悪ぶった男もしくは悪い狼人間は、レメディー・エンターテイメントの作品間で共有される宇宙「レメディー・コネクテッド・ユニバース(RCU)」に登場するキャラクター。
- 演者
- モデル/演者:イルカ・ヴィリ
- 声:マシュー・ポレッタ
- 日本語吹き替え:稲葉実
- 登場作品
- 『ナイトスプリングス』エピソード1:一番のファン(『Alan Wake Ⅱ』DLC)
<概要>
アランが『一番のファン』の脚本を元にした物語『リターン』を書いたことで一時的にブライトフォールズに並行世界には実在するナイトスプリングスのスレッショルドが出現し、登場人物である「悪ぶった男」にミスター・スクラッチが投影されナイトスプリングスに召喚された。
灰色の瞳とダークブラウンの髪の白人男性で当然ながらアラン・ウェイクやスクラッチ、トーマス・ゼインと全く同じ外見で、声もアランと同じ。
主人公であるナイツ・ダイナーの「ウェイトレス(演:ローズ・マリーゴールド)」が偏愛する「作家(演:アラン・ウェイク)」の悪の一卵性双生児の弟。
主人公であるナイツ・ダイナーの「ウェイトレス(演:ローズ・マリーゴールド)」が偏愛する「作家(演:アラン・ウェイク)」の悪の一卵性双生児の弟。
兄と同様にナイトスプリングスの近くの森で暮らしているが、立派な屋敷で暮らす兄に対してみすぼらしい小屋で自我を持ち狼に変身できるバイクと共に暮らしている。
バイクで北欧を旅行している内に狼人間になる病気に罹患してしまった。
バイクで北欧を旅行している内に狼人間になる病気に罹患してしまった。
兄である「作家」が『Alan Wake』のアランと同じ服装(昔ながらの肘当てがついたスーツを着用)なのに対し、「悪ぶった男」は『Alan Wake Ⅱ』本編のスクラッチと酷似した茶色のレザージャケットとジーンズというワイルドな服装で、バイクを乗りこなす。
富、名声、そして「ウェイトレス」からの愛を一身に受ける双子の兄である「作家」に嫉妬しており、「ウェイトレス」にも偏愛を抱いている。
富、名声、そして「ウェイトレス」からの愛を一身に受ける双子の兄である「作家」に嫉妬しており、「ウェイトレス」にも偏愛を抱いている。
<能力>
◇高い物理的耐久性
人間どころか熊よりも優れた耐久性を有しており、作中では「ウェイトレス」との戦闘でショットガンやライフルで撃たれまくったにもかかわらず最後まで殺しきれていない上に特に身体の欠損もないなど異様なまでにしぶとい。
◇バイク運転
バイクを用いた超自然的な高速移動が可能。
あまりにも高速過ぎてタイヤの跡が発火、炎上している。
あまりにも高速過ぎてタイヤの跡が発火、炎上している。
◇超高速移動
グリッチシャドウやモナークソリューションズの特殊部隊「ストライカー」を彷彿させる瞬間移動と見紛うほどの超自然的な高速移動で動き回ることができる。
◇ハート攻撃
L字レンチを魔法の杖代わりにしてハート型の発射体を発射したりハートの波を放つことができる。
◇変身
満月が出てないどころか昼間だろうと関係無く「悪い狼人間」と呼ばれる黒い狼の姿に変身することができる。
◇支配
作家を嫌う人たちを操り先導する。
<来歴>
詳細は不明だが「作家」の双子の弟として生まれ、人気者でベストセラー作家の兄とは対照的な日陰者の人生を歩んできた結果、兄を一方的に憎むようになった模様。
また、バイクで北欧を旅行していた最中に狼人間になる病気に罹患してしまった。
また、バイクで北欧を旅行していた最中に狼人間になる病気に罹患してしまった。
<作中の活躍>
「作家」への嫉妬心から双子の兄弟である「作家」を抹殺しようと決心するが、「作家」にその目論見を知られてしまう。
その後、ボートヤードでバイクの点検をしているところで「ウェイトレス」と出会い、彼女が「作家」からのメッセージを受け取り彼を助けようとしていることを知って憤慨し、「作家」のアンチ集団である「作家を嫌う人」たちに襲わせるも彼らは返り討ちにされてしまう。
彼女の強さを知り、「作家」の声色を真似て「ウェイトレス」を浜辺に誘き寄せ、その隙に「作家を嫌う人たち」を「作家」の屋敷に差し向ける。
最後は屋敷の前で「ウェイトレス」の前に立ちふさがり彼女を力ずくで自分のものにしようと襲い掛かる。
最後は屋敷の前で「ウェイトレス」の前に立ちふさがり彼女を力ずくで自分のものにしようと襲い掛かる。
ボス戦
武器はL字レンチ。
レンチを魔法の杖のように振るいホーミングするハート型の発射体を発射したりハートの波を放ったりする他、高速移動で動き回るため攻撃を当てにくい。
一定のダメージを受けると黒い狼に変身して素早く駆け回ってから飛び掛かる攻撃も行うようになる。
また、途中から彼のバイクも白狼に変身して襲い掛かってくるため苦戦は必至。
ハート型の発射体はホーミングしてくるためショットガンで撃って消し飛ばす必要があるが、ハートの波は攻撃で相殺できないため避けるしかない。
