリンガーは涙交じりの悲鳴を上げた。 「剣を持ち替えようが同じだ! 死ね!!」 即座に距離を詰めたワルドが杖を振りかぶる。 「ガッツ…!!」 ルイズは胸の前で両手を握り祈った。 ワルドの誤... -
ベルセルク・ゼロ-14
前ページ次ページベルセルク・ゼロ ガッツが厨房に入ると途端に湧き上がる歓声。 学院で働く平民たちにとって英雄といっても差し支えないガッツへの喝采とそれに混じる貴族への罵声、特にマルトー親方のソレはトリステイン魔法学院の廊下によく響く。 石造りの冷たい廊下にじっと立ち尽くし、拳を強く握りしめながら―――ギーシュ・ド・グラモンは黙ってそれを聞いていた。 翌日。 午前の授業が終わった昼休み、麗らかな日差しが心地良く降り注ぐ中庭で、しかしギーシュは汗だくになりながらステップを踏んでいた。 ギーシュの目の前には自らが錬成したワルキューレが立っている。ギーシュはそのワルキューレの手をとっていた。 ダンスだ。いや、それはあまりにも稚拙でたどたどしく、とてもダンスと呼べる代物ではなかったが―――どうやらギーシュは必死にワルキューレとワルツを踊ろうとしているら... -
ベルセルク・ゼロ-18-1
前ページ次ページベルセルク・ゼロ ルイズ達はアルビオンへの玄関口『港町ラ・ロシェール』を目指して快調に旅を進めていた。 高く空を舞うグリフォンから振り落とされないように、ワルドはルイズを後ろから抱きしめるようにしっかりと手を回す。 「怖くないかいルイズ?」 「え、えぇ…大丈夫よワルド」 随分と積極的なワルドに、ルイズは少々困惑する。 ワルドは自分のことを婚約者と呼んでいたが、まさか本気なのだろうか。 確かに、父を交えてそんな話をしたことはある。だが、それは10年ほども昔の話。ルイズなんかはまだ6、7歳だった。 当時はそれなりに本気だったのかもしれないが、言わばそれはおままごとのようなもので、ルイズ自身、そんな約束などアンリエッタが学院を訪問したときに彼の姿を目にするまで忘れていた。 それを、ワルドは10年もの間忘れずにいたというの... -
ベルセルク・ゼロ-27-1
前ページ次ページベルセルク・ゼロ それは突然だった。 『あの最悪の映像』を最後に失われたはずのガッツの右目に映りこむものがあった。 倒れ付す王子、ウェールズの姿。眼前に迫り来る白い仮面の男。哄笑に歪むワルドの顔。 伝わってくる感情はただ、恐怖。 聞こえてきたのは自分の名を呼ぶ声。 今、ルイズの身に何起こっているのかはわからない。 だが――気付けば、ガッツは駆け出していた。 まったく面倒なことだ、と舌を鳴らしながら。 「……!!」 何だろう。声が聞こえる。 「……ズ!!」 よく聞き取れない。何を言っているんだろう。何だかとても必死な様子だけれど。 「ルイズ!!」 ああ、わかった。私の名前を呼んでいるのか。 ……。 「ッ!?」 ルイズは目を開けると慌ててその体を起こした。 何が... -
ベルセルク・ゼロ-11-1
前ページ次ページベルセルク・ゼロ ミセス・シュヴルーズによる『土』系統の授業が行われていたルイズのクラスに、慌てた様子で衛兵が飛び込んできた。 衛兵と二言、三言言葉を交わしたシュヴルーズは授業の中止を声高に告げると教室を飛び出していく。 教室に残された生徒たちはザワザワと騒ぎ始めた。 これは何か事件が発生したに違いない、と騒ぎ出す者もいれば、これ幸いと空いた時間に女の子をデートに誘う者もいる。 「ミセス・シュヴルーズも随分と慌ててらしたけど、どうしたのかしらね?」 退屈な授業がつぶれたことを内心喜びながら、キュルケは後ろを振り返る。 そこには黙々と本を読み続けるタバサの姿があった。 タバサは本から顔を上げて己の使い魔、風竜(ウインドドラゴン)シルフィードに目を向ける。 青い鱗をきらりと輝かせたその風竜は、タバサに顔を寄せるときゅいきゅいと鳴いた... -
