フランク・ブレーカーは、レメディー・エンターテイメントの作品間で共有される世界観「RCU(レメディー・コネクテッド・ユニバース)」の登場キャラクター。
- 登場作品
- Alan Wake(言及のみ)
- Control(レメディー社作品)(言及のみ)
- AWE(言及のみ)
- Alan Wake Ⅱ(言及のみ)
- Night Springs(アメリカンコミック)
概要
茶色の瞳と黒髪の口髭を生やした白人男性。1951年生まれ。
1976年当時はワシントン州ブライトフォールズの保安官だったが、その後NYPD(ニューヨーク市警)の警官となり、更に政府の機密機関FBC(連邦操作局)のフィールドエージェントとなり、引退後はブライトフォールズへ戻りリンゴ農家となった。
娘にサラ・ブレーカーがおり、ブライトフォールズの秘密結社「トーチベアラー」にも所属している。
町の住人とFBC職員の両方から信頼されており、娘の選択も尊重する人格者だったが、2010年から2023年9月までの間に何らかの理由で亡くなった。
ちなみにアラン・ウェイクのファンであった。
来歴
若い頃、アンダーソン兄弟と共にワシントン州ブライトフォールズへ移住し、やがて保安官となった。
ブライトフォールズは超常現象が頻発する地域であり、少なくとも狼人間と戦い倒したことや、「歩く木」と遭遇したことが明かされている。
ブライトフォールズ変貌世界事象(1976年)
1976年9月17日、オールドゴッズオブアースガルズの歌によってゆり起こされた闇の存在の化身バーバラ・ジャガーが余剰次元「闇の世界」のスレッショルドであるカルデラ湖コールドロンレイクから竜巻の姿で出現し、晴天であった空を一瞬の内に夜に変えた。
当時、地元の祭り「ディアフェスト」が開催されており、会場が浸水する大惨事となったがフランクは群衆を非難させ、被害を最小限に留めた。
その後、トール・アンダーソンの娘フレイヤから父と叔父の安否を確かめるように頼まれ、アンダーソン農場へ向かった。
フランクはアンダーソン農場で稲妻に打たれたトールと、片目を切られたオーディンを発見し、「引っかき女を倒した」と主張する彼らを保護した。
FBC入局と引退
その後フランクはNYPDに転勤し、様々な任務について少なくとも一人の殉職した同僚をその腕の中で看取った。
更にその後、FBCに入局し捜査部門に配属された。
更にその後、FBCに入局し捜査部門に配属された。
一方のプライベートではとある女性と結婚して娘のサラをもうけた。
娘の人生に過干渉にならないよう心がけ、警官の道を選んだ彼女の選択を尊重した。
娘の人生に過干渉にならないよう心がけ、警官の道を選んだ彼女の選択を尊重した。
やがて年老いたフランクは引退してブライトフォールズへ戻り、リンゴ農家となった。
また、超常現象に対抗する地元の自警団「トーチベアラー」のメンバーとなった。
また、超常現象に対抗する地元の自警団「トーチベアラー」のメンバーとなった。
Alan Wake
2010年9月14日、保安官となっていたサラ・ブレーカーはとある理由からアラン・ウェイクと共にシンシア・ウィーバーがいるダムへ向かった。
保安官事務所に残されたアランの著作権代理人バリー・ウィーラーは「トーチベアラー」のメンバーに「ナイトスプリングス」の合言葉を告げるようにサラから頼まれた。
保安官事務所に残されたアランの著作権代理人バリー・ウィーラーは「トーチベアラー」のメンバーに「ナイトスプリングス」の合言葉を告げるようにサラから頼まれた。
バリーは最初にフランクに連絡し、「ナイトスプリングス」の合言葉を伝えた。
Night Springs
主人公となる。
2010年9月14日、アランの小説『サドンストップ』を読んでいたところでバリーから「ナイトスプリングス」の入電を受け、予め決められていた場所へ車で向かった。
道中でFBC捜査部門のリーダー、ウィリアム・カークランドに応援を要請するが、フィールドエージェントが到着するまで時間が掛かると言われた。
町の郊外には「トーチベアラー」のメンバーであるマリガン保安官代理、ソーントン保安官代理、グラント保安官代理、ジェーンズ保安官代理、ラジオDJパット・メインが集まっていた。
フランクはメンバーにそれぞれの任務を与え、自身はサラを助けにダムへ向かった。
道中でサラに電話をかけたところで闇に支配された者に襲われ、何とか倒し先へ進んだ。
やがて「支配された者」の大群に取り囲まれて絶対絶命となるが、アランがパワーオブジェクト「クリッカー(詳細は[変貌世界事象]の個別項目参照)」を使用したことで一時的に空が快晴となり、「支配された者」たちも消えた。
その後、「照らされた部屋([シンシア・ウィーバー]の個別項目参照)」でサラとバリーを発見し、保護した。
Control
ブライトフォールズ変貌世界事象(2010年)の報告書が登場し、フランクの活躍が記述されていた。
AWE
ブライトフォールズ変貌世界事象(1976年)の報告書が登場し、フランクの活躍が明かされた。
Alan Wake Ⅱ
フランクの甥ティム・ブレーカーの口から亡くなったことが明かされた。
余談
- フランクのリンゴ農園は開発段階では『Alan Wake』に存在した。
- ルドルフ・レーンのテクスチャーファイル名は「frankbreaker」となっており、元々ルドルフのポリゴンモデルはフランクのものだったことが伺える。
- 『Alan Wake Remastered』では保安官事務所の保安官室にフランク宛のFBCからの手紙の封筒が追加されている。