環境変数の設定
下記では、Windows7での環境変数の設定方法を書いています。
その他のWindowsをお使いの場合はGoogleやYahoo等の検索エンジンで「Windows XP 環境変数 設定」などで調べてください。
環境変数の設定を変更すると、Windowsの動作に影響を与えるので、よく調べて行ってください。
まずスタートメニューのコンピューターを右クリックして、プロパティを選択します。
システムウィンドウが開きますので、「システムの詳細設定」をクリックします。
システムのプロパティダイアログが表示されます。環境変数ボタンをクリックしてください。
環境変数ダイアログが開きますので、システム環境変数から「Path」を選択して編集ボタンをクリックしてください。
システム変数の編集ダイアログが開くので、Blitz3Dのbinフォルダのパスを追加してOKボタンをクリックしてください。
パスの最後に必ずセミコロン(;)を入力するようにしてください。
(インストール時にいじってなければ「C:\Program Files\Blitz3D\bin」か「C:\Program Files (x86)\Blitz3D\bin」にあると思います。)
環境変数ダイアログでシステム環境変数の新規ボタンをクリックしてください。
変数名に「blitzpath」、変数値にBlitz3Dフォルダ(C:\Program Files\Blitz3D または C:\Program Files (x86)\Blitz3D)を指定してください。
OKボタンをクリックしてシステム環境変数を追加してください。
これで環境変数の設定は終了です。
次に環境変数の設定が上手くいっているか確認します。
「Windowsキー + Rキー」を押してファイル名を指定して実行ダイアログを開きます。
名前に「cmd」と入力し、OKボタンをクリックしてください。するとコマンドプロンプトが開きます。
コマンドプロンプトに「blitzcc –h」と入力してEnterキーを押下してください。
環境変数の設定が上手くいっていれば、下図のようにBlitz3Dのコンパイラのヘルプが表示されます。
これで、Blitz3Dの
IDEを通さずにBlitz3Dのコンパイルが出来るようになりました。
次にサクラエディタの設定を行います。
サクラエディタの設定
サクラエディタをダウンロードしてインストールします。
次に設定に使うファイル一群を下記からダウンロードしてください。
サクラエディタ設定ファイル
settings.zip
サクラエディタを起動してください。
メニューから「設定 > 共通設定」をクリックしてください。
共通設定ダイアログが表示されたら「強調キーワード」タブをクリックして、表示してください。
強調キーワードタブのセット追加ボタンをクリックします。
キーワードのセット追加ダイアログが表示されるので「Blitz2D」と入力してOKボタンをクリックします。
強調キーワードタブに戻ります。インポートボタンをクリックしてください。
開くダイアログが表示されるので、BlitzBasic2D.kwdを選択して開くボタンをクリックしてください。
(BlitzBasic2D.kwdファイルはsettings.zipに含まれています。)
無事インポートされると下図のようになります。
同じ手順でBlitz3Dの強調キーワードセットも追加します。BlitzBasic3D.kwdファイルもsettings.zipに含まれています。
OKボタンをクリックして共通設定ダイアログを閉じてください。
メニューから「設定 > タイプ別設定一覧」をクリックしてください。
タイプ別設定一覧ダイアログが表示されるので、空いている設定を選択して、設定変更をクリックします。下図では設定17を選択しています。
タイプ別設定ダイアログが表示されるので、設定の名前に「Blitz3D」、ファイル拡張子に「bb」と入力してください。その他の設定項目は下図を参考に、自由に設定してください。
タイプ別設定ダイアログのカラータブを開いてください。
「強調キーワード2~10」ボタンをクリックします。
強調キーワードの設定ダイアログが表示されるので、強調キーワード1に「Blitz2D」を選択し、強調キーワード2に「Blitz3D」を選択します。
選択後、OKボタンをクリックして強調キーワードの設定ダイアログを閉じてください。
タイプ別設定ダイアログに戻ります。色指定の項目から強調キーワード1と強調キーワード2の色を指定します。
(デフォルトでも別に構いません)
次にコメントスタイルの行型に「;」(セミコロン)を入力します。
Blitz3Dのコメントは「;」(セミコロン)のみです。
次に支援タブをクリックしてください。
単語ファイルにblitz.txtを指定し、外部HTMLヘルプにはBlitz3D.chmを指定してください。
どちらのファイルもsettings.zipに含まれています。
OKボタンをクリックしてタイプ別設定ダイアログを閉じてください。
メニューから「ツール > 外部コマンド実行」を選択してください。
ファイル名を指定して実行ダイアログが表示されますので、次のように入力してください。
blitzcc –o program.exe $F
実行ボタンをクリックします。
これで現在開いているファイルをBlitz3Dのコンパイラに渡して、ソースコードをコンパイルすることが出来ます。
コンパイルに成功すると、ソースコードと同じ場所にprogram.exeというファイルが作成されますので、実行してみてください。
これでサクラエディタの設定は終わりです。
次からは、ソースコードを書いたら「Ctrl + F5」を押して、いつでもコンパイルすることが出来ます。
最終更新:2013年01月17日 15:57