ベルセルク・ゼロ-11-2
前ページ次ページベルセルク・ゼロ シルフィードが飛び立つ。 ゴーレムは行かせてなるかと言う様にその腕をシルフィードに向かって伸ばした。 キュルケは思わず目を瞑った。 「だめ!! 掴まる!!」 「きゅいきゅい!!」 自身に迫るゴーレムの腕に、シルフィードは悲鳴を上げた。 ガッツがゴーレムの足に向けて左手をかざす。 そして左手の義手から伸びている紐を右手で掴み、引いた。 ガコン―――と音をたて、義手の手首が折れ、大砲がその砲口を覗かせる。 ド ゴ ン ッ ! ! ! ! ガッツの左手が火を噴いた。 噴き出した爆炎がゴーレムの足首を一瞬で吹き飛ばす。 バランスを崩したゴーレムの手はシルフィードの翼を掠め、空を切った。 ゴーレムの手を逃れたシルフィードはぐんぐんと加速し、すぐに見えなくなった。 それを確認すると、ガッ... -
エンジェリック・ゼロ
「エンジェリック・セレナーデ」よりラスティ=ファースンを召喚 エンジェリック・ゼロ-1 エンジェリック・ゼロ-2 エンジェリック・ゼロ-3 エンジェリック・ゼロ-4 -
ゴーストステップ・ゼロ
「トーキョーN◎VA the Detonation “ビューティフルデイ あるいはヒュー・スペンサー最後の事件”」より “ゴーストステップ”ヒュー・スペンサーを召喚 ゴーストステップ・ゼロ-01 ゴーストステップ・ゼロ-02 ゴーストステップ・ゼロ-03 ゴーストステップ・ゼロ-04 ゴーストステップ・ゼロ-05 ゴーストステップ・ゼロ-06a ゴーストステップ・ゼロ-06b ゴーストステップ・ゼロ-06c ゴーストステップ・ゼロ-07a ゴーストステップ・ゼロ-07b ゴーストステップ・ゼロ-08 ゴーストステップ・ゼロ-09 ゴーストステップ・ゼロ-10 ゴーストステップ・ゼロ-11 ゴーストステップ・ゼロ-12 ゴーストステップ・ゼロ-13 ゴーストステップ・ゼロ-14 ゴーストステップ・ゼロ-15 ゴーストステップ・ゼロ-16 ゴース... -
ドラゴンナイト・ゼロ
「駈斗戦士仮面ライダーズ 超変身ギャグ外伝」よりサバイブ龍騎 ドラゴンナイト・ゼロ-01 ドラゴンナイト・ゼロ-02 ドラゴンナイト・ゼロ-03 -
ゲヘナ・ゼロ
『アラビアン・ダーク・ファンタジーTRPG ゲヘナ』より『シェヘラザード』 ゲヘナ・ゼロ-01 -
ドラゴンナイト・ゼロ2
「駈斗戦士仮面ライダーズ 超変身ギャグ外伝」よりサバイブ龍騎 ドラゴンナイト・ゼロ-01 ドラゴンナイト・ゼロ-02 -
8マン・ゼロ
8マン・インフィニティ終了後の光一とダイを召喚 8マン・ゼロ-00 -
ソーサリー・ゼロ
ゲームブック「ソーサリー」四部作の主人公「君」。 剣も魔法も使えますが、魔法を使うたびに体力点(HP)が減ります。 ※重要! 本作品は、スレッド投下時に読者の皆様に行動を選択してもらう形式になっています。 wikiに収録された本文は一本道になっており、行動を選択することはできません。 パラグラフ番号を気にせず、普通に読み進めてください。 ■ ソーサリー・ゼロ 第一部「魔法使いの国」 ├ ソーサリー・ゼロ-1 ├ ... -
レプリカ・ゼロ
