ccache
こんなのあるなんて知らなかった。
コンパイラキャッシュ
コンパイラキャッシュ
簡単な説明
ccache はコンパイラキャッシュで、1回CやC++をコンパイルした結果を保存しておいて、プログラムを修正して再度コンパイルをかけたとき、キャッシュにあるデータを再利用することで再コンパイルの速度を上げるものらしい。
簡単な使いかたの説明
どうやら、gccなどのコマンドの前に"ccache"をつけるだけらしい。
$ make CC="ccache gcc" $ make CC="ccache gcc" clean $ make CC="ccache gcc"
1回目のコンパイルでは通常のコンパイル速度なんだけど、make cleanを実行した後に、2回目のコンパイルを実行すると数倍の速度でコンパイルが完了した。
キャッシュ操作
キャッシュの状況表示(大きさや統計)
$ ccache -s
キャッシュ内のゴミをきれいにする
$ ccache -c
キャッシュ内をすべてきれいにする
$ ccache -C
キャッシュの大きさを指定
$ ccache -F <SIZE> -M <FILE_NUM>