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此岸の戯事 - (2023/02/21 (火) 21:19:06) の編集履歴(バックアップ)


此岸の戯事 / Akhuta

真冬の霜天へ隠れゆくお月様
姿が見えなくなっても仰ぐ西の空

真っ黒な天蓋のお星様は遥か彼方
湖に手を伸ばして掬い上げたら消えた

皆が笑っている お日様も笑っている
ひとり照らされて踊る 訳も知らずに

この身を解き放ってゆらり揺らぐ風になりたい
世の果ての先へ
願いを闇に託していつか見つかる世界を待つ

絡みつく声は目覚ましの鐘

 -その耳を閉じて その目を塞いで その手を結んでも 景色は変わらぬまま-


目を開けば芽吹く素敵な世界


此岸の戯事 -爲歌之- / BEMANI Sound Team "Akhuta Works"


真冬の霜天(そうてん)に隠れゆくお月様
姿が見えなくなっても仰ぐ西の空

真っ暗な天蓋(てんがい)のお星様は遥か彼方
湖に手を伸ばして(すく)い上げたら消えた

皆が笑っている お日様も笑っている
ひとり照らされて踊る 訳も知らずに


この身置き去りにして 代わる代わる季節は巡る
足跡を消して
世界を敵に回して高らかに歌う
戦いの戯曲を書いても聴き手はいない
※'

突然目の前に謎めいた物語
あまりに蠱惑的(こわくてき)な赤の他人の話
経つ時も忘れてのめり込んだその挙句に
夢現(ゆめうつつ)彼我(ひが)も次第に失う見境(みさかい)


仔犬が笑ってる 仔猫だって笑ってる
何者にもなれず踊る後ろ姿に

この身を嘆いたって心に(とど)めを刺し切れず
小景に(ほだ)されて
視界を影に(なげう)って光を(とざ)してしまえたら
()れた一人芝居は続く

誰もが(わら)ってる 世界中が嗤ってる
そんな幻覚の中で踊る夜鷹(よたか)の光
※'

この身を解き放ってゆらり揺らぐ風になりたい
世の果ての先へ
願いを闇に託していつか見つかる世界を待つ

絶望の彼方で

誰か教えてくれよ 行き先失ったこの身に
※'
絡みつく声は目覚ましの鐘


―その耳を閉じて
 その目を塞いで
 その足を縛って
 その手を結んで
 その皮を剥いで
 その身を(やつ)して
 心を殺しても
 景色は変わらぬまま―

もう気づいているだろう
※'
ほら目を開けば芽吹く素敵な世界


(編者注) ※~※'の範囲は正式な歌詞が未発表であるため、編者聞き取りの歌詞 (「突然目の前に~」部分はAkhuta氏Twitterから確定済)。
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