翠星石3 - (2006/01/15 (日) 18:20:40) の編集履歴(バックアップ)
銀「生徒会室行くわよぉ、ジュン」
J「なんで僕がっ。行かないぞ!」
銀「ダメよぉ。おサルさんを野放しに出来ないわぁ」
J「分かったから!引っ張るなって!」
銀「期待してる癖にぃ、素直になりなさぁい、ジュン」
J「バカ言うなっ!……行くなら、さっさと行くぞ」
ガララッ――
銀「ここは他の教室と離れてるし、人も来ないのよぉ」
J「……水銀灯。まずいって」
銀「あらぁ?まずいって、ジュンはどんなことを想像してるのかしらぁ?」
J「なっ、おまえ、そりゃあ……人気のない教室で二人きりって言ったら……なぁ」
銀「うふっ。ジュン、かわいいわね」
翠「ダメです!!」
J「なっ!翠星石!」
翠「後をつけて来てみれば、二人とも何してるです!不潔です!」
銀「あらぁ、お邪魔虫が来ちゃったわぁ」
翠「虫とは何です!」
銀「お仕置きはまた今度みたいね、ジュン」
翠「キィー!まだ言うですか!」
銀「ヒス女は怖いから退散するわぁ。またねぇ。(……頑張るのよ、翠星石)」
翠「またはないです!」
J「す、翠星石」
翠「……ジュンは、水銀灯が好きなんです?」
J「ぼ、僕は別にっ」
翠「す、翠星石じゃ、翠星石じゃあ、だめですか?」
J「もちろんOKに決まってるじゃないか。HAHAHA!さぁ二人で薔薇色の未来を築いていこうZE!」
食事中
翠「あ。蒼星石動くなです」
蒼「どうしたの?」
ヒョイ パクッ
翠「ご飯粒ついてたですよ、蒼星石はヤンチャな子供みたいですぅ」
蒼「ありがとうwそれにしても、翠星石が作ってくれたお弁当は美味しいよ」
翠「私が毎朝愛情込めて作ってるですから当然ですぅ!」
蒼「ふふ、いつも有難うw」
J「それにしても、微笑ましい光景だ・・」
べ「(お、俺の役割を取られた・・!?)」
翠「(じー)」
蒼「どうかした? 翠星石…?」
翠「…蒼星石」
蒼「な、なに?」
翠「ちょっとほっぺた触らせろです」
蒼「何で!?」
翠「柔らかそうだからです」
蒼「そ、そんな理由で…」
翠「ほっぺた触るのにこれ以上の理由はいらねーですよ。さ、覚悟するですぅ」
蒼「ちょ・・・」
翠「はぁ…やぁらかいですねぇ…。胸よりもこっちの方が柔らかいですよ?」
蒼「そんなこと…ないよ…」
翠「嘘は良くないですよ。蒼星石のこと一番知ってる私が言うんだから間違いないです」
翠「それにしても良い感触ですぅ…触るだけじゃ満足できないですよ」
蒼「な…なにする気?」
翠「じっとしてるですよ…」
蒼「うわっ!?…だ、駄目だって…そんな所舐めちゃ…」
翠「ほっぺた舐めてるだけですよ? それとも、蒼星石はここが弱いですか…?」
蒼「別に…そういう訳じゃ…ひっ…」
翠「見たですよ」
J「何をだよ?」
翠「とぼけるなです! 昨日蒼星石と二人で映画館からでてくるのを見たです!」
J「……ありゃお前に断られた蒼星石がだな――
翠「翠星石の知らないところで仲良くなってたなんてずるいです!」
J「聞けよ」
翠「よりにもよって蒼星石とだなんて……ジュンにそんな趣味があったなんて知らなかったです!」
J「……おーい、変な方向にいってるぞー」
翠「うるさいです! お前に翠星石の気持ちなんて解らないのです!」
J「とりあえず僕がものっそい失礼な事を言われている事と、
お前が実の妹の事をどう思っているかはよく解った」
翠星石「とととトイレですぅ~(慌ててトイレへ)」
ばたんっ
女子あ「あんなのが蒼君の姉ですって」
女子い「信じられなーい」
女子う「トイレん中に水ぶっかけてやろーよw」
ざぱっ
翠「きゃっ冷たっ!な、何するですかぁ!!」
女子あいう「きゃはははhh(逃げていく)」
翠「ふぇぇ・・お、覚えてやがれですぅ・・!!ク゛スック゛ス・・」
・・・トントン
翠「・・・ク゛スッ・・誰ですぅ?」
蒼「僕だよ、翠星石。」
翠「・・ぇ?蒼星石・・!(出てくる)」
蒼「びしょぬれじゃないか。大丈夫?」
翠「ふぇぇぇ蒼星石ぃっ!!(抱きつく)」
蒼「もう・・僕までぬれちゃうよ・・(なでなで)」
蒼「はい、これ僕のジャージ。風邪ひかないうちに着替えよ?」
翠「あ、ありがとうですぅ!(本当に蒼星石の姉でよかったですぅ・・」
蒼「今から後期役員を決めます、皆必ずどこかに入るようになっています、進んで立候補してください」
ジ「じゃあ保健委員で…」
蒼「ほかに保健委員になりたい人はいますか?……なら、保健委員はジュン君に決定です」
翠「…チビ人間が保健委員はたよりねーから翠星石も保健委員になってやってもいいです」
蒼「ごめんね翠星石、保健委員の枠は一人なんだ、シ゛ャンケンでもして決める?」
翠「べっ別にそこまで保健委員になりたくねーです(チラッ)」
ジュンの方を見る
蒼「ふふっ…じゃあ翠星石には図書委員をお願いするね」
翠「蒼星石勝手に決めるなです」
蒼「特になりたいのは無いんだよね?」
翠「それはそうです…けど……」
蒼「なら決まりだね」
蒼「これで全ての役員が決まったね」
翠「結局図書委員になっちまったです…」
~放課後図書室~
翠「人もいねーし暇です」
カ゛タッ
ジ「……」
翠「チッチビ人間なっ何しに来たです」
ジ「何って本を見に来たに決まってるだろ」
翠「そっそれくらい分かってるです」
ジ「それよりちゃんと図書委員の仕事してるのか?」
翠「当たり前です」
ジ「ならおすすめとかはある?」
翠「これとかどーです」
ジ「これは読んだけどなかなかよかったね」
翠「ならこれはどーです」
ジ「これも読んだね」
翠「チビ人間少し読みすぎです」
ジ「ほとんど毎日来てるからね」
翠「毎日なんてやっぱりチビ人間はダメダメです…(まさか蒼星石これを知ってて図書委員にしたですか?)」
ジ「んっ?どうした翠星石?」
翠「どっどーもしてねーです」
ジ「まあいいや今日はこれて読もうかな」
ジ「……」
翠「……(///)」