計算環境の構築や実用的に使う用途とは別にUNIXライクな環境を使用してみたいのであれば、LinuxのライブCD起動をしてみるという方法がある。これは、Windows環境やハードディスク等にはまったくデータを書き込む必要がない。一方で、CD(もしくはDVD)という光学メディアからの起動なので、ものすごく重い。本当に"体感する"程度のことしかできないが、数あるLinuxディストリビューションの中から何を選択したらよいか迷うようなときには、試してみるといいかもしれない。
基本的に、Linuxディストリビューションの配布サイトからisoイメージをダウンロードしてきて、それをCDやDVDに焼いて、起動メディアとするのが一般的である。また、その起動メディアが
インストールディスクを兼ねることがほとんど。なお、BIOSの設定によってはCD(DVD)よりも先にHDDのOSを起動するような設定になっている場合があるので、その時はBIOSの設定を変更する必要がある。
LinuxのライブCDは、データ復旧用途にもとても使えるので、何か1つ持っておくと、トラブルがあった時に便利である。
最終更新:2010年03月31日 19:34