黒騎士従軍日記 4-5
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遠目に見る敵陣は何時もと変わらない様に見える
天幕もあるし炊き出しの白い煙も昇っている
物見台や外周にも人員が少なからず配置されているけれど人数が微妙に少ない
見張る気もなさそうなので
恐らくこちらが攻めると一目散に逃げる腹積もりだろう
恐らくこちらが攻めると一目散に逃げる腹積もりだろう
私は目を双眼鏡から外すと
「よく撤退しているって気付きましたね」
「よく撤退しているって気付きましたね」
「(´゚ω゚)ふっ…奴らからチキンみたいな匂いがしたからな」
「公|*・ワ・)キーさん頭痛いイタイの子なのですか?←
とりあえずこちらも撤退で」
とりあえずこちらも撤退で」
敵が援軍と合流して逆襲してくるまでどれ程時間があるか分からない
とりあえず最速で用意を済ませ首都まで逃げる
「このまま何もおこらなければいいけど」
「(´・ω・)暇だなぁ何か起こらないかな・・・」
最後尾の殿という大事な役目を受けたけれど敵が来なければ暇なもの
ぶつぶつ呟いているとグラフォートの防衛線まであと2時間程という所に来た
ぶつぶつ呟いているとグラフォートの防衛線まであと2時間程という所に来た
「(´゚ω゚)あとちょっと!余裕じゃん!…あ!」
隊列の後方より迫る影が見える
「(´゚ω゚)ようやく出番が来たか!戦闘準備!背中を護るぞ!」
先頭を走る私の耳に野太い笛の音が届く
追撃を知らせる合図だ
追撃を知らせる合図だ
殿を除く全ての部隊は速度を優先し走り始める
ーあと、防衛線まで90分
追いかけて来る追撃部隊の後方から矢が追い抜いて飛んでくる
「(´゚ω゚)無駄無駄ァ!」
矢を叩き落とすと次は槍騎兵が突っ込んで来る
「一兵風情が見下ろすとはマナーが悪いな!」
槍をいなし切り付けて落馬させる
そのまま落馬した兵から槍を奪って敵に投げ付けて倒す
「(´゚ω゚)此処を通りたければ魔王でも連れくるんだな!」
殿部隊は数に勝る追撃部隊に突っ込んでいく
相手は本隊を狙わずこちらを潰しにかかって来た
最早勝ち目は無いし逃げる事も出来ない
「いや…良いんだよこれで。これが一番良いんだよ」
半ば自分に言い聞かせる
半ば自分に言い聞かせる
延々とボロボロになるまで戦う
視界の端では次々仲間が倒れていく
視界の端では次々仲間が倒れていく
もう立っているのは自分だけじゃないか
…そう思った時
…そう思った時
遂に剣が折れた
「あ~まぁだいぶ振り回したしね仕方ないね」
ポイっと力無く武器を捨てる
剣もない、味方もいない、もうかなり疲れた
目の前は暗い
敵が立っている
グイッと胸倉を捕まれる
敵が立っている
グイッと胸倉を捕まれる
「(´゚ω゚)舐めやがってまだ俺はやれるぞぉ!」
最後の力を振り絞り相手の腹に殴り込む
効いただろう。これが最後の力だろう
ざまぁみろと言う奴だよ全く…
ざまぁみろと言う奴だよ全く…
眠い…
腕ももう動かない…
本隊は無事帰れただろう…
帰れてなかったら殴ってやる…
瞼が重い…
眠い…
「助けに来た恩人になに殴りかかってんだテメー!!
公|#・ワ・)=つ#)゚ω゚)<グハッ
公|#・ワ・)=つ#)゚ω゚)<グハッ
黒騎士従軍日記 (-/- -:-)(再掲:11/5 23:14)
文章:ユリウス
文章:ユリウス