ある日の夕方、一家団欒中。
長女「・・・・・・」
三女「あれ、レイ姉、さっきからカレンダーばかりじーっと眺めて
どうしたんですか?」
次女「今日は8月28日。次のレイ姉の活躍が始まるのが9月1日。
残り日数3日。」
三女「そういえば、レイ姉ここのところNerv本部に呼ばれて
ばっかりでしたからね。」
次女「時間的視点から考察するとレイ姉は公開日を待っている状況と推測。
しかし、レイ姉の思惑に相違が見られる。」
三女「え?有希姉、それはどういう事ですか?」
次女「今回の映画には、レイ姉の最大の敵と推測されるお隣の次女が
出てこない。無論、それはレイ姉が碇シンジを事実上独占できる状態。これはいわゆるアドバンテージ。」
三女「そうなんですか・・・」
次女「しかし、今回の展開は世阿彌の書物に触れられた「序破急」に「?」という4部作。
一般的な「起承転結」とは違う思惑。そのため、初回だけアドバンテージを取っても有利とは限らない。」
三女「ちょ、ちょっと有希姉、それはいくら何でも・・・」
長女「有希、ちょっと。」
次女「・・・・・」
三女「有希姉、さっきの発言はとりあえず謝った方が良いと思いますよ?
レイ姉もさすがに怒ると・・・」
長女「禁則事項。」
次女「!」
三女「え?レイ姉、今何て言ったんですか?」
長女「さっきの内容は禁則事項。Nerv本部からも箝口令が通達。
髭指令の余計なお節介を受けたくない。」
三女「レイ姉、いきなり何てことを・・何か悪い物でも食べたんですか?」
長女「肉、たべ(ry」
次女「密かに牛乳飲み出したという俗世間の通念による身体改造は
レイ姉には無駄と考える」
長女「だって私、三人(ry」
三女「きっとレイ姉はNervに入り込みすぎてお疲れだとおもいます。
今日は素直に寝たほうが良いのではないでしょうか?」
長女「・・・・そうする」
次女「レイ姉の精神根底に失望の兆しを確認。私も聞き慣れない言語を耳にしたため
今日は寝る事にする。許可を。」
三女「有希姉、誰が許可を出すのですか?」
長女「別にルリが承認してもらっても構わない」
三女「私はどこかの熱血指令でもありませんし、それにハンマーなんて出せませんよ。」
次女「残念、ルリには失望。しかし二期構想の具体化を待ちわびる私。お休み。」
長女「あと3日・・・また、出撃するのね。お休み。」
三女「レイ姉も、有希姉も、狡いです。
思兼、後で、千葉県松戸の例の企業にメールを。」