新学期だよ
レイ「いけない。遅れてしまうわ」
ルリ「起こしても起きないからです。夏休みで気が緩みまくってます」
有希「行って来ます」
ルリ「有希姉、いってらっしゃい」
レイ「有希、待って」
ルリ「まったく・・・・・本当に遅刻しますよ?」
有希「ルリは行かないの?」
ルリ「私はまだ全然間に合うので。近場と言うのはいいですね」
レイ「そう・・・それはさみs」
ルリ「だから遅れますって」
レイ・有希「・・・・・行って来ます」
ルリ「はい、言ってらっしゃい」
バタン
ルリ「さて・・・と」
ピッ
某アナウンサー『きょうの、わんこ』
ルリ「・・・はうぅ・・・・・かわいいです・・・・・
レイ姉と有希姉の学校がそこそこの距離でよかったです・・・こんなの二人に見せられませんし・・・・・」
わんこ、寝顔が写る
ルリ「はぁ~♪癒されます・・・・・」
終了
ルリ「さて、学校に行きましょう」
inドア付近
レイ「あんなルリ、見たことないわ・・・・・」
有希「ルリの意外な一面」
レイ「ものすごく可愛かった・・・・・」
有希「レイ姉、それよりも」
レイ「何?今余韻に浸ってるの」
有希「たった今間に合う確率が0%となり、遅刻が確定した」
レイ「あぁっ!・・・・・これもルリの小悪魔効果なのね・・・・・」
有希「レイ姉、理解不能」
その頃
お隣の三女が、わんこの余韻に浸っていたのは言うまでも無い
翠星石「はぁ~ん・・・・・♪かわいかったですぅ♪」
有希「せっかくだから次の角までこれ(食パン)を加えて『遅刻遅刻~』と」
レイ「有希、それはどういうこと?」
有希「いいから、やって」
レイ「???」
有希「♪ちゃーちゃらっちゃっちゃちゃっちゃらっちゃ」
レイ「遅刻遅刻~っ」
シンジ「うわぁっ」
レ・シ(ドシン!)
レ・シ「「……。あ、あの」」
アスカ「こらぁっ2人とも、いつまで抱き合ってんのよ!」
有希「私はこれで(すたすた)」
シンジ「(有希さん、学園エヴァがやりたかっただけなんじゃ……)」