ttp://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20071016/haruhi08.htm
ttp://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20071016/haruhi07.htm
レイ「ついに有希もちゃんとしたフラグ成立ね」
有希「……フラグ? 詳細な説明を。今の私には上手く理解できない」
ルリ「つまり、キョンさんといい感じになってる、ってことです」
有希「……それはあくまでゲーム製作をする上でそうなっただけのこと。それ以上でもそれ以下でもない」
レイ「今はそうでも、後になって思えばあれはフラグだったと気づく事もあるわ。私もそう。
碇君がマンションに来た時にそのまま……(妄想中」
ルリ「いかがわしい妄想は止めてください」
レイ「……自分の脳内なら、年齢制限はないもの」
有希「……」
――後日、文芸部部室にて
有希「あなたに訊きたい事がある」
キョン「なんだ長門?」
有希「あなたと私のフラグの成否について」
キョン「……は?」
古泉・みくる「!?」
ハルヒ「!!」
――三姉妹宅
アスカ「ちょっとファースト! あんたが余計な入れ知恵したお陰で、ハル姉ずっと機嫌悪かったんだから!
なんとか団の人たち全員でうちに来て、アタシと翠まで一緒になってフォローしなきゃいけなくなったのよ!?」
レイ「そう……」
アスカ「そう……じゃないわよ! ったく」
レイ「姉として妹の恋を後押ししただけなんだけど……よくなかったのね……そう」
アスカ「な、何よ急にしおらしくなって……そ、そこまで落ち込まなくたっていいでしょ! べ、別にあんなの
日常茶飯事と言われればそうだし……で、でももう余計な事はしない事! いい!?」
レイ「わかったわ」
アスカ「わ、わかればいいのよ、わかれば」
レイ「……」
アスカ「……」
レイ「…………」
アスカ「…………」
レイ「……それを言いにきたの?」
アスカ「そ、そうよ! なんだかんだで大変だったんだから、一言言いたくもなるわよ!」
レイ「……暇なのね(ボソ」
アスカ「!! ぬわぁんですってぇ!?」
レイ「……ルリはあなたの妹と一緒に他のドールのところに遊びに行ったし、ハルヒさんはまた出かけてるものね(本を読みながら」
アスカ「くっ……言っとくけど、ヒマだったり淋しいから来たとかじゃないからね! ケジメとして一言言いに……」
レイ「……これ、ルリが作ったの(本を読みながらお菓子を差し出す」
アスカ「……いただくわ。……バカ」
レイ「……それ、ルリの真似?」
アスカ「違うわよアホンダラゲ!」
レイ「……お姉さんに似てきたわね……次は妹さん……?(フ」
アスカ「あたしがあんな変な喋り方するわけないでしょ! って、あんた今笑った? 笑ったでしょ!」
レイ「別に」
アスカ「笑った! ずえったい笑った!!」
レイ「ひらにゃい(知らない)モグモグ」
アスカ「食べながら喋るなー!」
有希「……ユニーク」
ハルヒ「これはいいものを見れたわねえ~? ニヤニヤ」
ルリ「レイとアスカ♪」
翠星石「なっかっよっくケンカしな♪ ですぅ~♪ニヤニヤ~」
アスカ「げえっ! ハル姉!? いつから見てたのよ!?」
有希「ジャーンジャーン」
ルリ「……横山光輝三国志ですか」
ハルヒ「えーっと、アンタの淋しがりぶりがわかった辺りから?」
アスカ「くっ……あたしとしたことがあ~~~……」
レイ「……計算どおりッ……」
ルリ「嘘つかないでください」
有希「待て。これはレイの罠だ」
ルリ「有希姉もそこに乗っからないよーに」
ハルヒ「やっぱ面白いわねルリルリも有希もレイちゃんも。うちのアスカも大概だけど……ふふふ」
翠星石「いやあ日頃の恨みつらみがすっ飛ぶぐらいに間抜けな姿を拝めたです♪ アス姉もなかなか可愛いところが
あるじゃねーかですぅ」
アスカ「あーんーたーたーちぃーー!!」
ルリ「あ、今日はこのメンバーで晩御飯食べる事になりましたんで。このまま晩御飯の準備をしますね」
レイ「肉は嫌よ」
アスカ「あたしが食べるからいーの」
レイ「……凶暴な肉食動物……」
アスカ「まだやるか!」
ハルヒ「あー面白い面白い。ほら、漫才もそれくらいにして、あんたらも手伝ってよね! 今日は鍋よ鍋!!」
翠星石「この季節に食べる鍋物は格別ですう~♪」
ハルヒ「……やっぱり鍋といえばみんないないとダメよね。よし! あんた達呼べるだけ友達呼びなさいっ!」
……こうして、今年もまた、バカばっかな冬が始まったのでした。まる