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SYSTEM II - (2011/04/23 (土) 22:11:12) の編集履歴(バックアップ)


== SYSTEM II ==
 ナムコが開発したハードウェア拡大縮小回転機能搭載のメインボード(実際の拡大縮小回転やファイナルラップなどのラスタースクロール回路はビデオボード側にあるらしいが…?)。SYSTEM21にもSYSYTEMIIの部品構成が踏襲されている。

  • SYSTEMII 旧メインボード
シルク 8618961200
パターン (8618963200)

  • SYSTEMII 新メインボード
シルク 8618961805
パターン (8618963905)

== 仕様 ==

== 主要チップ一覧(SYSTEM II MAIN BOARD) ==

63B09E(MPU)、HD68B09Eなど

 サウンド制御に実装。C140とYM2151のコントロールを担当。

C65(CUS65)、HD63B05Z0A24F

 入出力制御用チップ。パッケージは80ピン0.8mmピッチQFP。日立(現 ルネサス エレクトロニクス製ワンチップマイコン。
 日立のHD63B05系ワンチップマイコンだがカスタム品らしく、データブックに掲載無し。
 SYSTEM IIにはC65と表示されている256KビットROMもあるが、これはC65カスタムチップの外付けROM。
 新メインボードSYSTEM IIではC68(三菱製)に変更されている。


C116(CUS116)

 カラーパレット制御チップ。パッケージは80ピン0.75mmピッチQFP。NEC(現 ルネサス エレクトロニクス)製。

C121(CUS121)

 音源系制御チップ。パッケージは64ピン1.0mmピッチQFP。SHARP製?

C123(CUS123)

 SHAPE ROMなどの制御チップ。パッケージは80ピン0.8mmピッチQFP。富士通製。

C137(CUS137)

 パッケージは28ピン2.54mmピッチDIP。富士通製。

C139(CUS139)

 パッケージは64ピン1.0mmピッチQFP。富士通製。

C140(CUS140)

 PCM音源LSI。パッケージは120ピン0.8mmピッチQFP。富士通製。

C145(CUS145)

 パッケージは80ピン0.85mmピッチQFP。富士通製。

C148(CUS148)

 68000 MPUのバスコントロール用。パッケージは64ピン0.85mmピッチQFP。富士通製。
 MAIN CPU用とSUB CPU用にそれぞれ1つずつ実装

C149(CUS149)

 パッケージは28ピン2.54mmピッチDIP。富士通製。

C156(CUS156)

 画像制御用チップ。CHR ROMやSHAPE ROMなどを接続。パッケージは64ピン1.0mmピッチQFP。富士通製。

SYS87B-1(PAL16L8)

 68B09E用アドレスセレクタチップ。パッケージは20ピン2.54mmピッチDIP。

SYS87B-2(PAL16L8)

 C65用アドレスセレクタチップ。パッケージは20ピン2.54mmピッチDIP。
imageプラグインエラー : 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。

SYS87B-3(PAL12L10)

 68000系バス制御チップ。パッケージは24ピン2.54mmピッチDIP。

YM2151

 FM音源用(OPM)。
imageプラグインエラー : 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。

YM3012

 FM音源用ステレオDAC。
imageプラグインエラー : 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。

LA4700

 ステレオパワーアンプ。

LC7800

 PCM音源出力用DAC。
imageプラグインエラー : 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。

TA7376

 オーディオパワーアンプ。

TA7630

 トーンコントロールイコライザ。

LA6082S0

 OP-AMP。

TL084

 OP-AMP。

== ジャンパーピン機能(SYSTEM II MAIN BOARD) ==
  • JP1 音声出力のステレオ・モノラル切換
 ジャンパーの上側はモノラル設定、下側はステレオ設定。

  • JP4 C121用リセット信号切換
 ジャンパーの左側は未使用、なお、JP4はパターンで右側に固定されている。

  • JP11 
 ジャンパーの左側はカスタムチップC137の3番ピンの信号を使用、右側はカスタムチップC137の4番ピンの信号を使用。
 なお、JP11はパターンで右側に固定されている。

  • JP12 C148(MAIN MPU)用リセット信号切換ジャンパー
 ジャンパーの左側は未使用、なおJP12は基板のパターンで右側に固定されている。

  • JP13 C148(SUB MPU)用リセット信号切換ジャンパー
 ジャンパーの左側は未使用、なおJP13は基板のパターンで右側に固定されている。

  • JP15 DATA ROM アドレスバスA18の設定
 ジャンパーの左側はVCCに設定、右側はA18に設定。

  • JP60 SHAPE ROM OE#信号の設定
 ジャンパーの上側はGNDに設定、下側はA16に設定。

  • JP66 SHAPE ROM アドレスバスA16の設定
 ジャンパーの上側はGNDに設定、下側はA16に設定。

  • JP67 SHAPE ROM アドレスバスA17の設定
 ジャンパーの左側はA17に設定、右側はVCCに設定。

  • JP68 SHAPE ROM アドレスバスA18の設定
 ジャンパーの上側はVCCに設定、下側はA18に設定。

  • JP80 CHR ROM OE#信号の設定
 ジャンパーの左側はA16に設定、右側はGNDに設定。

  • JP86 CHR ROM アドレスバスA16の設定
 ジャンパーの左側はA16に設定、右側はGNDに設定。

  • JP87 CHR ROM アドレスバスA17の設定
 ジャンパーの左側はA17に設定、右側はVCCに設定。

  • JP88 CHR ROM アドレスバスA18の設定
 ジャンパーの左側はA18に設定、右側はVCCに設定。

== 主要チップ一覧(SYSTEM II 標準VIDEO BOARD) ==

C102(CUS102)

 80ピンQFP。富士通製。

C106(CUS106)

 16ピンQFP。富士通製。

C134(CUS134)

 28ピンDIP。富士通製。

C135(CUS135)

 28ピンDIP。富士通製。

C137(CUS137)

 28ピンDIP。クロック供給?富士通製。

C146(CUS146) ロケーション:5G

 80ピンQFP。三菱電機製。

LH5764

 28ピンDIP。EEPROM

C190(CUS190)

 28ピンDIP。KEYCUS?

SYS2-V1またはSYS2-V1B

 20ピンDIP(PAL)。

SYS2-V2

 20ピンDIP(PAL)。

== 基板設計ミス情報 ==
旧メインボードでは下記コンデンサと音声ミキシング回路でパターン設計ミスがある。
  • コンデンサ C43(ロケーション番号8K,74F244のバイパスコンデンサ)のGND側が配線されていない。
  • 音声ミキシング回路でコンデンサ C47とRA11(4,7kΩ×4個個別抵抗モジュール)間の配線2本が配線されていない。
 詳細はリンク先の回路図参照。

  C47-RA11の8番ピン 未配線
  C47-RA11の3番ピン 未配線
   上記3点は下記の基板バージョンで修正されている。
    新マザーボード シルク形番   8618961805
    新マザーボード パターン形番 (8618963905)

== リンク ==
ナムコ(NAMCO)

== 外部リンク ==