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福井県


福井県(ふくいけん)は、日本中部地方(北陸地方)の県である。

概要

福井県は、世界三大恐竜博物館の一つである「福井県立恐竜博物館」を擁し、恐竜王国として圧倒的な存在感を放っている。 自然の造形美も豊かで、日本海の荒波が削り上げた断崖絶壁の「東尋坊」や、五色の青が美しい「三方五湖」などの絶景が随所に点在する。 歴史的には曹洞宗の大本山である「永平寺」や戦国時代の街並みが残る「一乗谷朝倉氏遺跡」があり、日本の精神文化や武家の暮らしを肌で感じることができる。 食の宝庫としても名高く、冬の王様である「越前がに」をはじめ、越前おろしそばやソースカツ丼といった多彩なご当地グルメが旅を彩る。 また、全国一の生産量を誇る鯖江のめがねや越前和紙など、職人の技が息づく伝統工芸に触れる体験も大きな魅力だ。 2024年の北陸新幹線延伸により首都圏からのアクセスも向上し、歴史、自然、美食のすべてを堪能できる奥深い旅先としてさらなる注目を集めている。

基本情報

  • 面積: 約4,190.56km2
  • 人口: 約731,000人(2025年12月現在の推計)
  • 人口密度: 約174人/km2(2025年12月現在の推計)
  • 県庁所在地: 福井市 (ふくいし、Fukui City)
  • 隣接都道府県石川県岐阜県滋賀県京都府
  • 県の木・花・鳥: それぞれ松、水仙、つぐみ

観光情報


地方


福井県の市町村は17(9市8町)で構成される。このガイドでは、県を以下の4つの地方に分けて説明する。
  • 福井・坂井(福井市、坂井市、あわら市、吉田郡(永平寺町)): 県庁所在地の福井市を中心とし、一乗谷朝倉氏遺跡や永平寺といった県内屈指の歴史的遺産が集中するエリアである。 東尋坊の断崖絶壁やあわら温泉、丸岡城など見どころが多く、都市機能と歴史、観光地がバランスよく集約されている。 新幹線福井駅をゲートウェイとして、県内各地へ向かう交通の起点としての役割も担っている。
  • 奥越(勝山市、大野市): 大野市と勝山市からなる山間部で、世界的な「福井県立恐竜博物館」を擁する恐竜王国として知られる。 越前大野城が浮かぶ「天空の城」の風景や、白山信仰の拠点である平泉寺白山神社など、神秘的で厳かな雰囲気が漂う。 豊かな雪解け水による名水や、それによって育まれた発酵文化、蕎麦の味わいも格別である。
  • 丹南(鯖江市、越前市、丹生郡(越前町)、今立郡(池田町)、南条郡(南越前町)): 鯖江市や越前市を中心とし、和紙・打刃物・漆器・焼物・眼鏡の「五つの伝統産業」が半径10km圏内に集まる世界稀に見る職人の街である。 越前海岸沿いでは冬の味覚の王様「越前がに」が水揚げされ、内陸部の山間地では池田町の原風景など、海と山の幸を同時に享受できる。 職人の工房見学やものづくり体験など、現代に息づく技を体感する「産業観光」が大きな魅力となっている。
  • 若狭(敦賀市、三方郡(美浜町)、三方上中郡(若狭町)、小浜市、大飯郡(おおい町、高浜町)): 敦賀市から高浜町に至る若狭湾沿いの地域で、リアス海岸が描く美しい海岸線と、「三方五湖」に代表される水辺の景観が特徴である。 古来より「御食国」として京の食文化を支えた歴史があり、鯖街道を通じて運ばれた海産物や、大陸との交易拠点としての面影を色濃く残している。 北陸新幹線の終着駅となった敦賀を玄関口に、関西・中京圏とも繋がりの深い独自の文化圏を形成している。

現地へのアクセス

飛行機で

福井県内には共用空港がないため、隣接する石川県小松空港を利用するのが一般的である。東京(羽田)、札幌(新千歳)、福岡、那覇の国内主要都市からの国内線の定期便が就航しており、各地からの所要時間は概ね1時間から2時間程度である。また、ソウル、上海、台北、香港などの東アジアからの国際線も運行されている。