テイルズ オブ ジ アビスよりルーク・フォン・ファブレ召喚 レプリカ・ゼロ-1 レプリカ・ゼロ-2 レプリカ・ゼロ-3 レプリカ・ゼロ-4 レプリカ・ゼロ-5 レプリカ・ゼロ-6 レプリカ・ゼロ-7 レプリカ・ゼロ-8 -
8マン・ゼロ-00
前ページ8マン・ゼロ 8マン・インフィニティより東光一とダイを召喚 8マン・ゼロ 「忘れるな、君は一人じゃない」 男は言った。ぼろぼろの体で。 「東・・さん・・・」 少年は、瞳に涙を溜めたまま男の体を抱きしめた。 そのとき、男の体は崩れ、破片も残すことなく消え去った。 沈み行く空母の上で、かつて「8マン」と呼ばれた男が姿を消した。 「コレカラドウスルンダ、コウイチ?」 少年・・東光一は、自分に話し掛ける存在を見やった。そこには、人はいない。 そこにいるのは、空母ダビデでの戦いで、その命を散らした少女、7thマシナリー「ルシア」のサポートマシナリー「ダイ」であった。 「ジェネシスノ大部隊ガコチラニ接近シテイル」 「・・・・決まってるだろ。戦うさ。ダイ、お前はどうするんだ?ルシアは・・・もういない。」 光一はそう言って、俯いた。かならず助け... -
エンジェリック・ゼロ-1
前ページ次ページエンジェリック・ゼロ 少女は静かに歌う。 その歌声は風と共に流れて行く。遠く遠くどこまでも。 これは天使の歌を歌う少女と、<ゼロ>と呼ばれた少女が奏でる物語。 エンジェリック・ゼロ (何とか成功して欲しいものだが・・・) コルベールはそう呟きながら、眼前の桃色の髪の少女を見守っていた。 その日、トリステイン魔法学院では毎年の恒例行事である春の使い魔召喚の儀式が行われていた。 魔法を使う者が生涯を共にするパートナーを決める為の重要な儀式である。 どの様な使い魔が呼び出されるかはその時まで判らない為、召喚を行う生徒は勿論 今年の儀式の監督を務めるコルベールも緊張を崩せない。 万が一、召喚した使い魔が暴れ出した時に生徒達を護るのも彼の役目だからである。 去年の儀式では大蛇を召喚した生徒が契約の呪文を唱... -
谷まゼロ
「谷仮面」から谷を召喚 谷まゼロ-01 谷まゼロ-02 谷まゼロ-03 谷まゼロ-04 谷まゼロ-05 谷まゼロ-06 谷まゼロ-07 谷まゼロ-08 谷まゼロ-09 谷まゼロ-10 -
スナイピング ゼロ
注)本SSは『HELLSINGのキャラがルイズに召喚されました』スレに掲載された作品です。 「HELLSING」のセラスとリップバーンを召喚 スナイピング ゼロ-01 スナイピング ゼロ-02 スナイピング ゼロ-03 スナイピング ゼロ-04 スナイピング ゼロ-05 スナイピング ゼロ-06 スナイピング ゼロ-07 スナイピング ゼロ-08 スナイピング ゼロ-09 スナイピング ゼロ-10 スナイピング ゼロ-11 スナイピング ゼロ-12 スナイピング ゼロ-13 スナイピング ゼロ-14 スナイピング ゼロ-15 スナイピング ゼロ-16 スナイピング ゼロ-17 スナイピング ゼロ-18 上へ -
魔法陣ゼロ
「魔法陣グルグル」より、原作終了後のニケとククリを召喚。 魔法陣ゼロ-01 魔法陣ゼロ-02 魔法陣ゼロ-03 魔法陣ゼロ-04 魔法陣ゼロ-05 魔法陣ゼロ-06 魔法陣ゼロ-07 参考:魔法陣グルグル(Wikipedia) -
サイダー&ゼロ
「NG騎士ラムネ&40」から ダ・サイダーとメタコ サイダー&ゼロ-01 サイダー&ゼロ-02 サイダー&ゼロ-03 サイダー&ゼロ-04 サイダー&ゼロ-05 サイダー&ゼロ-06 サイダー&ゼロ-07 -
