【名前】 |
「ビルヴィス」 |
【読み方】 |
ビルヴィス |
【種族】 |
妖精 |
【召喚者】 |
アブラアム・トゥルビヨン |
【対応時間】 |
午前三時 |
【登場巻】 |
妖精学者の夏時間 第3話 |
【人物】
看守服のようなメイドのような服装をしたエルフ耳女性の妖精。口元はマスクで覆われている。
アブラアム・トゥルビヨンこと「教授」が契約した妖精で彼からは「刈り手【シュニッター】」と呼ばれている。
軽業師のごとく軽快な動きで大木を駆け上がり、枝を切り落として
カッティー・ダイヤの動きを封じた。
その後切り裂かれた教授の左腕を治療し、「戦闘も治療もできる女はヤベーぞ!」と評価された。
召喚の呪文は「穀物が成ったら早く刈れ!刈り取らねば切り刻む!!」。
契約の対価は不明。
ビルヴィス、とは中世ドイツ、オーストリアに伝わる自然の精霊。
「ビメスシュナイダー」、「ビルゼンシュニッター」等とも呼ばれる。
元々病気回復のため祈りを捧げられる木に住む精霊だったと言うが、後に農家の作物を台無しにする小悪魔という存在に移り変わったという。
人の髭や髪の毛をもつれさせて遊ぶと良い、人間のような姿をしているが隠しきれない釜の刃をのぞかせ、
この鎌で野菜や稲などをずたずたにしてしまうという。
召喚呪文はそういった伝承を由来とするものと思われる。
呪文を見る限り、穀物に被害を与えるのは実りの盛りで収穫させるための警告のようなものなのかもしれない。
最終更新:2020年11月12日 19:57