行列のできる法律相談所

登録日:2025/10/10 Fri 10:18:09
更新日:2025/10/27 Mon 09:02:28
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絶対に訴えてやる!


『行列のできる法律相談所』は、日本テレビ系列のバラエティ番組である。
略称は『行列』。

レギュラー番組は2002年4月から2025年3月まで放送された。


【概要】

2000年に『絶対に訴えてやるぞ!!芸能人VS弁護士軍団・大爆笑!法律バトル』というパイロット版が放送され、その後特番を何度か放送したのち、2002年4月よりレギュラー放送が開始された。

法律系バラエティ番組といえば本番組以前から『バラエティー生活笑百科』(NHK総合)、同時期には『ザ・ジャッジ』(フジテレビ)が放送されていたが、あちらは原則1人の弁護士が裁定を下すのに対し、こちらは4人の弁護士が多様な見解を述べお互いの意見を出し合う点プロレスが魅力の一つであった。

元々「法律コーナー」と「トークコーナー」の2本立て編成だったが、徐々に法律コーナーが減少し、紳助が引退した頃からさらに減少。
「弁護士も出演するバラエティ番組」的な傾向が強くなり、2021年にはついにタイトルから「法律」が消え、『行列のできる相談所』となった。
「カンボジアに学校を建てるチャリティオークション」「ガチの離婚者を出した気の毒な夫選手権」「お取り寄せグルメ試食」等、法律コーナー以外でも長期放送された企画も存在する。

2000年代後期以降から2010年代には『ザ!鉄腕!DASH!!』『世界の果てまでイッテQ!』と並び日テレの人気番組として君臨。
裏番組の『日曜洋画劇場』(テレビ朝日)を終了に追い込んだのはこの番組が原因とも言われ、日テレでも土日のプロ野球巨人戦ナイターがなくなったのは、観客誘導策に加えこの番組の人気が高かったのも理由とされるほど。
改編期の特番もこの3番組と『しゃべくり007』を合体させたものが放送されていた。

しかし2020年代以降は視聴率が低下し、テコ入れとして初期の体制に戻したりしたが法律番組は時代にそぐわないと判断されたのか、2025年3月にレギュラー放送を終了。
以降は単発特番として放送されている。

毎年『24時間テレビ』の時期には接続する形で生放送の特別版が放送されており、その年のマラソンランナーを交えてトーク(年によってはゴールの中継も)を行う流れになっていた。*1

後述するが初代司会の島田紳助をはじめ、レギュラー出演者にやたらと途中降板が多く、その理由もトラブルや不祥事に起因するものが大半。そのため、末期には番組自らこの状況をネタにすることもあった。
開始から最終回まで完走したレギュラーといえば北村弁護士・東野・貴理子ぐらいである。


【コーナー】

  • 法律相談
番組のメインコーナー。実際の法律トラブルをもとに構成された10分ほどのVTRを流し「果たして主人公は慰謝料をとれるのか?」「主人公の行為は違法になってしまうのか?」といったテーマのもと、パネラーとのトークを挟んで弁護士軍団の見解を聞く。
特番~レギュラー放送開始後はVTRの締めに「訴えてやる!」と言う(言われる)のが定番だった。
弁護士軍団の見解はまず「慰謝料をとれるとれない」のように選択肢を選び、その上で何故その結論に至ったかを説明する。基本的には2択だが、弁護士の判断で3つ目が設けられたり、最初から3つ以上の選択肢がある場合も。
法律番組全般に言えることではあるが、「人道的にはともかく法的に問題があるとは言えない」として被害者が泣き寝入りを強いられる等の胸糞的な事案も多々ある。

このコーナーでは特別企画として開始間近だった裁判員制度を扱ったスペシャルドラマが放送されたことがあり(主演はえなりかずき)、行列レギュラーも脇役で登場。わかりやすく秀逸な内容から学校でも録画したテープを教材代わりに使っていたという。

