用語 > Blessed Athame

解説

Avernum世界に伝わる魔法のナイフ。
外見は手のひらに収まるほどの小刀だが、普通の物体はもちろん、魔法の障壁や人の魂、異界への出入口などの非実体も含めたすべての存在を切断することができる。
また、その刃先で呪文やルーンを刻み付けることで、刻んだ呪文の効果をもたせることができる。

シナリオ中においては、
  • デーモンを閉じ込めた封印の開封
  • 防御魔法による結界の破壊
  • 異界への出入口の破壊
  • 建物などへの防御用ルーンの彫刻
などに使われている。
ただし、その刃渡りからくる制約なのか、(魔法障壁を含む)建物の壁以上の厚さ大きさのあるものは、傷をつけることはできても切断することまではできないようだ。

来歴

Blessed Athameは元々は帝国の財産で、Avernum世界には第一次探検隊によってもたらされた。
探検隊のうち誰がそれを所有していたのか、隊の全滅後にどういう経路を辿ったのかなどは不明だが、ある時期に再発見され、Avernumの頃にはTower of Magiの魔術師がひそかに所有していた。
Towerでのデーモン召喚実験の失敗後、事件を解決した冒険者たちの手によってAthameはAvernum政府に譲渡される。
以後は原則として必要時に国庫から貸し出される形になったようだが、シナリオ中での登場時には、保管施設が敵に奪われたり、借り出した組織が壊滅したりして、ダンジョン内の危険な場所にしまわれたり放置されたりしていることが多い。
最終更新:2010年09月24日 09:39