黒騎士団外伝 第三章⑧
千雪『さて、なにを隠していたんですか?』
千雪『それは聞きました』
クロマ『∧τ∧さんは[スキル]持ちです』
千雪『そうですか』
クロマ『あれっ!?驚かないんですくぁっ!?』
千雪『えぇ、そもそも二人しか[スキル]持ちがいないことが不自然ですからね』
クロマ『というと?』
千雪『いくら近年うちの国が戦争を部隊戦中心にしてゲリラ戦や個人戦をしないといっても[スキル]持ちとは数名出会って戦っているはずです。』
千雪『さらに生まれ持って[スキル]がある人が全国にいてうちにいないのは不自然です』
クロマ『あっ!確かにそうです。でもなぜ[スキル]を今までみんなに公表しなかったんですか?』
千雪『考えられる理由は二つですね。真面目な理由の方は国といえど人の流出、つまり移籍や旅行はあります。下手に公表して情報が国外に流れるのは軽率です。』
クロマ『真面目なほう(笑)ではもう一つの理由は?』
千雪『国色ですかね。その…何て言うかうちの国は変わった人が多いんです。個人を尊重する国風だから生まれた風習ですかね。独自の考え方や思想を持った人が多いんです。』
クロマ『つまり自分の個性や特徴を大事にすると?』
千雪『だいたいあってると思います。ですがこればっかりは感じた感覚なので言葉より肌で感じるほうが理解できると思います』
クロマ『いえ、わかりますよ(笑)私も母国黒なので』
クロマ『ちなみに∧τ∧さんは生れつきと言っていましたね』
千雪『∧τ∧さんなら何となくですがなんでもできそうです(笑)底の深い人ですからね』
クロマ『訂正すると人ではなく妖精ぬ(笑)』
千雪『性質はどんなものですか?』
クロマ『性質はですね。。。かくかくしかじかでしてね』
千雪『なるほど。』
クロマ『さっき話していた例外の二人よりかなり限定的な性質かなと思っています』
千雪『いえむしろだいぶ殺傷的な性質に思えたんですが……』
クロマ『?』
千雪『他の人も[スキル]持ちの人がいそうですね。それに発現する人も』
クロマ『私も発現するんですかね?』
千雪『まず間違いなくしますから安心してください。私も[スキル]の性質を決めて象にし発現しないと』
クロマ『性質を自分で決められるんですか?』
千雪『何となくですがこう認識すれば発現するんだなと身近で発現の様子を見ていたので。ただその分性質はきちんと自分というキャラクターに合ったものにしないと。悩みます』
クロマ(さすが千雪さん最古参の三人の一人……。やっぱり天才なんですね!)
千雪『さて、他の人達もそろそろ動きがあるような気がします。勘ですけどね←』
黒騎士団外伝 (2012/02/24)
文章:yasu
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