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L0系超電導新幹線
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asaahingaeaw
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電気方式:交流 33,000V
設計最高速度603 km/h(時速1080km/h)
形式名の「L」はLinear(リニア)を、「0」は0系新幹線のような第1世代の車両を意味する。2011年(平成23年)9月まで走行試験に使用された実験車両MLX01系超電導新幹線をベースとし、先頭車両の形状はMLX01-901Aをより滑らかにしたものとなっている。先頭車は車体の長さが28m、ノーズ部分の長さは15mで、MLX01-901を改造したMLX01-901Aと同じ。中間車は長さ・定員ともMLX01の長尺中間車と同じ。客室空間を確保するため車体断面は角型となっている。塗装は東海道新幹線のイメージを踏襲した白地に青線を採用する。MLX01のものとは若干異なり、先頭車前面の青線は屋根上まで伸び、車体側面の窓上には2本の青線が引かれる。車体側面にはロゴが付けられた。2015年4月14日、1日で4,064 kmの試験走行を行い、2003年(平成15年)に記録した2,876 kmの24時間走行記録を更新した。同年4月16日、7両編成の試験走行で590 km/hの最高速度を達成し、2003年12月2日にMLX01が記録した581 km/hの世界鉄道最高速度記録を更新した。さらに2015年4月21日には603 km/hで走行し、鉄道における世界最高速度記録を更新した。(世界記録認定。2023年1月現在、この記録は破られていない。)