乃愛画伯 特別インタビュー
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ボッチネス美術館にて作品展を開催したいと申し出たところ、快く受けてくださった乃愛画伯。
さらに、特別インタビューにも答えてくださいました!
さらに、特別インタビューにも答えてくださいました!
りんた「今、巷で噂の乃愛画伯に急遽、来ていただきました」
乃愛画伯「どうも」
「今回の開催に当たり、どういうところを見てほしいかとかってありますか?」
「ああ…まぁ、クオリティですね」
「乃愛画伯の、乃愛クオリティを見ていただきたい、と」
「そうですね」
「やっぱり自信のある絵と言いますか、すべてに自信が満ち溢れてる絵というのを昔聞いたことがありますし、私自身もそう思っているんですが」
「まぁ最初はただおふざけで描いていたんですが(笑)」
「おふざけであんだけかいたと」
「はい」
「ほぉ そして今となっては本業となって」
「なんか…ほんとにプロの方には申し訳ないんですけど(笑)」
「いえいえいえ!これは多くの人に画伯の絵が認められたからこそですよ。だからこそ私どもの美術館で乃愛画伯の絵集をお借りできないかな、と。こちらとしてはすごく嬉しいんですよ。OKをいただいたので」
「フフッ。いや、あの…ありがとうございます(照)」
「いえ、こちらこそ本当にありがとうございます」
Q.一つの作品にあてる制作時間はどのくらいなのでしょうか?
「そうですね…基本は10分以内では終わるけれども、りんたさんのサムネと『え?ああ、そう。』のサムネは30分かかりましたね」
「お!30分もかけてくれたんですか、あれは?」
「はい」
「ありがとうございます。やっぱりいつもより力の入れようが違いましたね。背景とか塗ってありましたもんね」
「フフッ」
「やっぱ違うな、と思いましたもん!ほんと嬉しかったんですよ、あれ!やっぱり、30分くらいかけるときつくなって来たりしはますか?絵を描くことに苦痛を感じたりは?」
「あー…。あの『え?ああ、そう。』のサムネは、描いてる時に後ろに親がいまして…「え、ちょっと待って…あんたこれ…怖い!この絵怖いから今すぐ閉じて!!」って言われましたけど」
「(笑)」
「気にせず描いてましたね」
「ああ。やっぱりね、そこは集中力の差ですよね」
「そうですね」
「周りから何と言われようと、『これは初音ミクだ!』と」
「そうです」
「まぁどこからそういう発想とかタッチが生まれるか、とかいろいろ詳しく聞いてみたいですけどね」
Q.制作中はどういう思いで描かれているのですか?
「そうですね…早描き企画の時は、とにかく必至で描いてましたね」
「あーやっぱり、無…というか『無心』ですね」
「そうですね、早描きの時は基本。で、サムネの時は、その人がツイッターやこえ部で使っているサムネとかを参考に、ちゃっちゃっと描いてますね」
「そう”ちゃちゃっと”ですぐ自分の描こうって思うものが出来上がる、というのがすごいですね」
「ああでも、みかげさんは正直本当に苦労しました」
「みかげさんのあのサムネを描くときですか?」
「想像がつかなかったから」
「あー。やっぱ無心でも、そういうイメージとかが湧きづらい時ってあるんですか?」
「ありますね、それは」
「情報が少なかったんですよね」
「そうですね」
「画伯といえども、これだけの情報は必要だってものはあるんですね」
「そうですね。一応『え?ああ、そう。』のサムネも、参考画像はありますからね。本家を見ながら描いて、あれになりましたからね」
「ほぉ~。本家を見て、自分のインスピレーションを浮かべて、自分らしさをアピールした、と」
「そうです」
「素晴らしい!」
「ありがとうございます」
では最期に、乃愛祭典開催にあたっての意気込みをお願いします。
「なんだろう…。まぁ、見たいと思ったら見てください。たぶんいないだろうけど!(照)」
「いえいえ!そんな自分を卑下にしないで!自信を持ってください」
「はい(笑)」
突然の話に恥ずかしがりながらも、絵のことに関しては自信を持って真剣に答えてくださった乃愛画伯。楽しそうに話す姿からは、絵を描くことがなによりも好きなのだという想いが伝わってくるようだった。
わずか16歳にして才能を開花させた稀代の天才絵師。そんな彼女の作品たちを世に広めるきっかけとなれたことを、当美術館も誇りに思っている。
彼女がこれから先描き上げていく作品は、より多くの人に感動を与えることだろう。