黒騎士団外伝 第三章⑦
スタスタスタスタ
千雪『さて、……ここまでくればいいですね』
クロマ『千雪さんどうしたんですか?』
千雪『例えば捕虜にたいして一つだけ正直に質問に答えるという取引をしたとします』
クロマ『はい。』
千雪『なにを聞けばいいでしょう?』
クロマ『なぞなぞですか?次の進軍時間、現在行われている作戦、保有するペットの数、色々聞きたいことはありますよね。やっぱり一つに絞るのは状況次第なのではないですか?』
千雪『この話はかならず正直に話をしてくれるが前提なんですがね』
クロマ『なんですか!?もったいぶらずに教えてくださいよ!』
千雪『何を隠しているか話して下さい』
クロマ『!?』
千雪『これならいくつもの情報を同時に得る事ができます。』
クロマ『……………』
千雪『まぁ頓智のような話ですけどね』
千雪『さて、クロマさんは何を隠しているんですか?正直に話して下さい』
クロマ『千雪さんにはかなわないですね(笑)』
千雪『クロマさんの判断は間違っていないと思います。この訓練はかならず思ったよりも長期化するのは目に見えています。ある意味[スキル]発現がスタートと言っても過言はありません。そして長期化すれば同盟を組んだり仲間になったり共闘したりとなるのが定石です。そして…』
クロマ『千雪さんとタキさんは敵対関係になりやすいです』
千雪『えぇ、絶対ステを持っているタキさん、望もうが望まざるがその力は祭り上げられるんです。そしてその対抗馬になるのがステとして私ですね?』
クロマ『はいです。千雪さんが勝者を目指せば必ずタキさんは壁になるはずです。だから情報は隠していたんです。』
千雪『ふぅ?。ありがとうっていう場面なんですかね(笑)』
クロマ『私はただ千雪さんに優勝してもらいたいだけですわっ』
千雪(間違ってはいない。だけど必ずしも正しいわけではない…。誰が敵なのか…。当面は味方を作りながら様子見ですね)
黒騎士団外伝 (2012/02/26)
文章:yasu
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