黒騎士団外伝 第ニ章②
愛治『魔王の炎!』
セフィ『天使の羽!』
千雪『…………』
愛治『よけないっ!?』
ドカーン
千雪『いいえ、直前に来てから詠唱を開始しきちんと相殺させました。愛治さんセフィロトさん威力は申し分ないので詠唱スピードを100分の1にしてください。そうすれば私も避けられないものができます。』
愛治『連射は苦手なんだよ?!フィナーレ!!』
千雪『フィナーレは自分にもダメージ来ますから使い時を気を付けないとです。炎の矢』
ドカーン!
愛治『んなっ!?人差し指で作った炎の矢でフィナーレを打ち消さ…れ…た…ぐはっ!』
千雪『反動ですね。指先で作っていますがそれなりの魔力を込めました。技の大小だけでなく込めた魔力の値で威力は非常に変わりますよ。』
愛治『覚えておきますよ(笑)』
セフィ『癒しの風!このぐらいならすぐ治りますよ』
千雪『では私からも少し攻めますねサンダーブレイク』
ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!
セフィ『愛治さん避けて!』
愛治『………ッ』
…………………………
千雪(おかしいです。今のは直撃かと思っていたんですが……)
千雪『この炎の矢…一気に打ちますね』
愛治『なっ!?両手の指全てに炎が!』
千雪『打ちますよ』
セフィ『させません!カマイタチノヨル!』
千雪『セフィロトさん残念ですがすでに私が詠唱を終えたあなたの頭上の雷にあなたは避けられません。魔法を詠唱し放つ隙はどんなに熟練したものでもわずかには出てしまいます』
千雪『月の裁き』
バシューン!
セフィ『ぐはっ!』
千雪『月の裁きでのダメージは大したことありません。ただセフィロトさんが飛び上がっていたので落下で受けた足のダメージは致命傷かもしれません』
千雪『さてでは愛治さん十連十方位炎の矢!』
愛治『クソッ…ここまで…か…』
ドカーン!
愛治『……………』
千雪『!?』
愛治『…あれ?…なんともな…い?』
セフィロト『カマイタチノヨル!』
千雪『!!?』
ヒュン
パシューン
セフィ『当たらなかったか…』
千雪(やっぱりおかしいです…。セフィロトさん足の負傷どころか雷によるダメージも無し、愛治さんにいたっては洋服まで汚れ一つない…。まさか[スキル]の発現ですか?)
千雪(あっ!気が付きませんでしたけど気配が一つ多いですね)
黒騎士団外伝 (2012/01/27)
文章:yasu
文章:yasu