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ツツジ荘&アザレアガーデン - (2012/02/24 (金) 07:13:24) のソース

***男子組
翠川和輝:一人暮らしの大学生。家はいろいろ大変らしいが、一人暮らしで私学に通っているあたりよくわからない。
拾ってきた犬を飼っている。管理人が率先して餌をやっているので特に問題はないようだ。
部屋は角部屋で、家電も新品を入れているためか、よく他の住人が部屋にだべりにくる。
お金を出す人。
「みんな、何の話してるの?」

清武義人:いつもアパートをきれいにしてくれる人。本業は普通のサラリーマン。和輝の飼い犬にぶつぶつ言っているが、よく風呂に入れたりブラッシングしてあげていたりする。
困った時は助けてくれるいい人。頼りになるかどうかは別の話。
「燃えるゴミは火曜と金曜ですよ! 週二回もあるのにどうして溜めるんですか!」

駒城未明:大学二年生。姉夫婦と同居するのが嫌で一人暮らしを始めたが、そんなに家と遠いわけじゃないので、たまに子供を預けて行かれたりする。
よく和輝の部屋でだべっている一人。食事係。
ボーイズトークについていけずに切れることもあるが、なんだかんだ仲間意識はあるらしい。
「いい加減にしないと包丁投げますよ」

八十島七生:なぜか管理人。投資目的でアパートの建物を買ったはいいが、なんだかんだで価値が暴落したので仕方なく普通に貸しアパートをやっている。あんまりちゃんと管理していない。たまに相場で儲けると住人に焼き肉とか奢ってくれる。
「カベ破った? いいじゃん、部屋広くなるぜー」

向将馬:中卒16歳。風俗店で下働きをしていたが、一番人気の姫に惚れて一緒に逃げようとしたため命の危険に陥る。ちょうど店に摘発が入ったため、なんとか逃げ切れたが、彼女とは連絡が取れない。でも未練はないらしい。
よく和輝の部屋でだべっている一人。みんなに勉強を教えてもらっていたりする。代わりにろくでもないことを教えてくれる。
三太と話を弾ませて未明に怒られたりする。
「女なんて追うもんでもねえよ」

エルマー・オールドリーフ:大学二年生。イギリスからの留学生で日1英3のクォーター。専攻が日本文学なのもあるが、姉と引き離す必要ができたとかが日本に来た主な理由。
日本語は普通に喋れる。話し方はゆっくり。
バイオリンが弾けるが、アパートでは弾かないようにしている。
よく和輝の部屋でだべっている一人。和輝の飼い犬や将馬に枕にされる。
「…………重い」

荒木三太:大学二年生。講義にはほとんど出ないが、サークル活動は熱心。バンドのボーカル/ギター。
エルマーをバンドに誘っているが、どう見ても音楽性が合わない。
実家は旧家らしいが、あまり寄りつきたくないらしい。でも仕送りはしてもらっている。
よく和輝の部屋でだべっている一人。猥談を始めては未明に怒られる。
「将馬くんはナイトだな~」

都川尚志:大学一年生(一浪している)。単位を落とさない程度には講義に出ている。
一応プロの役者の端くれ。小劇団に所属している。
公演の度に兄が初日から千秋楽までほぼ欠かさず舞台を見に来る上に毎回同じところで泣くので、ちょっとうんざりしている。
よく和輝の部屋でだべっている一人。将馬と三太の会話に混ざって、下らない話を深い話に持っていったりするスキルの持ち主。かと思えば普通に下らない話もする。
「日々を普通に生きることが芸に繋がるのさ」


***女子組
黒江彩:大学六年生。たいていいつも飲んでいる。
アザレアガーデンの住民。
よく御名が部屋に来て掃除をしていったり煮物と聖書を置いていったりしてくれる。
「あーもーめんどくさい、勝手にやってー」

長久手真璃:高校二年生。コスプレイヤー。裁縫の腕は壊滅的で、双子の弟が作ってくれる服を主に着ている。小道具も大抵は借り物。
やたらと写真移りがよく、レタッチいらず。ネットアイドル的な人気を誇っているらしい。
猫を飼っている。
「まじかる☆しゅーと!」

