某エヴァゲーで、真夜中の学校でHな本を漁り、次の日の朝一番にミサトの家を訪ね
シンジにそれをプレゼントしようとして拒否られてるのを見て、長女もうダメだとオモタ
レイ「有希、あなたの言う通りにやったのに上手くいかなかったわ」
有希「私はいかがわしい本を彼にプレゼントするようにアドバイスしていない。
このままではフラグは不成立」
ルリ「フラグって……何の話ですか?」
レイ「有希が、碇君とハッピーエンドになるために必要なフラグだって」
有希「しかし、あなたは選択肢を間違えた。このままではバッドエンド。
碇ゲンドウからの依頼を達成できない」
ルリ「一体どう言う事なんですか、それ」
有希「綾波レイと碇シンジを結ぶ事。それがネルフが情報統合思念体に人類及びそれに関するデータを
提供する見返り。ネルフの目的自体は私にも判らない。ただ、碇ゲンドウは『早く孫の顔を見たい』と
言っていた」
ルリ「思いっ切り私物化だし」
有希「この事に関して碇ゲンドウはもうひとつ、『人類が生き残るために必要な鍵の一つ』とだけ言っていた」
レイ「そう……。司令がそう言うのなら。有希、次に可能なフラグは?」
有希「彼と同じ者を手に取ろうとし、思わず互いの手が触れる。まずはそこから」
レイ「わかったわ」
ルリ「ネルフもバカ……じゃなさそうですね。なんか色々ありそう。でもやっぱバカ」
――ネルフ本部
冬月「これでいいのか、碇」
ゲンドウ「構わん。涼宮ハルヒの存在によってこの世界での計画は白紙になったも同然だ。
ならばこちらで次の手を打っておくしかあるまい」
冬月「今までの計画とは全く逆の方向に進む事になりえるぞ」
ゲンドウ「涼宮ハルヒの存在はそれだけの存在だと言う事だ。老人どもの思惑を捻じ曲げるほどのな」
冬月「そうか……ところで碇、こういう話はフィギュアを眺めながら言う事ではないと思うが」
ゲンドウ「新製品のサンプルをチェックしているだけだ。今度はレイのフル可動フィギュアらしい。
同じラインナップに遠坂凛やセイバーもある」
冬月「魔術協会の連中との会議はまさかこれのことだったのか……?」
ゲンドウ「無論それだけではない。それはともかく、新しいディスプレイケースの発注を頼む。
真紅や翠星石達ドールのフィギュアはいいが、この前届いたホシノ・ルリのフィギュアはサイズが大きいからな」
冬月「……わかった……(計画が一時中止になっても金が流れていたのはこういう事か……)」
> ネルフが情報統合思念体に人類及びそれに関するデータを提供
主流派「ルリちゃんの有機情報はまだかな。早く連結したい。(*´Д`)ハァハァ」