黒騎士団外伝 第ニ章⑦
セフィ『ずっと優劣関係は変わらないのに優勢が実質圧されているような……』
愛治『間違いなく千雪さんに余裕が無くなってきてる。性質のわからない異能なんて[スキル]がない俺達にとってはどれほど未知か。まさに雲を掴むような戦いなんだよ。』
愛治(いや、パルフェさんが言っていた[スキル]が当たり前の世の中になったらこれが戦いの常識なのか……)
セフィ『愛治さんそういえばさっきから私…少し変なんだ……』
愛治『どうしたのセフィロトさん?』
セフィ『なんというか…変ということを自覚すればするほど変であることが当たり前で…』
愛治『セフィ…ロ…トさん?』
千雪『叩き落とし!』
ズドーン
千雪『メガホーク!』
ズドーンズドーン
千雪『獣王烈風斬り!!』
ズドーンズドーンズドーンズドォォォォォォォォォーン
不明体『グハッ』
千雪『双龍破!』
千雪『無双三段!』
千雪『活殺獣神衝!』
瞬!
千雪『アルティメットアタック!!』
不明体『[大嘘憑き](オールフィクション)♪』
千雪『はぁはぁはぁ……おそらく私の見立てで例外サンのステなら確実に絶命し肉塊も塵と化すぐらいの攻撃の連打をしているんですが……』
不明体『いくら施設内では怪我を負わないといっても少しは手加減してよ(笑)何回死んでると思ってるのさ(笑)』
千雪『まぁ確信したことはあるのでこれはこれで意味のあることです』
不明体『確信?』
千雪『えぇ。例外サンの[スキル]は意識外でも発動する。認識すらできない致死レベルの攻撃に対しても認識せず治癒できるんですね』
不明体『正確には死亡をトリガーにオートで発動する仕様にしているんだよ。それでもオリジナルよりだいぶ劣化しているものだけど』
千雪『オリジナル?』
不明体『あぁ、そこはあまり気にしないで(笑)ボクの大好きな漫画の話だから』
千雪『?』
不明体『さて、そろそろ数十回も殺されたわけだし所謂ボーナスタイムは終了でいいかな?』
千雪『それはどういうことですか?』
不明体『またまた?わかってるくせに(笑)これだけ能力を見極められるように一切まともに攻めないでドMのように弄ばれていたんだよ。ヒントを出さなきゃわからない[スキル]だしちゃんと見できたでしょ?』
千雪『そうですか…ありがとうございます…と言いたいところなんですがそれは負け惜しみに聞こえます。さっきの連撃でもう一つわかったのですが確かに[スキル]の性質は解明できないまでも例外サンのステで私に致命傷を…いや、まともなダメージを与えるのは難しいです。それはたとえ私が疲労で倒れたとしても…』
不明体『[スキル]を…いや、ボクも舐められたものだね(笑)』
黒騎士団外伝 (2012/02/24)
文章:yasu
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