真白夕未:旧姓駒城。大学二年生(高校時代に一留している)。一児の母。
実家で二世帯同居。
両親もまだ定年前のため、弟に息子を預けて夫婦でデートに行ったりすることもある。
「では宜しく。お金は出すからちゃんとしたもの作りなさい?」

二之江御名:女子校の非常勤講師。敬虔なクリスチャン。彩の幼馴染で、やたら世話を焼いている。
聖地巡礼(本来の意味で)に行った時、たまたま世界旅行中だった七生と知り合った。
ツツジ荘の住民にもやっぱり煮物と聖書を差し入れてくれる。
「神の子は言われた、隣人を愛せよと」

船渡唯:高校一年生。学校は制服だが、女子制服がとても似合わない。
薙刀部所属。
男女問わず友達が多い。一方、恋愛には興味がない。
将馬の中学時代の同級生。
「やっぱり購買より学食だよなー」

小手毬有花:町工場で働く機械工。年齢不詳。アザレアガーデンの住民。
やたらと多趣味で、色々なことに手を出している。
真璃とはレイヤー仲間。衣装はちゃんと自分で縫う。
「やりたいことがいっぱいあって困るのだー」

新屋透子:中学二年生。御名の教え子。
ミッションスクールですっかりキリスト教に染まった素直な子。
刺繍や織物など、洋裁が趣味。真璃や有花と知り合ってはいけないと思う。
「はい、先生!」

ラヴィニア小川:アザレアガーデンの持ち主の奥様。英国出身。
旧姓オールドリーフ。エルマーの叔母にあたる。
メシマズ嫁疑惑。
「日本料理は調味料が多いんですねえ」

***それぞれの関係性
和輝→未明:■友情/憐憫 「苦労するよね」
未明→和輝:■友情/隔意 「いい人なんですけどね」
 学部は違うが同じ大学の生徒で、共通講義などは一緒に受けることもある。
 アパートでほぼ寝食を共にしているので仲はいい。互いの事情もだいたい知っている。
 未明から見れば和輝はやはり『お坊ちゃん』に見えるようだ。

和輝→将馬:■庇護/憐憫 「苦労してるよね」
将馬→和輝:■信頼/不安 「あざーっす」
 和輝は、若くして天涯孤独の将馬に同情し、できることがあれば助けてあげたいと思っている。
 将馬のほうも、和輝の人の良さはわかっているので何かと甘えている。一方、やはり『お坊ちゃん』な性格に不安を覚えることもあるようだ。「あいつ社会に出てやってけるのか?」

和輝→エルマー:■連帯感/恐怖
エルマー→和輝:■親近感/悔悟 「……道を違えないで欲しい」
 和輝はエルマーから、姉との間にあったことをぽつぽつ聞き出していて、なんとなく理解はしている。それだけに、身につまされる部分があるらしい。
 エルマーは、和輝の妹に対する感情が、自分と姉の間にあった感情のようにはならないで欲しいと願っている。

和輝→三太:■好奇心/食傷 「面白い人なんだけど……」
三太→和輝:■友情/嫉妬 「いいなー」
 二人とも上流家庭の出。三太は家の事情が複雑なので、妹と素直に仲の良い和輝が羨ましい。

和輝→彩:好奇心/■隔意
 和輝にとって彩は同じ大学の上級生。よく構内で酒を飲んでいるのを見て引いている。

和輝→御名:■誠意/不安
 「シスターの人」という認識。煮物を差し入れてくれたり、いい人なんだけど、宗教にのめり込んでいる人には何となく不安を感じる。

 
義人→七生:信頼/■猜疑心 「それでいいんですか!?」
 七生のいーかげんな管理姿勢に大いに不安を抱えている。一方で、住民を悪いようにはしないだろうと信じてはいる。

