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JR西日本281系特急型電車
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asaahingaeaw
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1994年(平成6年)9月4日に開港した関西国際空港への空港アクセス列車である関空特急「はるか」の専用車両として、同年春に川崎重工業・近畿車輛で製造された。外観デザインは木村一男よる。2020年5月1日現在、基本編成の6両編成9本(HA601編成 - HA609編成)、付属編成の3両編成3本(HA631編成 - HA633編成)、計63両が吹田総合車両所日根野支所(旧日根野電車区)に配置されている。運転開始当初は5両編成だったが、好調な乗車率のために付随車(サハ281形100番台)を新造・増結し現行の6両編成とされ、さらに3両の付属編成も用意された。落成当初から一貫して関空特急「はるか」の運用に充当しており、2023年現在は関西空港前駅-野洲駅間で運行されている。2021年3月改正以前は米原まで乗り入れていた。朝晩の一部列車が9両で、そのほかの列車は基本編成の6両で運転されている。増結用の付属編成は関西空港方に連結される。しかし、基本編成9本に対して付属編成は3本のみであるため、年末などの多客期には付属編成が不足していた。その際は、6両基本編成から中間車3両を抜き取って他の6両基本編成に挿入し9両貫通編成を組ませ、残った3両を付属編成として他の6両基本編成に増結する変則9両編成を組む処置をとっていた(この場合、一部「はるか」にグリーン車2両の列車が発生する事になる)。