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JR西日本227系通勤兼近郊型電車
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この本稿のページではJR西日本227系について取り扱う。0番台、500番台、1000番台、2000番台、3000番台、4000番台、5000番台、6000番台、7000番台、8000番台存在する。
227系の概要
JR西日本の新型車両であるJR西日本225系通勤兼近郊型電車をベースに独立した電車である。地方に置かれてある。
車両の性能
方式 | 動力分散方式 |
先代 | 105系、113系、115系 |
次代 | 未定 |
最高速度 | 120 km/h |
電気方式 | 直流 1,500V |
主電動機 | かご形三相誘導電動機 (WMT106A)、かご形三相誘導電動機(WMT106A-G1-T)、全閉式かご形三相誘導電動機(WMT107) |
制御方式 | VVVFインバータ制御1C2M、WPC15A-G1(T/S) (1C2M・静止形インバータ一体型)、東洋電機製造・東芝インフラシステムズ製IGBT素子VVVFインバータ |
制動方式 | 電気指令式(直通・回生〔純電気式〕・抑速・耐雪・駐車ブレーキ付き) |
保安装置 | ATS-SW2・D-TASEB・TE装置、ATS-SW2・ATS-P3・EB-N(デッドマン装置)・TE装置、ATS-SW2・ATS-P3・無線式ATC(準備工事)・EB-N(デッドマン装置)・TE装置 |
0番台(広島地区)
2015年に運用開始。別名「Red Wing(レッドウイング)」。
山陽本線岩国-福山間で運用を開始した。最高速度160km/h。車両定員・133名(クモハ227形)・126名(クモハ226形)・149名(モハ226形)である。編成定員・408名(3両編成)・259名(2両編成)である。ひろしまシティ電車用として1982年に投入された115系3000番台以来32年ぶりとなった。山陽本線新山口-福山間、可部線広島-安芸亀山間、呉線広島-三原間を運行し、広島運転区、広島車両区から入出庫する。なお、2両編成と3両編成を最大12両解増結出来るが広島地区では最大8両解増結して運用する。
赤色のLEDライトRが光るのが山陽本線新山口-広島間。
緑色のLEDライトGが光るのが山陽本線広島-糸崎間。
imageプラグインエラー : 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。福山まで運行する0番台。


緑色のLEDライトGが光るのが山陽本線広島-糸崎間。
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福山は中立を維持
広島と岡山の狭間にいる福山では0番台と後述する500番台が一緒になって運行する事から中立の街とされている。福山は薔薇が有名でブルガリアみたいな街である。なお、0番台は前述のように主に福山まで運行している。車体のカラーリングについては、近畿車輛製造に製造。デザインはGKデザイン総研広島にデザインの依頼を行い、アーバンネットワークとは違った広島らしいデザインが検討された。その結果、シンボルカラーとして広島県木である「もみじ」や広島東洋カープ、厳島神社大鳥居にちなみ、親しみやすさを感じさせる赤を採用。カラーリングの配置もアーバンネットワークで見られる横帯主体ではなく、車体端部に縦方向の赤太線を配すことで、2・3両が基本となる編成の短さを強調した。側窓下には赤細帯を配している。
500番台(岡山地区)
500番台はJR西日本岡山地区で運行する227系である。
2021年11月18日、JR西日本は岡山・備後エリア向けに「227系近郊形直流電車をベースとした新型車両」を導入すると発表した。広島地区向けの0番台と同じくGKデザイン総研広島がデザインを担当し、「豊穏の彩(ほうおんのいろどり)」をコンセプトとして、岡山の桃・福山のバラ・尾道の桜など沿線の題材をイメージさせたピンクのシンボルカラーをまとう。2023年1月30日に「デザインコンセプトにふさわしく、親しみをもって呼びやすい」愛称として「Urara(うらら)」に決定したことが公表され、あわせてシンボルマークも発表された。また、岡山・福山エリアの路線のラインカラーを使用した「JR CITY NETWORK OKAYAMA」のロゴマークも正面と側面に描かれている。2023年7月25日の運行開始時点では、当面路線記号や方面などの切替の表示を行っていない。その一方、宇野線の一部列車では「ワンマン」入りの種別表示を使用している。山陽本線姫路-福山間、宇野線の茶屋町-宇野、瀬戸大橋線(岡山-児島間、伯備線倉敷-総社間)で運用されている。ただし、赤穂線の備前片上-東岡山間と福塩線の電化区間である福山-備後府中間については、地上設備の改良が終了するまで当面は入線不可としているため、運転台や駅構内に注意書きが掲示されている。2023年2月2日に近畿車輛本社にて報道公開が行われた。現在は増備が次々と行われている。
解増結する500番台
1000番台(和歌山地区)
2018年ぐらいに500番台より先に登場し、和歌山地区の万葉まほろば線、和歌山線、きのくに線などで運行された。105系・117系の置換を目的として導入され、2019年3月16日から運転を開始した。紀州路快速にも使われている。
カラーリングは近畿エリアの車両デザインを継承し、奈良と和歌山エリアに共通する文化・歴史・自然の奥深さを表現した緑色が配されている。日本で予想される南海トラフ大地震に対応できるようにはしごなど専用の装備を設けている。

カラーリングは近畿エリアの車両デザインを継承し、奈良と和歌山エリアに共通する文化・歴史・自然の奥深さを表現した緑色が配されている。日本で予想される南海トラフ大地震に対応できるようにはしごなど専用の装備を設けている。
2000番台(加古川線区)
加古川線の103系、125系の置き換えとして2029年に運行開始された。デザインは103系からの伝統でエメラルドグリーンとブラック(黒色)を配している。
3000番台(播但線区)
加古川線同様、播但線の103系の置き換えとして2029年に運行開始された。播但線伝統のワインレッドと黒色を基本としたデザインであり、特徴的である。
4000番台(山陰本線米子-益田間・島根県区)。
水色と白色と灰色のデザインである4000番台はデザインがGKデザイン総研広島が担当し、2030年に運行開始された。近畿車輛が製造した。非電化区間にも対応できるように蓄電式に改造してある。
5000番台(山陰本線京都駅-米子駅・鳥取県区)
2034年に運行開始された。デザインは緑色と紫色と白色を配した車両で特徴的。デザインはGKデザイン総研広島が担当し、近畿車輛が製造した。非電化区間にも対応できるように蓄電式に改造がしてある。
6000番台(山陽本線山口区・岩国-下関間)
山陽本線の山口区で運行するため、白色と黒色と青色の車両で運行開始された。デザインはGKデザイン総研広島が担当している。
7000番台(山陰本線益田-幡生間・山口地区)
7000番台は白色と藍色と金色が使われている。非電化区間にも対応できるように蓄電式に改造してある。
8000番台
舞鶴線の運行開始された。橙色と青色と灰色の車両である。舞鶴線の他にも氷見線で使われている。