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北中城村


北中城村(きたなかぐすくそん)は、沖縄県沖縄本島中部にあり、中頭郡(なかがみぐん)に属する村である。

概要

北中城村は、豊かな緑と歴史遺産、そして近代的な商業施設が融合した村である。世界遺産に登録された中城城跡(中城村にまたがるため、中城村に掲載)や、国指定重要文化財の「中村家住宅」など、琉球の歴史を今に伝える貴重な史跡が数多く点在している。村内には大規模な「イオンモール沖縄ライカム」が立地しており、県内全域から多くの人が訪れるショッピングの拠点としても大きな存在感を放っている。かつては米軍家族向けの住宅地であったエリアは、現在、外国人住宅をリノベーションしたおしゃれなカフェや雑貨店が並ぶ人気の散策スポットへと変貌した。高台からは東シナ海と太平洋の両方を望むことができ、その景観の美しさと利便性の良さから、居住地としての人気も非常に高い。伝統的な獅子舞などの郷土芸能を大切に継承しつつ、新しい感性を取り入れて発展を続ける、文化の香り高い自治体である。

基本情報

  • 面積: 約11.54km2
  • 人口: 約18,200人(2025年12月現在の推計)
  • 人口密度: 約1578人/km2(2025年12月現在の推計)
  • 隣接市町村沖縄市宜野湾市北谷町中城村

観光情報



アクセス

飛行機で

那覇空港(なはくうこう、Naha Airport / OKA) が利用する空港となる。沖縄県の空の玄関口として国内線・国際線の多くの路線が発着する、日本でも屈指の利用者数を誇る拠点空港である。空港よりバスや車(レンタカー)などを利用して現地までアクセスする。

バスで

那覇空港や那覇市内からは、主に以下の路線バスを利用して訪れる。訪問する場所によって、乗車する路線が異なるので注意すること。Google Mapで最短経路を検索するとよい。
  • 高速バス111・117番琉球バス交通、那覇バス沖縄バス東陽バスが共同運行している北部方面に向かう高速バスで、高速道路上の喜舎場バス停を利用する。空港からのやんばる急行バスも利用できる。那覇から最短時間で村内へ入れるが、バス停が高速道路上にあるため、下車した後はタクシーや徒歩移動が必要(役場までは徒歩約10分)となる。喜舎場まで、那覇空港から約40分、1060円。那覇バスターミナルから約30分、920円。高速バスは1時間に1~2本の運行、やんばる急行バスは1時間に1本程度の運航である。なお、イオンモール沖縄ライカムへは、次の山里バス停が便利である。
  • 琉球バス交通23番・具志川バスターミナル行、沖縄バス27番・屋慶名バスターミナル行、東陽バス31番・泡瀬営業所行:いずれも経路は多少異なるが、那覇バスターミナルから国道330号線などを経由して北中城村の西部を通り、沖縄市、うるま市方面へと運行されているバスである。本数が比較的多く、いずれの系統も1時間に2~4本程度運行している。那覇バスターミナルから比嘉西原まで約55分、900円。土休日などのごく一部の便はイオンモール沖縄ライカムに直通する。
  • 東陽バス30番・泡瀬営業所行:那覇バスターミナルから国道329号線を経由して与那原、西原から中城村を通り、最終的には沖縄市に至る長距離路線である。海沿いの訪問先に行く場合に利用する。那覇バスターミナルから北中城高校入口まで約60分、990円。1時間に1本程度運行。

車で

 E58  沖縄自動車道北中城ICを利用する。那覇から約30~40分、名護から約40~50分。
一般道を利用する場合は、那覇などから 330  国道330号線を利用するとよいが、那覇から1時間15分程度必要となる。

