綾波「物を大切にする碇君は好き」
シンジ「物を大切にっていうか…これだけだよ」
綾波「今はipodとかあるのに」
シンジ「そんなの昔はなかったんだよ」
綾波「これなら碇君の好きなきみまろの漫談もたくさん入るのに」
シンジ「そんなの聴いてないよ!」
綾波「そう。ダチョウの方なのね」
シンジ「違うってば!ホラ。普通のポップスだよ」
シンジ「ね?」
綾波「そうね。こうして一つのプレイヤーとイヤフォンを二人で聴いていると二人はまるで恋人同士」
シンジ「あ…いや、そんなつもりじゃ…」
綾波「いいの。この感覚…嫌いじゃない」
シンジ「そ、そう?」
綾波「碇君は?」
シンジ「僕も…嫌いじゃない…かも」
綾波「そう…碇君もあそこに隠れて不満気な顔で見てるセカンドに対する優越感…この感覚は好きなのね」
シンジ「ああああアスカーっ!?」