エンジェリック・ゼロ-4
前ページエンジェリック・ゼロ アルヴィーズの食堂は今日も賑わいを見せていた。 ルイズ達が到着した時には既に朝食の準備が整っており、殆どの生徒や教師が席に着いていた。 使い魔の食事は外で摂らせるのが原則だが、ラスティを同じ様にさせる訳にはいかないので 使用人に頼んで食事の用意をさせる事にした。 近くに居た黒髪の給仕の娘に事情を話すと、快く引き受けてくれた。彼女はラスティの事を知っていた。 「彼女の食事ならお任せください。厨房で摂ってもらう事になりますが」 「それで構わないわ。ところで、どうしてこの子の事を知ってるの?」 「ミス・ヴァリエールが女の子を召喚した事は結構話題になっていますから。 それに今朝、彼女が歌っている所を見掛けましたので。素敵な歌声でしたよ」 「そ、そうなの…」 ここにも既にラスティの歌声を聴いている者が居た。自分はまだ聴いてい... -
デュープリズムゼロ
PSソフト「デュープリズム」より女主人公ミントを召喚 デュープリズムゼロ-01 デュープリズムゼロ-02 デュープリズムゼロ-03 デュープリズムゼロ-04 デュープリズムゼロ-05 デュープリズムゼロ-06 デュープリズムゼロ-07 デュープリズムゼロ-08 デュープリズムゼロ-09 デュープリズムゼロ-10 デュープリズムゼロ-11 デュープリズムゼロ-12 デュープリズムゼロ-13 デュープリズムゼロ-14 デュープリズムゼロ-15 デュープリズムゼロ-16 デュープリズムゼロ-17 デュープリズムゼロ-18 デュープリズムゼロ-19 デュープリズムゼロ-20 デュープリズムゼロ-21 デュープリズムゼロ-22 デュープリズムゼロ-23 デュープリズムゼロ-24 デュープリズムゼロ-25 デュープリズムゼロ-26 デュープリ... -
ゲヘナ・ゼロ-01
前ページゲヘナ・ゼロ 灼熱の砂が私を焼く。 照りつける光と、熱砂からの輻射熱が私を炙る。 周りは、見渡す限りの砂、砂、砂。 水分の代わりに砂を含んだ風が吹き、遠くには揺らめく蜃気楼。 沢山居た仲間も7割は魔物に食われ、生き残った者達とは離れ離れになってしまった。 逃走の過程で方角を見失い、城に帰る事も出来ない。 ふと、自らの体を見下ろす。 砂避けと、直射光を防ぐ為のマントはボロボロで、マントに隠れている服も砂だらけだ。 体は、擦り傷と打撲で悲鳴を上げ、口の中は、砂のジャリジャリした感触に混じって血の味がする。 それでも、私は歩みを止めない。 空は燈色に染まり、夕刻を告げている。 しかし、西の空に見えるはずの太陽は、何処にも見当たらず、空の色は濃淡の差が殆ど見受けられない。 それもその筈、見えているあの空は、真実空ではなく... -
三つの『二つ名』 一つのゼロ
「ARMS」より、ヴォルフ、キクロプス、「無害な」クリフの三人を召喚 三つの『二つ名』 一つのゼロ-01 三つの『二つ名』 一つのゼロ-02 三つの『二つ名』 一つのゼロ-03 三つの『二つ名』 一つのゼロ-04 三つの『二つ名』 一つのゼロ-05 三つの『二つ名』 一つのゼロ-06 三つの『二つ名』 一つのゼロ‐07 三つの『二つ名』 一つのゼロ-08a/b 三つの『二つ名』 一つのゼロ-09 某所に続編が投稿されていたのでリンク http //www.mai-net.net/bbs/sst/sst.php?act=dump cate=all all=30425 - @wiki全体から「ベルセルク・ゼロ-01」で調べる