  • 法律の落とし穴
法律相談と似た内容だがこちらはVTRが短く、弁護士軍団に意見を聞かずその場で結論が発表されるなどザ・ジャッジに近い。たまに弁護士軍団による補足説明が入ることも。

  • ゲストからの法律相談
主にスペシャル回で放送。ゲストが実際に体験した法律トラブルについて相談し、弁護士軍団の意見を聞く。
大体貴理子が強引にトップバッターを買って出るが、内容は毎回飲食店でのトラブルで、原因も貴理子の都合の良い思い込みや言いがかりによるものばかり*2のため、パネラーや弁護士軍団にフルボッコにされるのがお約束であった。

  • 紳助さんのバカヤロー!
紳助のパネラーや弁護士軍団に対する暴言・失言の数々を糾弾するコーナー。
当人は毎回「報道であって暴言じゃない」などと弁明するものの、大体は弁護士軍団に一刀両断される。
榊原郁恵への暴言(日本で一番太ってるアイドル、プロレスラーのビューティ・ペアみたい等)について久保田弁護士が「他の人は不細工とか言われても画面を見てればそうでないとわかるが、榊原さんの場合は実際そうだからシャレにならない(意訳)」と斜め上の弁護(?)をし、夫である渡辺徹に「訴えますよ!」と宣言されるという珍事もあったりした。

類似企画として新春スペシャルで行われる懺悔の滝というものもあった。こちらは弁護士軍団も含めた全出演者が対象で、昨年の放送における問題行動をまとめたVTRを流し、許せるか許せないかをスタジオ観覧者に仮装大賞みたいなゲージで判断してもらい、「許せない」と判断された場合は大量の水による滝行で心身ともに清められ、新年への決意を新たにするという内容。審判の前には弁護士軍団による弁護と自身による弁明の機会が設けられていた。

【主な出演者】

  • 島田紳助
初代司会(設定上は法律相談所の所長)。
軽快なトークでスタジオを盛り上げるが、パネラーに暴言を吐いたり競馬の時間に間に合わせるためしきりに時計を眺めては収録を早めに切り上げようとするなどの問題行動もしばしば。
2004年に不祥事を起こし約2カ月間謹慎した後2005年正月に本番組で復帰したが、2011年、「黒い交際」の発覚により芸能界引退を発表。
その後はパネラー陣が輪番制で代理司会を務めた。なお紳助関連では『開運!なんでも鑑定団』とともに継続した番組のひとつである。
紳助司会時代は円広志をゲストに呼ぶことが多く、関西の番組ではおなじみだったイジりネタを披露することがあった。

  • 松本志のぶ
日本テレビアナウンサー(2009年からはフリー)で、紳助所長の秘書役として初代アシスタントを担当。
紳助降板直後の2011年8月に妊娠を発表し、11月に産休のため降板した。

  • 徳島えりか
2代目秘書で2011年11月から就任。
朝の情報番組『ZIP!』に専念するため、2018年9月で卒業。

  • 市來玲奈
2018年10月から就任した3代目及び復活版の秘書。
乃木坂46時代に一度出演後、アナウンサーとして日本テレビに入社して秘書役を担っている。

  • 東野幸治
古参パネラーの一人にして事実上の2代目司会。通称『感情のない男・愛を知らない男』。
トークの最中、突如スイッチが切れたように無表情・無言になったり、なぜか再現VTRに対して返事をする等の奇行が目立ち、他のパネラーからネタにされまくっている。そういったシーンをまとめたVTRではハリー・ポッターのテーマが流れるのが定番。
女性に対して天パの頭をこすりつける「チリチリドリル」なる技を繰り出し、弁護士軍団から『完全にセクハラ、違法』と指摘されたことも。
レギュラー放送最終回も司会を担当したが、最後の挨拶が時間内に収まらず途中でぶつ切りになって終わるという大失態を犯した。