狼形態は人型形態よりも更に素早く攻撃を当てにくいが、一定時間で人型に戻るため、そのタイミングで攻撃するのが無難。
レンチを魔法の杖のように振るいホーミングするハート型の発射体を発射したりハートの波を放ったりする他、高速移動で動き回るため攻撃を当てにくい。
一定のダメージを受けると黒い狼に変身して素早く駆け回ってから飛び掛かる攻撃も行うようになる。
また、途中から彼のバイクも白狼に変身して襲い掛かってくるため苦戦は必至。
ハート型の発射体はホーミングしてくるためショットガンで撃って消し飛ばす必要があるが、ハートの波は攻撃で相殺できないため避けるしかない。
狼形態は人型形態よりも更に素早く攻撃を当てにくいが、一定時間で人型に戻るため、そのタイミングで攻撃するのが無難。
最後は「ウェイトレス」に敗れるととどめを刺すように促すが見逃されて改心し、自らの過ちを後悔した。
<関連人物>
◇作家
演者/モデル:イルカ・ヴィリ
声:マシュー・ポレッタ
声:マシュー・ポレッタ
双子の兄。アメリカのベストセラー作家。
富、名声、そして「ウェイトレス」からの愛を一身に受ける嫉妬の対象。
町の外のすぐそばの森の屋敷に住んでいる。
テレビやオブジェや動物達を介して「ウェイトレス」にメッセージを送ることができる。
アラン・ウェイクと全く同じ顔と声だが、これはアランがスレッショルドを越えて登場人物である「作家」に投影されたため。
富、名声、そして「ウェイトレス」からの愛を一身に受ける嫉妬の対象。
町の外のすぐそばの森の屋敷に住んでいる。
テレビやオブジェや動物達を介して「ウェイトレス」にメッセージを送ることができる。
アラン・ウェイクと全く同じ顔と声だが、これはアランがスレッショルドを越えて登場人物である「作家」に投影されたため。
◇ウェイトレス
演者/モデル:ジェシカ・プレディ
主人公である「ナイツ・ダイナー」のオーナー兼ウェイトレス。
「作家」の熱狂的なファン。
「作家」のメッセージを受け取り「悪ぶった男」が率いる作家を嫌う人たちに立ち向かう。
アランの熱狂的ファンにして「オーディア・ダイナー」のウェイトレスであるローズ・マリーゴールドが、スレッショルドから浸水してきたナイトスプリングスによって経歴や記憶が一時的に「ナイツ・ダイナーのウェイトレス」のものに変貌してしまった存在。
「作家」の熱狂的なファン。
「作家」のメッセージを受け取り「悪ぶった男」が率いる作家を嫌う人たちに立ち向かう。
アランの熱狂的ファンにして「オーディア・ダイナー」のウェイトレスであるローズ・マリーゴールドが、スレッショルドから浸水してきたナイトスプリングスによって経歴や記憶が一時的に「ナイツ・ダイナーのウェイトレス」のものに変貌してしまった存在。
なお、「ウェイトレス」はショットガンとライフルで「作家を嫌う人」と戦っていたが、本来のローズは闇に支配された者を撲殺しているためフィクションの存在である「ウェイトレス」より強い疑惑がある。
◇バイク
「悪ぶった男」の相棒のバイク。
白い狼に変身できる超常現象生命体。
「悪ぶった男」と共に「ウェイトレス」に襲いかかる。
白い狼に変身できる超常現象生命体。
「悪ぶった男」と共に「ウェイトレス」に襲いかかる。
◇作家を嫌う人
「ウェイトレス」の行く手を阻む「悪ぶった男」に扇動された邪悪なアンチ達。外見は闇のシールドを持たない闇に支配された者たち。「作家」の作品をこっぴどく批判しまくりながら武器を手に襲い掛かってくる''。
闇に支配された者たちが変貌世界事象により演じさせられている。
<余談>
- 『一番のファン』での出来事はアランの原稿によってブライトフォールズが一時的に並行宇宙のナイトスプリングスに置き換えられ、登場人物である「作家」と「悪ぶった男」にアランとスクラッチがそれぞれ投影された結果と思われる。
- アランは『Alan Wake's American Nightmare』でも原稿を用いて並行宇宙のナイトスプリングスをアリゾナ州に召喚し、そこで物語の主人公である「光の闘士」に自分自身を、悪役である「闇の使者」にスクラッチを投影することで対決している。
- 「作家」と「悪ぶった男」はトーマス・ゼイン、ミスター・スクラッチ、インセイン・アラン、ラショナル・アラン(『Alan Wake』DLCの主人公)、光の戦士(『Alan Wake's American Nightmare』の主人公)に連なるアラン・ウェイクの[[ドッペルゲンガー]]である。
- 「作家」との関係や「作家を嫌う人」達を操る能力などミスター・スクラッチを彷彿させる。
- 「悪ぶった男」の声はアランと同様にマシュー・ポレッタが声を担当しているが、日本語吹替ではゼインと同じ声になっている。
- 『一番のファン』の脚本は『Alan Wake Ⅱ』で一部を読むことができるランプおばさんことローズ・マリーゴールドの夢小説の内容と合致している。