セロトニントランスポーター遺伝子とは
神経伝達物質であるセロトニンの伝達に関係する遺伝情報が書き込まれた遺伝子である。
性格に大きく関わっている遺伝子である。
セロトニントランスポーター遺伝子の組み合わせは3通り。 LL型、LS型、SS型。
- SS(緊張しやすい・不安を感じやすい・慎重)内向性遺伝子
- LS(比較的緊張しやすい)
- LL(動じない・緊張しない・大胆)外向性遺伝子
各国の割合
SS型 LS型 LL型
日本人 65.1% 31.7% 3.2%
アメリカ人 18.8% 48.9% 32.3%
29カ国50135人の遺伝子調査の結果。
黄色人種はS型不安遺伝子をもっている割合が高く70~80%。
これに比べて白人は40~45%となっている。
29ヵ国の中で、S型不安遺伝子保有者の割合が一番高いのが日本で80.25%、
ついで、韓国の79.45%、中国が75.2%、シンガポール71.24%、台湾70.57%。
スペイン46.75%、アメリカ44.53%、英国 43.98%、ドイツ43.03%。
そして、一番低いのが南アフリカの27.79%。
記事を追加と書きましたが。
昔、NHKが特集した時に、各国の割合を載せてたと思うのですけど
その資料がネットで見つからず。残念です。
追記します。@Wikiの最新口コミランキングで上位になっていたのに驚き、ここに書きます。
「緩募|セロトニントランスポーター遺伝子のSNP型で、不安度が高いと考えられるSS型が日本人では65.1%に上る(米国人では18.8%)という記事の「元論文」が探せません……。挙がってくるのが皆こちらを元にしているみたいなので。」
↑ですね。
このサイトが出典にしたのはサイエンスのクラウス-ピーター・レッシュ(1996)です。ご理解いただけたでしょうか?
出典を載せないのはよくありませんでした。ここにお詫び申し上げます。
最終更新:2012年07月29日 14:39