町内交通

バスで

  • 一般路線バス:先述の西側の国道330号線を通る23・27・31番バスや東側の国道329号線を通る30番バスを利用して巡ることになる。ただし東西を結ぶ路線バスは乏しいので、これらの間を移動するには不便である。
  • 北中城村コミュニティバス「グスクめぐりん」:村内をめぐるコミュニティバスが2026年3月末までの期間限定で運行されている。東ルートと西ルートの2つがあり、東ルートは貴重な東西の地域を結ぶ路線である。西ルートも中城城跡に行けるなど利用価値が高い。1乗車大人¥200、小中学生や65歳以上は¥100である。本数は各路線とも1日6本程度なので、時刻を確認して利用すること。

車で

観光地には駐車場を設けられている場所が多く、バスの本数が少ない場所やバスが走っていない場所もあるので、村内を巡るのに一般的な方法である。レンタカーは那覇空港や那覇市内の方が圧倒的に多いので、それらを利用する方が便利である。
タクシーも利用できるが、流しのタクシーはほぼないので、電話やGODiDiなどのアプリで予約しての利用が主流である。

自転車で

HELLO CYCLING(ハローサイクリング)のポートが村役場やイオンモール沖縄ライカム、主要ホテルなど村内各地に設けられており、アプリを利用すれば自転車を借りることができる。海岸エリアは平坦でサイクリングに最適であるが、そこから高台に行く場合は体力が求められる。それほど大きい村ではないので、効率的な移動手段になりうる。

歩いて

海沿いのエリアをしぼれば歩いて散策はできるが、中城城跡、中村家住宅など山の方に向かう場合、急坂が多いため徒歩での移動は不可能ではないが、かなり体力を要するハードな行程となる。

観光

中村家住宅【史跡】
〒901-2314 沖縄県中頭郡北中城村大城106 098-935-3500 大人¥500、中高生¥300、小学生¥200 9:00~17:00(最終入場16:40)、水・木曜定休
18世紀末から19世紀初頭に建てられた、沖縄戦以前の豪農の屋敷構えを完全に残す貴重な遺構である。母屋や離れに加え、高倉や家畜小屋などが当時のまま配置されており、国の重要文化財に指定されている。屋根上のシーサーや防風林のフクギなど、沖縄独自の伝統的な建築美を随所に見ることができる。

大城イリヌカー(紹介P) 【史跡】
〒901-2314 沖縄県中頭郡北中城村大城 見学無料 常時見学可
集落の西側に位置することから「西(イリ)の井戸(カー)」と呼ばれ、古くから地域住民の生活用水や信仰の対象として大切にされてきた。平成の名水百選にも選ばれた「荻道・大城湧水群」の一つであり、周囲は緑豊かな憩いの広場として整備されている。琉球石灰岩で作られた伝統的な井戸の構造を間近に観察でき、地域の歴史と水の文化を象徴する場所である。

体験

中城公園【公園】
〒901-2315 沖縄県北中城村字荻道平田原370-2 098-935-2666 入場無料(キャンプ場などは有料) 入場自由
北中城村と中城村にまたがる広大な県立公園で、巨大なトランポリンや多彩な滑り台を備えた大型遊具が子どもたちに絶大な人気を誇る。自然共生型の設計がなされており、豊かな緑の中で散策やバードウォッチング、デイキャンプなどを楽しむこともできる。広々とした芝生広場は、家族連れがピクニックやレクリエーションでゆったりと過ごすのに最適な環境である。

ショッピング

イオンモール沖縄ライカム【ショッピングモール】
〒901-2306 沖縄県中頭郡北中城村ライカム1 098-930-0425 10:00~22:00(店舗により異なる)、無休
かつての米軍ゴルフ場跡地に建設された、県内最大級の規模を誇るリゾート型ショッピングモールである。館内の大水槽には沖縄近海の魚が泳ぎ、ライブステージなどのエンターテインメントや、地元の食材を活かした多彩なグルメも充実している。お土産品も豊富に揃っており、観光客から地元客まで幅広いニーズに応える沖縄の新たなランドマークである。

ten【陶磁器】
〒901-2301 沖縄県中頭郡北中城村島袋1497 098-894-2515 12:00~18:00、月火水曜定休(祝祭日の場合は営業)
外国人住宅を改装した空間で、沖縄の「やちむん(陶磁器)」を中心に、衣類や雑貨などを厳選して提案するセレクトショップである。作家の個性が光る器や、長く愛用できる上質なライフスタイル雑貨が落ち着いた店内に美しくディスプレイされている。作り手の思いが伝わる作品を手に取りながら、静かな高台でゆったりとした買い物を楽しむことができる。