  • 磯野貴理子
古参パネラーの一人。一時は芸名が「磯野貴理」だったこともある。
40手前にして未婚だったため『運命の相手が現れる前にお迎えが現れる』『独身女性のカリスマ』などと好き放題言われていたが、2004年に番組で結婚を発表した。その後離婚し、次の相手とも別れてしまったが。ちなみに最初の旦那の母親はかしまし娘の庄司照枝師匠であった。
ネタにしか思えないトークを度々繰り返しており、ネタトークが滑ることを「キリコる」と称されていたほか、とあるスペシャル回では「貴理子のトークは全部ネタ」と弁護士軍団に結論付けられ、罰ゲームとして「新宿で一人かしまし娘」をやらされることになった*3

  • 石田純一
古参パネラーの一人。
基本は「イケメン席」*4に座り、隣の「美人席」に座る若い女性タレントにちょっかいを出している。
バツ2という経歴上、浮気・離婚問題の相談では大体真っ先に話を振られる。また自分の息子の1歳下な東尾理子との結婚を発表した際には(ジョーク的なノリではあるが)番組を上げて反対される始末。これが関係あるのかは不明だが後に降板となった。
なお、番組内でもたびたび触れられていた「不倫は文化だ!」実際は言っていないので注意。

  • 渡部建(アンジャッシュ)
通称『世界の渡部』。
食通で知られており、ゲストパネラーの好物をリサーチして名店を紹介する。この際『今回何で来てくれたんですか?』『世界の渡部のお願いだから!』とやり取りするのが通例。
エンディングでゲストが番宣をする際、『全然魅力が伝わらない!』などと割って入り、作品の見所や感想を熱く語り『ぜひ、ご覧ください!』と締めて喝采を浴びる。最後に『渡部さんどんな役で出てるんですか?』と問われ『一切出ておりません!』と返すのがオチ。
2020年6月、不祥事により降板。以後番組終了まで復帰することはなかった。
その後はフワちゃんが番宣の立ち位置を引き継いでいたが、彼女もまた2024年に不祥事を起こし降板。呪いか?

  • 井上芳雄
2022年4月から最終回まで出演。
本業はミュージカル俳優で、本格的なテレビレギュラーはこれが初めて。
元々は氏が司会を務める特番「THE DANCE DAY」の番宣で出る予定だったのが急遽レギュラー入りが発表された経緯がある。

2011年以降特別回で司会を務めるお笑い怪獣。
毎回登場時に上がる緞帳を使ってボケをかます(緞帳とともに服が脱げてパンツ一丁になる、水を被るなど)のがお約束。
毎年11月頃に当番組の枠を使った特番「誰も知らない明石家さんま」が放送されているが、スタッフは当番組と共通しており実質的なスピンオフでもある。


【史上最強の弁護士軍団】

他の番組にない特徴として、政界進出を果たした人が多いことがある(もっとも、弁護士から政界を目指す人は珍しくないのだが)。
公職選挙法の関係上、立候補者が出演した回は選挙期間中のオンエア時にかなり強引な蓋かぶせ処理がなされていた。 
政界進出した弁護士は太字で表記する。

  • 北村晴男
キャッチコピーは『法廷に笑顔はいらぬ』。
番組開始時から出演している古参弁護士の一人。
キャッチコピーの通り、常に仏頂面で冷静沈着な発言が特徴で、放送初期は全くと言っていいほど笑顔を見せず、紳助には仏頂面を「これが北村先生の爆笑状態」などと言われていた。
番組後期からは丸くなったのか、たまに笑顔を見せることも増えていた。
元高校球児で、野球絡みの話題だと非常に熱いトークを繰り広げることがあり、番組の企画で母校を訪れた際にはサプライズで当時の球友たちと再会を果たしている。
『弁護士のくず』で知られる漫画家の井浦秀夫は高校時代の同級生*5で、『くず』の4巻には推薦文を書いている。
番組終了後の2025年7月に日本保守党から参議院議員選挙に出馬し、見事当選を果たした。

