ヒドラの青銅聖闘士→ヒドラスの
白銀聖闘士
声小野坂昌也
原作での青銅聖闘士二軍の一人。序盤銀河戦争で氷河に敗北するも再修行し
十二宮では沙織を守るため雑兵と戦い
ハーデス編ではその身を挺して星矢の姉である星華を守るなど
聖戦において実績を残した。またハーデス編から語尾が「~ざんす」になっている。
そんな彼がΩでも序盤のレギュラーとして登場
しかしその扱いは旧キャラの中でも物議を醸すものであった。
問題点
①一人だけ露骨なネタ扱い
Ωで登場した市は推定30以上ながら光牙達と共に
パライストラの生徒となり
属性に目覚めずついていけない事に若干やさぐれていた(ゆとり発言など)
原作で同じく二軍の似たポジションだった檄がパライストラの教師として
よき大人として肯定的に書かれているだけに露骨な差に戸惑う声もあった。
原作での実力から
小宇宙は他の生徒より強いのでは?と
聖闘士ファイトでの活躍も期待されたが
キャンプで迷子?→そのままスルー(脱落)など適当な扱いをされ
考察しても無駄という結論まで出ようとしていた。
②まさかの裏切り
パライストラが崩壊したものの、人柱には市の姿はなく、実は生きているのでは?と思われ
15話にて久しぶりにその姿を現すことになる。
予告ではギャグチックながらも敵になる描写もあり
「裏切りか?」「いや裏切ったフリして光牙助けるんだろう」と議論が起きたが
ホントにアテナを裏切りマルスに忠誠を誓いヒドラスの白銀聖闘士になっていた。
その理由は原作での星矢たちの華々しい活躍へのコンプレックスと嫉妬であった。
原作ではそんな描写など無くむしろ星矢たちをフォローしたり
ハーデス編で雑兵と警備をしながら
アテナを心配して涙ぐむなど
本編での市の行動は聖闘士としては真面目だったため
原作ファンから非難を浴びる回となってしまった。
そのオチも光牙に説教され聖衣を破壊された後
ゲストキャラの子供に同情されて終わり。という哀愁に満ちたもので
「せめて遺跡の破壊を手伝うとかフォローしろよ」と非難轟々。
その上、市に説教した光牙達がその次の週ではのんびりバイトをする展開になった
ため、この回の説教も全く説得力がなくなってしまった。
また、放映直後声優がTwitterにて
「今週のΩ見てくれたでざんすか?やっぱり勝負は顔で決まるざんすね・・・」
とコメントをぽつりと残した
③新章で汚名「挽回」 汚名挽回?そのような言葉はない。
汚名は、返上するものです。汚名返上。挽回するは、名誉です。名誉挽回
15話以降姿を消した市は53話にて再登場。
パライストラの生徒達に聖衣を見せびらかし
(なぜかヒドラ聖衣。ヒドラス聖衣は返上したのか貴鬼が直してくれなかったのかは不明)
自分も講義をしたいとダダをこねた所を檄にどつかれるという漫才のような登場をする。
裏切りについて触れられないあたり、もう許されたのか裏切り自体無かったことにされたのか?
最後は三級
パラサイトのロゲが放った蜂に刺されあっさり戦闘不能。以上。
聖衣といい裏切りの件といい説明不足が目立つ上に戦闘ではかませ以下の出オチ扱い
スタッフはどこまで市をバカにすれば気が済むんだ…
④そもそも原作を読んでるか怪しい?
市役の小野坂氏のラジオの発言で、最初市の口調は普通に書かれており
声優自ら「ざんす口調」に直してる事が判明する。
氷河のマーマへの設定などΩではハーデス編以降の設定が無視されている事が多い。
アルティメットコスモにおける市
基本的な設定は本編の裏切った後の模様
ポセイドンを倒しにくるもアクアドロップが必要なため
光牙達に勝負を挑み連敗いじけモードになるも
その後のユナの
「みんなでポセイドンを倒せばいい
大切なのは地上を守る事」
という台詞によって仲間を影からサポートするポジションも悪くは無い
今回は渋いサポートポジションを目指すと宣言しユナについてくる
その後遭遇したパブリーンが市を見てユナに男の趣味が悪いと言う等
完全にネタキャラポジションかと思いきや
翌日に遭遇した
ソニアにユナを捕らえろと言われると
「そいつはできねぇ…」
「カワイイ後輩を裏切るのはカッコ悪いって気づいちまったからな」
「知ってるか?勝負ってのは必ずカッコいいほうが勝つんだ
だから、オメエの味方はできねえ。悪く思うなよ」
と言い放つ
戦闘後逃げるソニアを追う時にユナとはぐれるも
その後の
イオニアとの戦闘後に蒼摩と
シャイナをつれて駆けつけイオニアを撤退させる
最後はトリトンの鱗衣を纏ったユナに
「ここから先はヒーローの役目
俺達はここで、オメエの帰りを待つ事にするぜ」
と言いユナをポセイドンの元へと送り出す
市先輩…今のあんた最高に輝いててかっこいいぜ…
なぜアニメ本編でこうならなかった…
最終更新:2013年05月10日 12:29