ゲームのハードウェア側のシステムの名前です。
NESiCA×Live(ネシカクロスライブ 以外ネシカ)はゲームセンター向けのアーケードゲームの配信
システムです。
システムはバトルギアシリーズで使われているネシスを元にしています。
家庭用ゲームでいうPSNやxboxLIVEと同じようなサービスです。
今までのアーケードビデオゲーム筐体(ブレイブルーが入ってるゲームの機械)は
ゲームが発売される度に基板やロムを店舗が購入し、それをお客様に提供するというようになっていました。
「ネシカ」は、店舗はサーバーからコンテンツをダウンロードしてお客様へ提供出来るようになります。
メリット
- ゲーセンがタイトル毎にゲームを買い替える必要が無く、リリースされた新作や過去の人気コンテンツなどをすぐに遊べるようになる。
つまり、複数タイトルを同じ基板で同時に稼働できる。- 将来的にはコンテンツを自分自身が選んで遊ぶことが可能になる。
- 一つの筐体で複数のゲームを稼働していたものは、SNKが過去にも業務用ネオジオ「MVS」で行なっており、小規模なゲーセンに評判だった。(カセットに複数タイトルを内臓していたり基板に複数のカセットが刺さっていて、セレクトボタンでゲームを選択するシステムだった)
- コンテンツ共通のICカードを利用することで、戦績を見たりキャラクターカスタマイズもできるようになる。
- システム上は家庭用と連動したりネット対戦も可能であり、ゲーセンに対戦相手がいなくても他のゲーセンや家庭用との対戦も可能である(ただしソフトウェアが対応している必要がある)。
デメリット
- 初期導入費用が高く、ビュウリックス筐体などのタイトー製の筐体でしか使えない(従来の筐体でも使えなくはないが、筐体自体を改造し、本来非対応の部品を取り付けるので、動作保証もなく手間もかかる)
- カードありプレイヤーとカードなしプレイヤーで有利不利がある場合がある。
- カードがあることで、新規で参入するプレイヤーのハードルが高くなる。
- ネット対戦を実装した場合、家庭用と同じく入力ラグが生じる可能性がある。そもそもアーケードでネット対戦をしたい人がいるか分からない。
- 個人で基板を購入できない(熱狂的ファンでどうしてもアーケード版を個人所有したくても不可能)
- オンライン認証必須の場合、将来サービスが終了した時はプレイできなくなる可能性がある。
最終更新:2012年02月22日 23:23