「糸紡ぎの女王」

【名前】 「糸紡ぎの女王」
【読み方】 ハベロット
【種族】 妖精
【召喚者】 アブラアム・トゥルビヨン
【対応時間】 午後三時
【登場巻】 妖精学者の夏時間 第1話









【詳細】

スコットランド地方に伝わる糸紡ぎをする者達の守護者とされる妖精。

毎日糸を紡いでいるとされ、荒野に有る木の中や大きな石の中を仕事場としているとされている。
毎日糸を紡いでいるので、手はマメだらけ、唇は分厚く、下唇が大きく垂れ下がる醜い姿をしているというが、
非常に優しい性格で糸紡ぎが出来ない娘を見つけると放ってはおけない、とゆう。

彼女が作る衣服には不思議な力がやどり、どんな病も服を着るだけでたちどころに治ってしまう、とか。

アブラアム・トゥルビヨンが契約した妖精として召喚。対応時間は午後三時。
ほぼ伝承通りの姿をしており、右手に腕時計型の召喚陣を装着している。
教授からは「スピンスター」(糸紡ぎで回すからか)と呼ばれている。

伝承通り教授に対して好意的であり、契約するようになってから役に立ちそうな織物を色々作り置きしているとゆう。
契約の対価は「ブラックプディング7つ」?
ブラックプディングとは「ブラッドソーセージ」のイギリス読み。血を使ったソーセージのことで、文献上確認できる最古のソーセージ。
独特の風味故に好みが分かれる。管理者は食べたことがない。

ナックラヴィーに対抗するために壁疫のマスクと手袋を教授へ渡して姿を消した。
去り際にさえ「健闘を祈るよ」と言い残しているあたり人の良さが伺える。
彼女が作ったマスクと手袋はどんな疫病も2m前で防ぎ、かんたんな魔法さえ防げるという。

教授「ソーシャルディスタンス!ありがたい!」
今の御時世切実にほしい。

アブラアムは「狩人ハーン」に装着させるつもりだったが拒否されたため、「長腕のネリー」に装着してナックラヴィーの右腕に腕時計型の魔法陣を装着することに成功した。

召喚の呪文は「セルカークシャーの草塚の、心優しきスピンスター」。
セルカークシャーとはスコットランド南東部の旧県名。1975年に廃止された。

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最終更新:2024年11月13日 18:20