漢字での表記は聖衣石。
聖闘士星矢ではその鎧でもある聖衣は今まで
オブジェ形態と装着形態の2形態の変化が売りであり、
普段はパンドラボックス(クロスボックス)という大きな箱に収納し
持ち運び、戦闘時に装着するしくみとなっていた。
(初期は自ら装着したが後に自力で呼び出し装着などもある)
そして星矢Ωでは聖衣の仕組みが大幅に変化する事になった
それがクロストーンである。
瞬の説明によれば、星矢たちと
マルスの戦いのさなかに
突如として
隕石が宇宙から飛来し、戦いを中断させた。
その
隕石の力で聖衣はクロストーンに変化したのだという…
クロストーンは小さな宝石のような姿で形は様々である。
普段はアクセサリーとして携帯し
戦闘時にはクロストーンによって聖衣を装着する仕組みとなっている。
問題はその装着であり メインキャラの装着シーンがバンクでも度々出るが
→ペガサスクロス!など聖衣名を叫ぶとクロストーンが光る(叫ばなくてもできるが初期は大体叫んでいた)
→それぞれの星座が画面に映り星座のモチーフの動物などが出る
→光になりそれが装着者の全身をまとう
→装着完了で決めポーズ
鎧の装着というよりまるで魔法少女の変身シーンである。
またその装着シーンは1話の光牙の場面が
90年代の鎧アニメ 鎧伝サムライトルーパーのパクりである事が判明している
(この装着シーンは1話しか使われていない)
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サムライトルーパーはサンライズが制作したオリジナルアニメであるが
元々聖闘士星矢のフォロワー的作品として知られており、
「東映アニメーションのスタッフが逆に真似をしてしまった」という事態に
多くの星矢ファンが呆れることとなった。
オブジェ形態へから鎧への変形は聖衣の特徴でありオリジナリティーある人気要素だったが
そのギミックを一切排除し、魔法少女の変身アイテムと変身シーンになってしまったことに
多くのファンは呆気にとられ、また失望することとなった。
魔法のように現れるのではなく箱に入れて運ぶという姿もお馴染みであり
箱であるクロスボックスも人気が高かったのだが、アッサリと廃止されてしまった。
聖闘士星矢の鎧モノとしての多くのオリジナリティーや魅力を削いでしまった
新設定・クロストーンには原作ファンの非難が集中することとなった。
オブジェ形態は喪失したものだと12話での隕石の解説の際語られるが
後に天秤座の聖衣は武器使用の際にオブジェ形態になるという早速の設定変更があり
さらに十二宮編では水瓶座と蠍座がクロストーンではなくオブジェ形態に変化していた。
新要素を入れながら結局扱いきれなくなるgdgd加減が出てしまった。
さらにそのクロストーンは商品化もされているが
光牙版は一つ10,500円龍峰版は12,600円という
酷いボッタくりの値段で販売されている。
企画頓挫したのか高価格のアクセサリーはこの二つだけで、
後に安価のコレクションが発売されることとなった。
パンドラボックスやオブジェ形態を描くのが面倒くさかったのか、
アクセサリーを売るための改変だったのか?と手抜きやズレた商魂に呆れる意見も多い。
あまりのも苦情が多かったからか
新聖衣編からはクロストーンが排除され
オブジェ形態に戻ったことが放映前から大々的に宣伝された。
しかし放映して判明したのは
- オブジェ形態+聖衣箱に戻ったのはメインのみで黄金聖闘士はそのまま
- クロストーンの名残のごとく要所で石強調のデザインの新聖衣
というどっちつかずな事態になっている
最終更新:2013年05月04日 09:41