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水銀燈7 - (2006/01/31 (火) 07:52:08) のソース
<p><font size= "2">真「ちょと、水銀燈何で貴方ばっかりジュンにかまって貰えるのかしら?」<br> 水「そ、そんな事いわれてもぉ・・」<br> 真「いいわ、とりあえず今度ジュンの前で私を虐めなさい」<br> 水「えぇ・・でも真紅に悪いわよぉ・・」<br> 真「なに?ジャンクの癖に私に逆らうの?ヤクルト全部捨てるわよ?」<br> 水「わ、分かったわよぉ・・」<br> ↓<br> ージュン接近ー<br> 水「こ、このぉミーディアムが居ないと何も出来ないくせに、えーとぉ」<br> 真「何してるのよ!ちゃんと言いなさいよ(小声で」<br> 水「いい年してクンクンなんか見てぇ、真紅は子供っぽいんだからぁ」<br> J「ちょ、水銀燈何してるんだよ」<br> 真「水銀燈が、悪口言ってくるの・・」<br> J「まったく、何してるんだよ水銀燈」<br> 水「・・・」<br> J「まったく、水銀燈には俺が色々言っておくから・・真紅も早く帰り、な?」<br> ー水銀連れてジュン離脱ー<br> J「まったく、人が嫌がることしちゃ駄目だろ?」<br> 水「ごめんねぇ・・」<br> <br> <br> 真紅「何故・・?」<br> <br> <br></font></p> <hr> <p><font size="2"><br> <br> その昔それはマミヤさん20歳の誕生日をむかえた日じゃった<br> 子供1「こいつ髪銀色で気持ち悪いぃ」<br> 子供2「ババアだババア!あははは」<br> 水「ババアじゃ・・・ないもん・・・グス」<br> J「お前ら!銀ちゃんをいじめるなー!!!」<br> 子供1「なんだよジュン!ババアの味方すんのかよ!?」<br> J「銀ちゃんはババアなんかじゃない!!」<br> 子供2「なんだよ生意気だぞジュン!!」<br> の「ゴラァァァァ家の弟に絡んでる餓鬼共はてめぇらかあああ!!」<br> 子供1「やべ!!ジュンの姉ちゃんだ逃げるぞ!!」<br> の「まて!てめぇらぁマッハでヘブンナ~ウ!!」<br> 子供1・2「うああああああ」<br> <br> 水「う・・・グス・・・うう」<br> J「もう泣かないで銀ちゃん」<br> の「HEVEN OR HELL!!」<br> 子供1・2「ぎゃああああ」<br> J「これあげるから」<br> 水「・・・グス・・ヤクルト?」<br> の「ガンフレイム!!」<br> 子供「うああああ」<br> 水「・・・ジュン君・・ありがとう」<br> J「一緒に帰ろう銀ちゃん」<br> 水「うん」<br> の「ジュン君こいつらけっこう足速い」<br> J「うっせー!!帰れ韓国海苔!!!」<br> <br> 水「うふふ」<br> J「なんだよ水銀燈いきなり」<br> 水「ちょっと昔のこと思い出してただけ」<br> <br> 以上水銀燈がなんでヤクルト好きなのかという話でした<br></font></p> <hr> <p><font size="2"><font size= "3">携帯が鳴る。見ると水銀燈からだった。電話に出る。<br> 水「わたしよぉ♪って分かるよねぇ!私ったらおバカさぁん!」<br> <br> 水「特に用って事はないんだけどね!」<br> <br> 水「あっ待って!本当は貴方の声がなんとなく聞きたくなっちゃったのよぉ♪」<br> <br> 水「あっ照れてるでしょ?わかっちゃうんだからぁ!」<br> <br> 水「うん!あっそうだ明日の朝、モーニングコールしてあげようか?」<br> <br> 水「ひどーい!じゃぁ、わたしにモーニングコールしてぇ?」<br> <br> 水「うん♪お願い♪じゃぁおやすみ チュッ!」</font><br> <br></font></p> <hr> <p>昼休みシリーズ第1回 水銀燈</p> <p><br> キーン♪コーン♪カーン♪コーン♪</p> <p> 鬱陶しい4時間目が終わり、あちこちでお弁当を広げだした</p> <p> 銀「あっ、○○お弁当作ってきたから一緒に食べましょ」</p> <p>銀「本当!うれしい!早速、屋上に行きましょ」</p> <p> ====屋上移動中====<br> 銀「ハイ、お弁当!」</p> <p>銀「どう?おいしい?」</p> <p> 銀「よかったー♪早く起きて作った甲斐あったわww」</p> <p>銀「ふぅー♪私もご馳走様。」</p> <p>銀「そうだ、デザートもあるのよ・・・・・・」</p> <p>銀「そんなの無いじゃないかって?」</p> <p> 銀「それはね・・・・・・・・。。。( ̄ー ̄)ニヤリッ」</p> <p>銀「私なのー♪いただきマース♪ 」</p> <p><br> こうして二人は午後の授業をサボったとさwww</p> <hr> <p>休み時間<br> 銀「ねぇ、ジュン今日の放課後ひまぁ?」