城(ぐすく)まんじゅう(紹介P)【和菓子】
〒901-2303 沖縄県中頭郡北中城村仲順230 098-935-3964 9:00~17:00(売り切れ次第終了)、月曜定休
看板商品の「城まんじゅう」は、地元産のアーサ(ヒトエグサ)を練り込んだ美しい緑色の皮と、上品な甘さのつぶあんが絶妙な調和を見せる一品である。保存料を使用せず一つひとつ丁寧に手作りされており、蒸したての香りとモチモチとした食感が多くのファンを魅了している。北中城村を代表する特産品として親しまれ、売り切れ必至の人気店であるため早めの訪問が推奨される。

グルメ

パブラウンジ エメラルド【ステーキ・ハンバーグ】
〒901-2301 沖縄県中頭郡北中城村島袋311 098-932-4263 3種のリブステーキ¥4800など 11:30~21:00(L.O.20:15)(平日は15:30~17:00休み)、無休
1979年創業の老舗であり、重厚な革張りのソファが並ぶレトロな店内で、海を眺めながら食事を楽しめる。看板メニューのジャンボステーキは、独自のスパイスで味付けされており、ボリューム満点ながら驚くほど柔らかい。アメリカ占領下の面影を色濃く残す独特の雰囲気は、地元客から観光客まで幅広く愛され続けている。

ローズガーデン【レストラン】
〒901-2304 沖縄県中頭郡北中城村屋宜原165-1 098-932-2800 朝食:マリアおばあちゃんのトーストブレックファスト¥1540、夕食:サーロインステーキ(250g)¥3630など 8:00~23:00(L.O.22:00)、無休
アメリカンスタイルの本格的な朝食が評判で、自家製のパンや香り高いコーヒーが特別な一日の始まりを演出する。店内はカントリー調の温かみのあるインテリアで統一されており、まるで海外の邸宅を訪れたかのような気分を味わえる。ステーキやパスタ、自家製パイなど、ボリュームたっぷりの家庭的な洋食メニューが夜まで充実している。

プラウマンズ ランチ ベーカリー【ベーカリー】
〒901-2316 沖縄県中頭郡北中城村安谷屋927-2 098-979-9097 AMプレート(ドリンク付)¥1600 9:00~16:00、日曜休
緑豊かな高台にひっそりと佇む外国人住宅を改装しており、天然酵母を使用したハード系のパンを中心に提供している。丁寧に調理された季節の野菜スープやたっぷりのアボカドペーストを添えたプレートは、心身を癒やす逸品である。店主の感性が光る心地よい空間で、自然の音に耳を傾けながら優雅な時間を過ごすことができる。

ア・ダニアンカフェ【洋食】
〒901-2316 沖縄県中頭郡北中城村安谷屋638-1#1809 098-935-0188 札幌スープカレー¥950、煮込みハンバーグ¥1000など 11:00〜14:30(L.O.)、17:30〜19:00(L.O.)、水曜夜・木曜定休
本格的な札幌スープカレーをメインに、手間暇かけて作られた煮込みハンバーグやオムライスが人気のカフェである。外国人住宅ならではのゆったりとしたレイアウトで、家族連れやグループでも落ち着いて食事ができる。スパイシーながらも素材の旨みが凝縮された料理の数々は、一度食べると癖になる味わいである。

