Bascinet
《呪文の固定》
最終更新:
bascinet
-
view
呪文の固定 Fix Spell
この特技を使うと低レベル呪文を、特技としていつでも発動することができる。これは《呪文の保存》に似ているが、“保存”が完成された呪文のエネルギーを保存しておくのに対し、“固定”は呪文を使う過程そのものを固定する。そのため何度使っても、その特技は失われないし、一日が過ぎても固定されたままである。
呪文の固定化にあたって、術者には「スロット」があたえられ、これは{魔術?レベル÷2(切り捨て)+1}である。
呪文を固定した場合に、呪文のレベルと、術者の魔術?レベルの半分(切り捨て)とを見比べる。
- 同じ場合(スロット消費6):得られた特技はメジャーアクション?であり、一日に一回だけ使える。マナポイント?は通常通り消費する。
- 1レベル低い場合(スロット消費5):得られた特技はメジャーアクション?であるものの、一日に{魔術?レベル÷3}回使える。マナポイント?は通常の半分だけ使う(最小は1)。
- 2レベル低い場合(スロット消費4):得られた特技はマイナーアクション?になり、一日に{魔術?レベル÷2}回使える。消費するマナポイント?は通常の三分の一になる(最小は1)。
- 3レベル低い場合(スロット消費3):得られた特技はマイナーアクション?である。一日に{魔術?レベル}回使える。消費するマナポイント?は通常の四分の一になる(最小は1)。
- 4レベル低い場合(スロット消費2):得られた特技はミニマムアクション?となる。一日に{魔術?レベル}回使え、消費するマナポイント?は通常の八分の一になる(最小は1)。
- 5レベル以上低い場合(スロット消費1):得られた特技はミニマムアクション?である。一日に{魔術?レベル}回使え、消費するマナポイント?は通常の一二〇分の一になる(最小は1)。
例
この特技を覚えたてで、魔術レベル7の術者の場合。スロットは4であり、レベルの半分は3である。1レベル呪文ではスロット消費が4で、ちょうど等しい。
上級魔術師ともいえる魔術レベル10の術者の場合。スロットは6であり、レベルの半分は5である。1レベル呪文ではスロット消費が2で、3つの呪文を即座に使える。2レベル呪文ではスロット消費が3である。最高難度では5レベル呪文を1つ覚えられる。
最上級である魔術レベル15の術者の場合。スロットは8であり、レベルの半分は7である。1レベル呪文ではスロット消費が1で、8つの呪文を即座に使える。2レベル呪文ではスロット消費が2で、4つの呪文を覚えられる。最高難度では7レベル呪文を1つ覚えられる。