  • 住田裕子
キャッチコピーは『法律の母』。
番組開始時から出演している古参弁護士の一人。元検察官*6
女性目線や母親としての視点から、セクハラなどの女性問題や子供に関する相談では彼女の意見が尊重されることが多かったが、一方で女性偏重な傾向に対して一部の視聴者からは批判の声もあったという。
ちなみに当wikiに項目のある冤罪事件の担当検事だったことでも有名。
2010年に別の仕事に専念するため降板となった。

  • 久保田紀昭
父親も弁護士という二世弁護士で、キャッチコピーは『父から受け継ぐ弁護士魂』。
番組開始時に出演していた弁護士。
紳助には「からくり人形みたい」と言われており、途中から作られたCGイラストでは口がパクパク動く人形らしいデザインにされていた。
2003年3月に大人の事情で降板となった。降板後も再登場や言及がなく実質黒歴史のような扱いとなっている。

  • 丸山和也
キャッチコピーは『法に魂を込める男』。
番組開始時から出演している古参弁護士の一人。
「人生論が本論」として人情的な見解を示すことが多く、法に基づいて冷静な判断を下すのが基本の北村弁護士とは犬猿の仲であった。
人情家な発言とは裏腹に、ワシントン大学へ留学経験やロサンゼルスの法律事務所への勤務経験があるなど、語学に堪能な国際派という面もある。
歌手デビューや24時間テレビのマラソンランナー挑戦など様々な企画に挑み、番組のバラエティ化と人気に貢献した弁護士である。

2007年、参議院選挙出馬のため降板。その後2019年に落選したのを機に政界を引退し、以降は弁護士として活動。
降板後もゲストとして出演することもあり、末期には北村や橋下とのバトルも復活した。なお、北村に議員になるよう呼びかけていたのは他でもない丸山。

  • 橋下徹
キャッチコピーは『茶髪の風雲児』。
久保田弁護士と入れ替わる形で出演。当時はコピーにもあるように茶髪に加えて色付きの眼鏡をかけ、回によってはスーツではなくジーパンや革ジャン等のラフな服装だったりと、およそ弁護士には見えないチャラい格好がトレードマークで、ある時には「弁護士界のヨン様」とも呼ばれていた。
その容姿から紳助には度々ネタにされており、法律相談の見解では関西人のノリかちょくちょく出演者をイジったり小さいネタを交えるのが特徴。
こういった振る舞いが原因で上記懺悔の滝の対象に選ばれたこともあり、北村弁護士に弁護を依頼した際には「弁護士だと思うから腹が立つんです、ちょっと法に詳しいタレントと思えば腹も立ちません」と盛大にディスられていたが、結果として滝行は免れている。
マネジメントは爆笑問題の事務所である「タイタン」が担当し、現在は同社のタレント兼顧問弁護士を担当している。
2007年に大阪府知事選挙出馬のため降板。その後は大阪市長への転身や「日本維新の会」設立を経て、2015年末に市長を退くと共に政界から引退。その後は再びタレント弁護士として活動している。
なお時が経つにつれチャラそうな装いは卒業し、政界進出後は現在でも知られる黒髪にスーツ姿へと変化している。
降板後も(ry

  • 菊地幸夫
ピッカリ光るビジュアルが特徴で、トライアスロンが趣味なことから、キャッチコピーは『知力と体力の鉄人』。
司法研修所*7で刑事弁護の教官をやっていたこともある。
丸山や橋下のピンチヒッターとして時折出演していたが、両者の降板後はレギュラーに昇格。当初は次述の石渡との交代制だったが、石渡の降板以降は毎回出演するようになる。