クルミ舎(SNS) 【カレー】
〒901-2302 沖縄県中頭郡北中城村渡口1871-1 098-935-5400 スパイスチキンカレー(サラダ・ドリンク付)¥1200~など 11:00〜16:00、日・月曜・祝日定休
静かな時間が流れる古民家風の店内で、丁寧に調合されたスパイスの香りが食欲をそそるこだわりのカレーが楽しめる。沖縄の伝統的な「やちむん」に美しく盛り付けられた一皿は、目でも楽しめる芸術的な仕上がりである。店内の窓から差し込む光と遠くに見える海が、スパイスの奥深い味わいをより一層引き立てている。

SANS SOUCI(サンスーシィ)【カフェ】
〒901-2315 沖縄県中頭郡北中城村萩道150-3パークサイド#1822  098-935-1012 親子丼¥850、琉京クリームあんみつ¥500など 11:00~16:00(L.O.15:00)、無休
「琉球と京都のコラボレーション」をコンセプトに、沖縄の厳選食材と京都の老舗から仕入れる抹茶や出汁を見事に融合させている。ふわとろの親子丼や九条ねぎたっぷりのうどんなど、こだわり抜かれた和食と絶品スイーツが評判を呼んでいる。子ども用のプレイスペースも完備されており、親子連れでも気兼ねなく本格的な味を楽しめる。

MOTHER COFFEE(SNS) 【カフェ】
〒901-2317 沖縄県中頭郡北中城村瑞慶覧588  098-923-3723 パンケーキ¥780~など 8:00~17:00(L.O.16:30)、木曜日は8:00~13:00(ワッフル&ドリンク)、不定休
ダッチオーブンで焼き上げる熱々の「ダッチベイビーパンケーキ」が名物で、サクッとした外側ともちもちの食感が一度に楽しめる。店内の暖炉や木のぬくもりを感じるインテリアが、まるで北欧の別荘にいるような落ち着いた空気感を演出している。早朝から営業しており、挽きたての豆で淹れる香り高いコーヒーと共に贅沢なモーニングを過ごすのに最適である。

ニューキタナカ【カフェ】
〒901-2103 沖縄県中頭郡北中城村字渡口981-2  098-923-2515 コーヒー各種¥550、オムライス¥1300など 11:00~19:00、木曜定休
元は村立図書館だった建物を利活用したコミュニティカフェであり、ノスタルジックな雰囲気の中で思い思いの時間を過ごせる。地元の食材を活かした素朴ながらも味わい深いランチや、丁寧にハンドドリップされたコーヒーが人気である。村の歴史や文化を感じさせる静かな空間は、読書や作業、あるいは友人との穏やかな語らいにぴったりである。

宿泊

SPICE MOTEL OKINAWA【ホテル】
〒901-2311 沖縄県中頭郡北中城村喜舎場1066 098-923-1066 1泊素泊¥6500~(ツイン2人泊1人当たり) C.IN:15:00~22:00、OUT:11:00
かつてのモーテルを現代の感性でリノベーションしており、アメリカンヴィンテージな雰囲気が漂うスタイリッシュな宿泊施設である。セルフチェックイン・アウトを採用した自由なスタイルが、感度の高い旅行者やミニマリストに支持されている。1階の共用ラウンジではセルフサービスのコーヒーを楽しむことができ、暮らすような感覚で滞在できるのが特徴である。

EMウェルネス 暮らしの発酵ライフスタイルリゾート【リゾートホテル】
〒901-2311 沖縄県中頭郡北中城村喜舎場1478 098-935-1500 1泊朝食付¥16000~(ツイン2人泊1人当たり) C.IN:15:00、OUT:11:00
健康と環境に配慮した「発酵」をテーマにしており、自社農園の野菜や無添加の食材を使用した心身に優しい食事が最大の魅力である。広々とした大浴場やサウナに加え、本格的なスパ施設も併設されており、旅の疲れを根本から癒やすことができる。高台からの素晴らしい眺望を楽しみながら、持続可能な暮らしの知恵を体感できるリゾートホテルである。


現在、まだ作成中です。しばらくお待ちください。
最終更新:2026年01月29日 22:39