<br> 水銀燈が突然そんなことを言い出した。<br> J「ん?まぁ別に暇だけど」<br> 銀「なら、私と一緒に帰りましょう」<br> J「別にいいけど・・・何企んでるんだ?」<br> 銀「あら、企むだなんてぇ心外だわぁ」<br> J「お前がそういう突然の提案してくる時は十中八九なにか企んでる時なんだよ」<br> 銀「ふふふ、内緒よ」<br> J「やっぱり何か企んでるじゃないか」<br> 銀「放課後になったらわかるわ」<br> J「・・・」<br> 銀「逃げたりしちゃだめよぉ、じゃあ放課後ね」<br> 去っていく水銀燈を見送りながらジュンはため息をついた。<br> そんでもって放課後<br> 一緒に下校した二人は水銀燈の家の前に来ていた。<br> そこにはネイキッドモデルの青い単車が一台置かれていた。<br> J「ど、どうしたんだよこれ」<br> 銀「買ったに決まってるじゃない」<br> J「買ったって、お前免許は?」<br> 銀「あるわよ、ほらこぉれ」<br> そう言って水銀燈が見せたのは見紛う事なき本物の運転免許証(普通自動車二輪)</p> <p> J「あるって・・・内の学校、校則で免許取るの禁止なはずだけど」<br> 銀「バレなければ平気よ」<br> J「バレなければってなあ、バレたら退学だぞ」<br> 銀「大丈夫よ、知ってるのはジュンだけだかぁら」<br> J「はぁ・・・っでこれを僕に見せたかっただけか?」<br> 銀「それもあるわねぇ、この『メイメイ』を見せるのも今日呼んだ目的の一つねぇ」<br> J「一つってことは、まだなにかあるのか?」<br> 銀「こっちが本命、ジュン一緒にツーリングに行きましょう」<br> J「ツーリングって今からか、だいたい僕はバイク持ってないぞ」<br> 銀「私の後ろに乗ればいいじゃなぁい」<br> J「もうすぐ日が沈むぞ」<br> 銀「いいでしょう」<br> J「だいたい、お前免許取っ手からどれくらいなんだよ」<br> 銀「ううん、1ヶ月ぐいらいかしらぁ」<br> J「・・・なぁ、たしかタンデムって免許習得後一年経過しないとだめなんじゃなかったか?」<br> 銀「平気よバレなければぁ」<br> J「あのな・・・」<br> 銀「もう、うだうだ言ってないのぉ男の子でしょお」<br> J「いや、だからって・・・」<br> 銀「私は着替えてくるからぁちょっと待っててねぇ」<br> そう言い残し水銀燈は家の中へと消えていった。<br> J「人の話し聞けよ・・・」</p> <p>文句を言いつつも律儀にまつジュンなのでした。<br> 10分ほど待っていると家の中から黒いライダースーツを身にまとった水銀燈が、<br> フルフェイスヘルメットを二つもって家の中から出てきた。<br> J「そんな物まで買ったのか」<br> 銀「うふふ、似合うかしらぁ」<br> J「ああ、似合ってるよ」<br> 銀「心がこもってないわねぇ、まぁいいわぁ、はいこれジュンのヘルメット」<br> 水銀燈は持っていたヘルメットの一つをジュンに渡し、『メイメイ』に跨っりエンジンをかける。<br> ジュンも渋々ながら渡されたヘルメットを被りその後ろへと跨った。<br> 銀「ジュン、しっかり掴まってなさいよぉ」<br> 言われてジュンは水銀燈の肩に手をかけた。<br> 銀「それじゃ駄目よぉ、ちゃんと腰に手を回しなさい」<br> J「え、あ、こうか?」<br> 銀「もっとしっかり抱きつきなさぁい、振り落とされるわよ」<br> J「えーと、こ、こうか?」<br> 銀「そうそう、それとカーブで倒したときに危ないから外へ逃げないでよぉ」<br> J「わかったよ」<br> 銀「それじゃあ行くわよ」<br> 水銀燈がアクセルを開けるとバイクはゆっくりと動き出した。<br> 二人を乗せたバイクは町の中を疾走する。</p> <p> 最初は曲がるたびに肝を冷やしていたジュンだったが徐々になれその気持ちよさを感じ始めていた。<br> 吹き飛んでいく風景<br> 肌で風を切る感覚<br> 心地よいエンジンの振動<br> 車に乗っているときとは違うその感覚はとても新鮮だった。<br> 運転している水銀燈までも輝いて見えた。<br> J(バイクって気持ちいいな・・・)<br> やがて二人は街外れにある小高い丘にたどり着いた。<br> 水銀燈は『メイメイ』をその丘の頂上付近で止める。<br> そして街のほうを指差す。<br> ジュンがその方向に顔を向けると<br> 夕日がビルの狭間に今まさに落ちようとしていた。<br> 銀「なんとか、間に合ったようね」<br> ヘルメットをとった水銀燈がその長い髪を風に流しながら言った。<br> J「え?」<br> 銀「ジュンにこれを見せたかったのぉ、私の取って置きの場所と風景をね」<br> J「なんで・・・」<br> 銀「なぁんとなくかしら」<br> 夕日に照らされながら微笑む彼女を見ながら、ジュンも自分も免許を取ってみようかと本気で考えていた。</p> <br>