  • 石渡真維
菊地と交代制で出演していたが、夫のシンガポール転勤が決定したため、番組出演が困難になり卒業した。

  • 本村健太郎
キャッチコピーは『異色の弁護士』であり、アニヲタ的には実験君でお馴染みの人。
菊地と同じく丸山や橋下のピンチヒッターだったが、橋下の降板後はレギュラーに昇格した。
元々は役者として活動しつつ司法試験に合格して弁護士になった経緯を持つ。
番組内では山崎邦正コナン君と振られて似てないモノマネを披露するのがお約束だったりと、芸人顔負けのいじられキャラになっている。

  • 大渕愛子
大学在学中に司法試験に合格した才女で、2011年からレギュラー入り。ちなみに橋下と同じくタイタン所属でもある。
2014年には番組内で俳優の金山一彦(『仮面ライダーキバ』の嶋護役で有名)との結婚を公表し話題となったが、2016年8月に過去の案件での不祥事発覚で東京弁護士会から処分を受け一ヶ月謹慎。弁護士業自体はその後も続けているものの、番組は降板する事になった。そして最終回で滑り込みでの復帰を果たした。

  • 森詩絵里
2024年6月24日初出演と新参の女性弁護士。
2025年の復活版でも出演。

【余談】

実のところ、テレビ番組に出ることを好む弁護士はあまり多くない。
  • 収録や番組企画への参加で時間を取られてしまい、本業に差支える。
  • テレビで名前が売れたところで、顧客の獲得には繋がりにくく、テレビに目をつけられるくらいの弁護士の時点で顧客獲得の必要がないくらい忙しいことが多い。むしろ扱いにくい依頼者に目をつけられて依頼されるリスクにもなる。
  • エンタメ性を重視するテレビと、正確かつ誠実な発言が重視される弁護士では発言の評価軸が異なる。舌禍をしてしまい、責任問題になったり弁護士会から懲戒処分されるリスクもある。*8

こうしたことから、自分でテレビに出ないだけでなく、他の弁護士が出ることすらも好意的に捉えない弁護士も番組放送当初は多かった。
とはいえ、一般市民に法律の身近さを知ってもらえるという点では好意的に見る向きも少なくなかった。
今は弁護士がテレビ出演はおろか、Youtuberをすることも珍しくはないが、この番組が先鞭をつけた面もあったかも知れない。

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最終更新:2025年10月27日 09:02

*1 24時間テレビ後の生放送は後番組の『Golden SixTONES(ゴールデンストーンズ)』に引き継がれている。

*2 例:中華料理屋に行ったら「麺類半額」とあったから麺類の焼きそば注文したのに半額にならなかった。これは詐欺だ、半額分しか払わない!→「麺類半額」の下にきちんと対象メニューが明記されており、貴理子が読んでいなかったのが原因。

*3 この罰ゲームはくじ引きによる4択で、他は「水着で熱湯風呂」「すっぴん公開」「旦那とキス」とエグいものばかりだった。

*4 初期の頃はパネラーの座る席のうち、後列3~4席が「バラエティ席」、前列が向かって右から「一癖ある年寄り席」「熟女席」「イケメン席」「美人席」という扱いになっていた。

*5 元々好きで読んでいたが、当初は同級生だと気づいていなかったらしい。なお井浦の方は劇中で北村弁護士の発言を主人公の九頭に言わせたり、初期には明らかに本番組の橋下弁護士をモデルにしたと思われる弁護士を敵役に登場させたりと、本番組についても結構頻繁にネタにしている。

*6 司法試験合格後、検察官を何年か務めて弁護士に転身するケースは珍しくない。所謂「ヤメ検」というやつである。

*7 司法試験に合格した裁判官・検察官・弁護士の卵が実務を教わる場所。

*8 橋下徹弁護士は、別番組で「弁護士に懲戒請求をかけてもらいたい」と発言した結果本当に弁護士に懲戒請求が殺到してしまった(実際には全く懲戒の理由にならないものだった)ことで、弁護士会から懲戒処分されたことがある。