黒騎士団外伝 第四章⑦
とら『わしの[スキル]はのぅ』
とら『ふんっ!』
とら『[模写晒し][リアルバックアッパー]!』
∧τ∧『とらさんを見てるとドラゴンボールをなぜか見たくなるわね(笑)』
とら『わしとしてはハンター協会の会長か伝説の暗殺一家の祖父のほうが近いと思うんじゃがの』
∧τ∧『?』
とら『まぁ若いものが気にしない気にしない(笑)』
とら(とはいったものの妖精に歳ってあるのかのぅ?)
とら『さて、ちゃんとゼロさんの[スキル]の性質を見極めないとのぅ。』
とらの[模写晒し](リアルバックアッパー)は起きたことをそのまま現場で再現することができる。再現とは例えば先程のゼロとの戦闘をもう一度リアルタイムで第三者目線で見ることができる。先程の戦闘でとらが分身したようにゼロが誤解したのは乱射した技を部分的に[模写晒し](リアルバックアッパー)で再生し単発的に分身していたからだ。なぜゼロに分身能力といったか?そう思わせることがこの性質の利点ともなるからだ。
分身能力との相違点は分身とは違い思い通りに動かせたりしない。あくまで模写なわけだから起きたことを再生することしかできない。利点としては敵に悟られずに何もないところからの攻撃、行動、さらに同時に何方向(数人で)からも攻撃ができる。
分身ではどうしても意識やなみならぬ集中力を要すがとらの[模写晒し](リアルバックアッパー)は再生する、つまり意識下ではボタンを押すだけなので分身のように集中力を使わなくてすむ。
便利な性質ではあるが当然できないこともある。
一、とらが体験または見たものしか再生はできない。
二、再生は自分の目が届くところでしかできない。
一、とらが体験または見たものしか再生はできない。
二、再生は自分の目が届くところでしかできない。
三、一度再生すると一時停止はできない。
四、プレイヤーとプレイヤーにかかわるもの模写できない。
などがある。本人はこの[スキル]を超高性能3Dカメラと認識している。[模写晒し]はとらがバックアップをよりリアルに晒したいという願いからできたとらに似合う[スキル]といえよう。本人は合っている思う認識こそがこの[スキル]の性質を洗練している事は言うまでもない。
∧τ∧『なるほね。たしかに言葉では伝えにくい性質ね(笑)』
とは『なるほどの。幻術ではないのじゃの。もし幻術ならリアルバックアッパーで再生されるはず、となると催眠かの』
∧τ∧『催眠となると催眠をさせるための種があるはずよね。』
とら『それはやっぱり煙じゃろ?』
∧τ∧『まあそう考えるのが妥当よね(笑)』
とら『もし煙なら∧τ∧さんがおれば催眠されるのは避けられるの(笑)』
∧τ∧『そうは問屋が卸さない。ゼロさんも有名な軍事屋よ。』
とら『いずれにせよ真っ向からちゃんとゼロさんに戦ってもらうためには仕込みが必要じゃの』
∧τ∧『仕込みとな?』
とら『わしこれでも伊達に爺やっとらんでのう(笑)』
黒騎士団外伝 (2012/02/28)
文章:yasu
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