バーチもしくはナース・バーチは、レメディー・エンターテイメントの作品間で共有される世界観「RCU(レメディー・コネクテッド・ユニバース)」の登場キャラクター。
- 演者
- アンドリュー・トトロス
- 間宮康弘(日本語吹き替え)
- 登場作品
概要
白髪の白人男性。1968年生まれ(*1)。享年42。
エミル・ハートマンが運営するアーティスト専門の精神療養施設「コールドロンレイク・ロッジ」に勤務していた看護師。
患者たちに対しては高圧的に接する反面、忍耐強く挑発には乗らないプロ意識もあり、同僚の危機にも直ぐに駆け付ける仲間思いでもある。
作中の活躍
本編以前
本編以前のバーチについての情報は殆どない。
医療知識を身に付けて看護師となり、やがてハートマンに雇われてコールドロンレイク・ロッジの看護師兼個人的なボディガードとなった。
医療知識を身に付けて看護師となり、やがてハートマンに雇われてコールドロンレイク・ロッジの看護師兼個人的なボディガードとなった。
ハートマンの指示通りに患者達に判断力を鈍らせる薬を飲ませ、彼らを監視し、時には力づくで押さえ付けて抵抗する気力を奪って創作活動を強要していた。
Alan Wake
2010年9月1日、患者のアンダーソン兄弟の脱走を許してしまう失態を犯していた。
9月13日、同僚のハートマンが連れてきたアランをいつものように力づくで押さえ付けて抵抗する気力を奪い、思考を鈍らせる薬を飲ませた。
また、ハートマンが呼び出したアランの仲間のバリー・ウィーラーを拘束、監禁した。
また、ハートマンが呼び出したアランの仲間のバリー・ウィーラーを拘束、監禁した。
その後、ハートマンにロッジ内を案内されるアランを見張り続けた。
やがて嵐(実際には闇の存在の化身であるバーバラ・ジャガー)が近付いてきたためハートマンは発電機を確認しに行き、バーチはアランに小説の執筆を強要させるが、同僚のシンクレアの助けを求める声を聞いて仕方なくアランから目を離してシンクレアの元へ駆けつけた。
やがて嵐(実際には闇の存在の化身であるバーバラ・ジャガー)が近付いてきたためハートマンは発電機を確認しに行き、バーチはアランに小説の執筆を強要させるが、同僚のシンクレアの助けを求める声を聞いて仕方なくアランから目を離してシンクレアの元へ駆けつけた。
駆け付けた先には嵐により興奮状態となったアンダーソン兄弟がおり、兄のトールはネイルハンマーでシンクレアを殴り倒した。
バーチは突然の出来事に恐怖し、咄嗟にスタッフルームに閉じ籠ってしまうが、この判断が命取りとなった。
バーチは突然の出来事に恐怖し、咄嗟にスタッフルームに閉じ籠ってしまうが、この判断が命取りとなった。
直後にコールドロンレイク・ロッジはジャガー=闇の存在の襲撃を受け、逃げ場の無いスタッフルームにいたバーチは闇に支配されてしまった。
「闇に支配されたバーチ」は逃走したアランを追跡するための道具として利用され、庭に先回りして中庭迷路を抜けてきたアランの前に立ち塞がり、不吉な黒い鳥の群れと共に襲いかかるが返り討ちにされ消滅した。
闇に支配されたバーチ
午後の3錠で 朝までぐっすりだ
闇の存在に支配され堕落したバーチ。
青白い肌と不気味に光る目を持ち、物理的ダメージを遮断する再生し続ける闇のバリアを纏っている。
動きは緩慢だが伐採斧を武器とするため攻撃力が高く、肉体の耐久力も高い。
闇に支配されたバーチとのボス戦
迷路を抜けた先の屋根のあるベンチの前で、体操しながら現れて立ち塞がる。
前述の通り闇のバリアは再生し続けるため、フラッシュライトの通常の光ではバリアの耐久力を削ることはできない。
バッテリーを消費する強めた光や発煙筒、フレアガンの光でのみバリアの耐久力を減らして焼き払える。
動きは緩慢だが、強めた光を浴びせ続けても後退せずににじり寄ってくる。
最も厄介な点は不吉な黒い鳥の群れを伴っていることで、波状攻撃を仕掛けてくる。
この時点のアランの装備はリボルバー(コルトパイソン)と性能が低いフラッシュライト(バッテリーの持ちが悪く光も弱い)のみで、ボス戦までの道中で入手可能な発煙筒は僅か二本であるため、ジリ貧でかなりの強敵となる。
ボス戦エリアにはバッテリーとリボルバーの弾が入った「赤い箱」があり、近くにはフレアガンも落ちているため、これらを上手く活用することが高難易度では必須となる。
ラスボスのジャガーを除けば本編最後の名のある敵だけあって難易度の高いボス戦だが、頑張ればスルーも可能。
余談
- バーチはレメディー作品全体でも数少ない、アランを腕力で屈服させたキャラクターである。
- バーチはコールドロンレイク・ロッジ関係者の二人目の犠牲者である(一人目はモット)。
- バーチは『Alan Wake』本編で対峙する四人のボスの一人(他はカール・スタッキー、ラスティ、ジャガーの三人)。