空港からのアクセス

  • 京福バスによる高速バス「小松空港線」の利用が便利である。福井駅東口まで約60分、1400円であり、羽田からの便の到着時刻に合わせて1日4往復している。途中、丸岡ICと福井北ICにも停車する。
  • 小松駅まで一般路線バス(約12分、280円)を利用し、そこから福井駅まで北陸新幹線(約23分、2730円)またはIRいしかわ鉄道とハピラインふくい(約50分、1050円)を利用する方法もある。

鉄道で

2024年3月の北陸新幹線・金沢ー敦賀間の延伸開業により、東京方面からの利便性が飛躍的に向上した。県内の新幹線駅として「芦原温泉」「福井」「越前たけふ」「敦賀」の4駅が設置されており、目的地に合わせたスムーズな移動が可能である。一方、大阪・名古屋方面からは在来線特急の「サンダーバード」「しらさぎ」に乗車し、福井方面は敦賀駅で北陸新幹線に乗り換えて訪れることになる。詳しくはJR西日本おでかけネットを参照。

福井まで

  • 東京から:速達タイプの北陸新幹線「かがやき」で約2時間50分、16,210円。「はくたか」と合わせて1時間に1~2本程度運転。
  • 名古屋から:特急「しらさぎ」と北陸新幹線「つるぎ」で約2時間10分、7,360円。1~2時間に1本程度運転。米原まで東海道新幹線を利用してもよい。
  • 大阪から:特急「サンダーバード」と北陸新幹線「つるぎ」で約1時間50分、7,690円。1時間に1~2本程度運転。
  • 金沢から:北陸新幹線「かがやき」「はくたか」「つるぎ」で約30分、4,140円。1時間に2~3本程度運転。IRいしかわ鉄道とハピラインふくいを利用して約1時間20分、1,660円。1時間に1本程度運転。

敦賀まで

  • 東京から:東海道新幹線「ひかり」、米原乗り換え特急「しらさぎ」で約2時間50分、15,270円。1時間に1本程度運転。
  • 名古屋から:特急「しらさぎ」で約1時間40分、5,100円。1~2時間に1本程度運転。米原まで東海道新幹線を利用してもよい。
  • 大阪から:特急「サンダーバード」で約1時間20分、5,100円。1時間に1~2本程度運転。
  • 金沢から:北陸新幹線「かがやき」「はくたか」「つるぎ」で約50~60分、4,950円。1時間に2~3本程度運転。IRいしかわ鉄道とハピラインふくいを利用して約2時間30分、2,730円。1時間に1本程度運転。

バスで

福井県内へは、名古屋・大阪方面からの高速バスが運行されている。
  • 東京から京福バスなどが運行していた路線は運休中。各種ツアーバスなどが夜行便を運行している。
  • 名古屋から:高速バス「福井・名古屋線」が京福バス福井鉄道バスJR東海バス名鉄バスで共同運行している。名古屋から敦賀ICまで約2時間、2800円。越前たけふ駅まで約2時間30分、3500円。福井駅までは約3時間、3800円。1日10往復(1~2時間に1便程度)運行。Webなどで申し込みの場合、割引がある。
  • 大阪・京都から西日本JRバスによる「北陸道青春昼特急大阪号」がUSJ・大阪・京都~福井・金沢を1日1往復している。大阪から約4時間30分、京都から約3時間。運賃は2,500~6,800円で、時期によって異なり、割引運賃もある。

船で

新日本海フェリーが敦賀港と北海道・苫小牧東港を結ぶ長距離フェリーを運行している。直行便は毎日運行。途中の新潟と秋田に寄港する便は週1日の運行。運行日や時刻は変更される場合があるので確認すること。運賃は時期や利用する席・部屋によって異なり、各種の割引運賃もある。
  • 直行便:苫小牧東港23:30発→敦賀翌20:30着。敦賀23:55発→苫小牧東港翌20:30着。運賃は12,000円~。
  • 寄港便:運賃は新潟から6,600円~、秋田から8,600円~、苫小牧東港から12,000円~。
    • 南行:苫小牧東港19:30発→秋田翌8:35発→新潟翌16:30発→敦賀翌々5:30着。土曜のみ運行。
    • 北行:敦賀9:30発→新潟21:30着→秋田翌5:05着→苫小牧東港翌16:45着。月曜のみ運行。

