ブロデリック・ノースモーアとNSC発電所は、レメディー・エンターテイメントの作品間で共有される世界観「RCU(レメディー・コネクテッド・ユニバース)」に登場するキャラクター及び施設である。
- 登場作品
- Control
- DLC:The Foundation(言及)
- Control
ノースモーアの概要
茶髪で青い瞳の白人男性。
超常現象を取り扱うアメリカ政府の機密機関「FBC(連邦操作局)」の元局長。
超常現象を取り扱うアメリカ政府の機密機関「FBC(連邦操作局)」の元局長。
局長としての任期は不明だが、1964年にボードにより認められ局長となった。
また、ボードにより選ばれた最初の局長でもあった。
また、ボードにより選ばれた最初の局長でもあった。
2019年時点で既に局長を辞任しFBC本部オールデスト・ハウスの全ての電力を賄う発電所「NSC発電所(NSC-02)」のエネルギー源となっている。
因みに容姿はセントラルセクターの「ボード室」の壁に貼られている歴代局長の肖像画で確認できる。
ノースモーアの来歴
元は連邦政府の官僚だったがセオドール・アッシュ・シニア局長から後任に指定され、代理局長となった。
アッシュ・シニアが死亡してから1週間後の1964年8月4日、ニューヨーク州ニューヨークシティの地下トンネルで起きた変貌世界事象の調査中、偶然当時の研究リーダーにしてアッシュ・シニアの息子アッシュ・ジュニアが発見した超自然的な高層ビルに出向き、初めてレンジャー部隊を派遣した。
高層ビルの内部を探索すると、やがて台座の上に置かれた生きた銃にしてパワーオブジェクト──接触した人間に力が結合され、超能力者"パラユーティリタリアン"に変貌させる物体──である「サービスウェポン(OOP1-KE)」を発見した。
ノースモーアがサービスウェポンを手に取るとロシアンルーレットを強要され、余剰次元「アストラル・プレーン」での儀式を経て「ボード」により局長と認められた。
「局長」になったノースモーアは熱を操る能力を獲得し、自分より以前の局長達を詐欺師や紛い物と貶し、異常なまでに権力に執着するようになった。
また「ボード」を絶対視し、謎の高層ビルを「オールデスト・ハウス」と呼びFBCの本部とした。
また、サービスウェポンを発見した場所を「局長室」とした。
また、サービスウェポンを発見した場所を「局長室」とした。
オールデスト・ハウスの探索から51日目、研究リーダーにしてアッシュ・シニアの息子アッシュ・ジュニアと彼の部下達に「サービスウェポンのような物を探せ」と命じた。
やがて地下深くの基盤セクターにて、「アストラル・コピー」と思わしき超常現象生命体/余剰次元生命体によりレンジャーが襲われて犠牲になったため仕方なく探索を諦めて上層階へ行くよう研究部門に命令したが、アッシュ・ジュニアはこれを拒否し、留まった。
その後、パワーオブジェクトの「フロッピーディスク(OOP5-KE)」と結合して念動力を獲得して物体を射出(キャスパー・ダーリング博士曰く「ボウリングの球を6ヤード(約5.5m)も飛ばした」)できるようになり、「ホットライン(OOP3-UE)」と結合して「ボード」をはじめとする余剰次元生命体と会話できるようになった。
しかし次第に力が制御出来なくなったため、仕方なく局長を辞任して後任にザカライア・トレンチを指名した。
自身はNSC発電所のエネルギー源として自らを収容しつつ、FBCに貢献する道を選択した。
NSC発電所
正式名称は「ノースモーア・サルコファガス・コンテイナー」で、意味は「ノースモーアの石棺」。
ノースモーアの発熱能力の過剰なエネルギーを安全に抽出し、オールデスト・ハウスの電力として利用しつつ当人を人道的に収容するために発案、建造された巨大な発電機。
アーティ(生命体A-001)からは「年金受給者の家」と呼ばれる。
ノースモーアのエネルギーを吸い上げつつ冷却ポンプにより過熱を防ぐ。
なお、冷却に用いられる水は水が大量に採れる並行世界のスレッショルドから吸い上げているが、パイプが様々な場所から伸びているため正確な位置は不明である。
なお、冷却に用いられる水は水が大量に採れる並行世界のスレッショルドから吸い上げているが、パイプが様々な場所から伸びているため正確な位置は不明である。
その後、エネルギーは変換器に伝わり(通常の発電所と同じ様に)タービンを回すことで発電する。
オールデスト・ハウスの電力を自給自足できるほどのエネルギーが抽出され続けており、その力は底が知れない。
合計二基がメンテナンスセクターに建造され、一基目の「NSC-01」はノースモーアの未知の力で異世界「採石場ベータ」に転送された。
二基目の「NSC-02」は空間を固定するアンカーを取り付けたことで転送を防ぎ、正常に稼働した。
二基目の「NSC-02」は空間を固定するアンカーを取り付けたことで転送を防ぎ、正常に稼働した。
因みにラスボスのP6は素でこれより強い力を持っている上に超常現象生命体の「ヒス」を宿したことで人智の及ばない力を手に入れたが、その力で実現した世界は「姉をブラック職場の新人OLとして働かせ、彼女が同僚から陰口を言われながら書類をコピーしたり配ったりコーヒーカップを片付けさせられたりするのをニタニタ高みの見物する世界」であった……。小学生か!
作中での登場
Control
オールデスト・ハウス内部が「ヒス」に侵略される変貌世界事象が起きた2019年10月29日時点でも、ヒスによる汚染は受けずに稼働していたが、冷却ポンプと排水ポンプが超常現象生命体の「クロッグ」により塞がれ、オールデスト・ハウスの爆発の危機に陥った。
しかし新局長のジェシー・フェイデンによりクロッグは撃退され、事なきを得た。
発電所に外付けされたサーモグラフィーモニターには、アンカーにより拘束され、発熱し続けているノースモーアの姿が映し出されている。
また、「ホットライン」を介して語りかけてくるトレンチの口から断片的に人物像が語られる。
行方不明の「NSC-01」はパワーオブジェクトの「Songmasterのジュークボックス(OOP10-KE)」にトークンを入れると転送される並行世界「採石場ベータ」で存在が確認できるが、高い位置にあるため詳しくは調査出来ない。
The Foundation
基盤セクターに残されたアッシュ・ジュニアのボイスログからその人物像が断片的に語られる。