【詳細】
カザミ(トリマチ・カザミ)がインフィニットジャスティスガンダムをベースにビルドしたガンプラ。
原型機に装備されていた数多の武装の殆どを排除し、ショットランサーをメインとするシンプルなバトルスタイルへと変更されている。
「正義の騎士=ジャスティスナイト」というその名を体現するガンプラとして、防御性能が大きく向上しており、
CS-1202 サークルシールドの強度は非常に高い。
ショットランサーはガンダムF91に登場する同名の武器をSEEDの世界観風にアレンジし、「ライテイ」という名称を持つ。
ビームガンを内蔵しており、中・遠距離攻撃な可能な上に、ランス部分は射出が可能で当たれば必殺の一撃になりうるも、外れた場合戻ってくる様な機能はない模様。
プラモの表面処理、合わせ目処理等のガンプラ必須工作も全体的に甘めでGBNでの水中ミッションに挑んだ際には浸水してしまう場面もあったが、
完成度自体は悪いものではなく、実のところ強化された防御力自体はかなりのものでクオリティはそれなりに高い。
上述したサークルシールドも要所要所で仲間の窮地を救っている。
なおSEED世界のMSは危険性が有るとはいえ大気圏突入にもある程度耐えられる性能を持っているが、カザミはそれを考慮していなかったのかジャスティスナイトに大気圏突入能力は備わっていなかった。
カザミは「ヒーローごっこがやりたい」という考えのもとこのガンプラを作ったが、今まで勝てた試しがなく様々なパーティを渡り歩いたがあまり良い関係を築けなかった。
何故勝てなかったのかといえば、カザミがカッコつけたプレイしかしていなかったため、相手のフェイントに引っかかって突出して撃破されたり、そもそもチームプレイをわかっていなかったりというプレイスタイルに対するこだわりの強さが足を引っ張っていた。
このガンプラの長所を活かそうとしていなかったことも大きいだろう。
セカンドシーズンでは現実の出来事と知り困惑するカザミだったが、目を背けず受け入れることを決意して再びエルドラの地を踏むも、
エルドラ鏡砂が不足しジャスティスナイト全体の実体化に失敗してサークルシールドのみが実体化するというハプニングが。
しかし現地でクアドルンという聖獣の協力を取り付けたことでフルスペックでの実体化に成功し、なおもエルドラの住人を攻撃するヒトツメの集団から彼らを守るために活躍する。
しかし激しくなるアルスの攻撃からカザミは戦力強化を考えており、相手の攻撃を一手に引き受け他のメンバーの盾になるべく、新たなガンプラの製作に着手。
より防御力を高めた
GAT-X303K ガンダムイージスナイトを完成させ、ゼルトザームとの決戦に投入した。
【余談】
ベースとなったガンプラはHGシリーズの「ZGMF-X19 インフィニットジャスティス」。
パイロットをアスラン・ザラであることを前提とした開発が行われた機体で、初期案では「ナイトジャスティス」という名称だったが、正式登場する際に変更されている。
本機体の名称は恐らくそれが由来。
最終更新:2025年02月02日 15:00