義人→御名:■誠意/不信感 「いつもありがとうございます。あ、聖書は間に合ってますから!」
 煮物は受け取るが聖書は受け取らない。
 

未明→義人:■連帯感/食傷 「助かるんですけどね」
 掃除をしてくれるのにはとても感謝しているが、何かとうるさいのには閉口することもある。

未明→七生:誠意/■不信感 「大丈夫なんでしょうか。人生とか」
 いい人なんだろうとは思いつつ、やはり不信感が先に立つ。

未明→将馬:同情/■隔意 「やっぱり、世界が違うっていうか」
将馬→未明:■同情/食傷
 未明は将馬に、和輝に対するものとは逆の方向の隔たりを感じている。境遇には同情している。
 将馬のほうも、未明の家族関係や損な性格に同情している。ただ、潔癖で怒りっぽいところは苦手。

未明→エルマー:■連帯感/不安
エルマー→未明:■同情/厭気
 未明から見ると、エルマーは「姉に苦労させられる」仲間。なんだか大変そうなので心配している。
 エルマーは、未明と姉の関係を、エルマー自身の姉との関係とはだいぶ違うものと見ているので、連帯感というよりは単に大変そうなので心配している。
 未明の潔癖症気味なところにはちょっと辟易しているが、態度には出さない。自分の事情を全部話したら嫌われるだろうと思っている。

未明→三太:友情/■嫌悪 「馬鹿話は人のいないところでして下さい」
三太→未明:■親近感/食傷 「ごめんごめーん」
 未明からすると三太は結構苦手なタイプ。将馬や尚志とは仲が良いみたいなので、あまり邪険にはしたくないと思っている。
 三太は「家族環境で苦労する」点で未明に親近感を持っているが、自分の家の事情は未明のいるところで話せるような話ではなかったり。

未明→尚志:■尊敬/嫉妬 「色々すごいですよね……」
尚志→未明:■誠意/食傷 「損な性格してるよね」

未明→夕未:慕情/■隔意
夕未→未明:■幸福感/無関心

未明→御名:■誠意/厭気


七生→御名:■好奇心/隔意
御名→七生:■誠意/不安


将馬→エルマー:■幸福感/厭気 「たまに邪魔」
エルマー→将馬:■慈愛/不信感

将馬→三太:■友情/不信感
三太→将馬:■感服/憐憫 「かっこいいよねー」

将馬→尚志:■信頼/無関心
尚志→将馬:■庇護/脅威 「まっすぐ進んでくれるといいんだけど」

将馬→御名:■好意/不快感 「美人だけどなあ」

将馬→唯:友情/■無関心
唯→将馬:連帯感/■不安 「元気でやってるならいいけど」


エルマー→七生:■誠意/不信感 「……悪い人ではないと思うのだが」

エルマー→三太:■好奇心/隔意
三太→エルマー:■好奇心/不安 「いえーい!」

エルマー→御名:幸福感/■隔意 「……すまない、家はプロテスタントで」

エルマー→ラヴィニア:■慕情/悔悟
ラヴィニア→エルマー:■慈愛/不安 「何かあったら言ってくださいね」

  
三太→彩:■好意/恐怖 「きれいだなー」

三太→御名:■好意/恐怖 「きれいだなー」

三太→真璃:■好奇心/恐怖 「かわいいなー」

三太→有花:■好奇心/恐怖 「かわいいなー」
 

尚志→三太:■友情/厭気 「うん、なんていうか、バカだよね!」

尚志→彩:尽力/■不安

尚志→御名:■連帯感/不安


彩→御名:誠意/■食傷 「うっとーしーってば」
御名→彩:■純愛/不安 「ちゃんと野菜を……」


真璃→和輝:■憧憬/不安 「かっこいー!」

真璃→尚志:■尊敬/脅威 「かっこいー!」

真璃→唯:■憧憬/隔意 「かっこいー!」
唯→真璃:■好奇心/隔意 「オタクっていうの?」

真璃→有花:■連帯感/脅威 「私がピンクで、ありかさんもピンク!」
有花→真璃:■友情/嫉妬 「写真のレタッチもそれはそれで楽しいよ~」


夕未→七生:■信頼/不信感 「弟を宜しく」


御名→透子:■庇護/不安
透子→御名:■信頼/恐怖