デス

死の陣営

THE FORCES OF DEATH

原文:
https://www.games-workshop.com/en-JP/Warhammer-Age-of-Sigmar-Factions-Guide#death
※2018年6月末のエイジ・オヴ・シグマー第2版への版上げにともない、該当ページは削除された。今後、世界観設定等は https://ageofsigmar.com/ja/ にて日本語で提供される模様(2018年7月4日追記)

亡者の総首領(Supreme Lord of the Undead)ナガッシュが再び起つや、避け難き死の力を持つ純粋な死霊魔術が、〈定命の諸領域〉全域にわたりツタが這うように密かに広がっていった。太古の邪悪たるナガッシュは〈死の領域〉スィリッシュのみならず〈定命の諸領域〉すべての完全支配を求めている。

 アンデッドは他のいかなる勢力とも異なる。数知れぬ敵が、その主たるナガッシュ、〈紫水晶の領域〉における上帝の執拗な意志のもとに駆り立てられてきた。今や〈定命の領域〉の戦いの始まった地のすべてで、死者たちが再び起き上がって墓所を棄てるにしたがい、大地そのものに染みわたるかのような冷たい力の影響が感じられる。彼らの真の目的は一つ、無慈悲で無遠慮な死者の秩序を全存在に強制することである。彼らをこの冷酷な目標に向けて駆りたてるのは、無常なる彼らの主、ナガッシュの不屈にして不滅の意志である。

 死の陣営の諸軍は全貌もわからぬほど巨大である。なぜなら、定命の諸領域において〈神話の時代〉から絶え間なく続く戦が残した古き戦死者の山が、〈死〉の諸軍に兵士を供給するからだ。デスラトル・ウォリアー(ラトルはカタカタ鳴る音、というほどの意味)の無数の軍勢が擁する兵士は、主人の暗き意志をおこなうべく前進する。野晒しの白骨は一歩ごとにカタカタ鳴り、すり減っていく。デッドウォーカー(歩む屍)として知られるのは、戦場跡にうち捨てられて腐敗するにまかされたボロボロの屍が、屍人操りの術によってよろめき歩くボロボロの群となったもの。スペクトラル・ホスト(亡霊軍団)に属するのは世界の恐るべき片隅に巣食うレイスとシェイドであり、不注意な者を呪いによって恐るべき死に導く。


死の大同盟/グランドアライアンス・デス


訳注:
ナガッシュ:Nagash
〈定命の諸領域〉:Mortal Realms
〈紫水晶の領域〉: Amethyst Realm ※死の領域であるスィリッシュの別名
デスラトル・ウォリアー:Deathrattle Warriors
デッドウォーカー:Deadwalkers
スペクトラル・ホスト:Spectral hosts

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最終更新:2018年07月04日 12:43