車で

県内には高速道路、高規格道路として以下の道路が存在する。(主要なICのみ掲載)
  •  E8  北陸自動車道 (滋賀県)-敦賀IC-武生IC-福井IC-金津IC-(石川県
  •  E27  舞鶴若狭自動車道 (京都府)-大飯高浜IC-小浜IC-敦賀JCT
  •  E67  中部縦貫自動車道 九頭竜IC-大野IC-勝山IC-福井北JCT/IC 【九頭竜ICから岐阜県方面は未開通】

主要都市からの距離・所要時間

  • 東京から E1  東名高速道路→ E1A  新東名高速道路→(豊田JCT)→ E1  名神自動車道→(米原JCT)→ E8  北陸自動車道経由で、敦賀まで約460km、約6時間20分。福井まで約510km、約7時間10分。
  • 名古屋から E1  名神自動車道→(米原JCT)→ E8  北陸自動車道経由で、敦賀まで約115km、約1時間50分。福井まで約170km、約2時間30分。
  • 大阪から E1  名神自動車道→(米原JCT)→ E8  北陸自動車道経由で、敦賀まで約175km、約2時間30分。福井まで約230km、約3時間20分。
  • 金沢から E8  北陸自動車道経由で、福井まで約85km、約1時間30分。敦賀まで約135km、約2時間。

県内交通

鉄道で

県内では、以下の鉄道路線が運行している。
  • 北陸新幹線:(石川県)~芦原温泉~福井駅~越前たけふ駅~敦賀駅。「かがやき」「はくたか」「つるぎ」が1時間に2~3本程度運行されている。
  • JR西日本越美北線(九頭竜線)((福井~)越前花堂~越前大野~九頭竜湖)、小浜線(敦賀~小浜~東舞鶴)を運行。北陸本線の敦賀~米原もJR西日本による運行である。越美北線は越前大野まで1日7往復、九頭竜湖まで1日4往復。小浜線は1~2時間に1本程度の運行。
  • ハピラインふくい:敦賀~福井~大聖寺(石川県境)を運行。旧北陸本線。日中は1時間に1~2本程度の運行。
  • えちぜん鉄道勝山永平寺線(福井~永平寺口~勝山)、三国芦原線(福井~あわら湯のまち~三国港)を運行。それぞれ日中は1時間に2本程度の運行。
  • 福井鉄道福武線(田原町・福井駅~神明~たけふ新)を運行。日中は1時間に2本程度の運行。

主要都市間の所要時間・運賃など

  • 福井~敦賀:ハピラインふくいで約55分、1140円。北陸新幹線で約20分、3660円。
  • 敦賀~小浜:JR小浜線で約1時間5分、990円。
  • 福井~芦原温泉:芦原温泉駅までは、ハピラインふくいで約16分、380円。北陸新幹線で約8分、3130円。あわら湯のまち駅までは、えちぜん鉄道三国芦原線で約41分、730円。
  • 福井~勝山:えちぜん鉄道勝山永平寺線で約56分、820円。

バスで

県内では、主に以下の事業者が路線バスを運行している。また、各市町村のコミュニティバスも運行されている(コミュニティバスについては、各市町村のページを参照のこと)。
  • 京福バス:嶺北地方(福井市、坂井市、あわら市、永平寺町)を中心に運行。
  • 福井鉄道バス:福井県南部、丹南(越前市、鯖江市など)、嶺南のうち敦賀市やおおい町などのバスを運行。
  • 西日本JRバス:県内では若狭地区で若江線(近江今津駅~上中駅~小浜駅)を運行。

県内交通関連リンク


歩いて

以下の長距離自然歩道が整備されている。市町村ごとのウォーキングコースは、各市町村のページに掲載。

観光名所など

各市町村のページを参考にすること。

現在、まだ作成中です。しばらくお待ちください。
最終更新:2026年01月05日 05:23