野球拳は、ジャンケンで負けたら脱衣する遊びのことである。
概要
野球拳は基本的に2人1組で行われ、以下の流れで進行する。
1.歌に合わせてジャンケンをする。「やきゅう〜するなら〜こういう具合にしやさんせ」で始まり、「アウト!セーフ!よよいのよい!」で手を出す。あいこだった場合は決着が付くまで「よよいのよい!」を続ける。
2.負けた方は着衣を1枚脱ぐ。腕時計や靴下の扱いをどうするかは人による。
3.ジャンケンと脱衣を繰り返し、最終的に全裸になった方が負け。
1.歌に合わせてジャンケンをする。「やきゅう〜するなら〜こういう具合にしやさんせ」で始まり、「アウト!セーフ!よよいのよい!」で手を出す。あいこだった場合は決着が付くまで「よよいのよい!」を続ける。
2.負けた方は着衣を1枚脱ぐ。腕時計や靴下の扱いをどうするかは人による。
3.ジャンケンと脱衣を繰り返し、最終的に全裸になった方が負け。
日本国内で幅広い層に遊ばれ、修学旅行やパーティーの定番として普及している。
女子が参加する場合はハンデを設ける場合もある(パンツ姿までで終了、手で隠してもよいなど)。
女子が参加する場合はハンデを設ける場合もある(パンツ姿までで終了、手で隠してもよいなど)。
真実
とここまで見てきたが、実は野球拳は誤解された形で世に広まってしまっている。
本家の野球拳は松山発祥であり、三味線と太鼓の伴奏に合わせて歌い踊る郷土芸能である。当然脱衣要素など存在しない。
本家の野球拳は松山発祥であり、三味線と太鼓の伴奏に合わせて歌い踊る郷土芸能である。当然脱衣要素など存在しない。
「野球拳=脱衣」というイメージが広まったのは、戦後のテレビが影響している。
1969年に日テレのバラエティ「コント55号の裏番組をぶっ飛ばせ!」で脱衣野球拳が行われ、多くの美女がおっぱいを晒していた(パンツの脱衣は強制ではなかったが、自ら全裸になる女性もいた)。
これにより日本人に誤った野球拳のルールが定着した。当時の番組司会者は2005年に松山を訪問し、この件を謝罪している。
1969年に日テレのバラエティ「コント55号の裏番組をぶっ飛ばせ!」で脱衣野球拳が行われ、多くの美女がおっぱいを晒していた(パンツの脱衣は強制ではなかったが、自ら全裸になる女性もいた)。
これにより日本人に誤った野球拳のルールが定着した。当時の番組司会者は2005年に松山を訪問し、この件を謝罪している。