簿記の由来

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≪日本に初めて入ってきたのは・・≫


日本に西洋式簿記が入ってきたのは、明治6年。福沢諭吉が横浜の友人から手に入れた、英語の簿記の教科書『コモン・スクール・ブックキーピング』という本を翻訳し、近代国家を目指す日本に、初めて西洋式簿記を紹介した書物が「帳合之法」(ちょうあいのほう)意訳参照≫であると言われています。その中で福沢諭吉は、多くの簿記用語を創り出しています。(現在のものとはちょっと違う)ちなみに「簿記」のことを訳本では「帳合」(*)と呼んでいます。
その後、経済の発達とともに人間の生活と密着し、進歩してきた簿記理論は、権利義務や、損益概念の認識を育て、真実な報告の定義を定め、安全性を尊び、継続して物事を考えることを教え、人間の生きる上において最も必要とする人生訓や道徳文化を築いてきました。現代においては、経済人と自称する人々にとっては常識的に理解しておかなければならないビジネス哲学として定着しつつあります。
(*) 「帳合」 という言葉は、現在ではほとんど使われていませんが、広辞苑には次のようにあります。


①現金または商品の勘定と帳簿面とを照合して、計算の正否を取調べること。
②帳面に記入すること。
③損益を計算すること。

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≪和訳の由来≫


簿記の英語表記は、『Bookkeeping(ブックキーピング)』です。
これを『簿記』とした経緯には、大きく分けて2つの説あります。


①Booking(帳簿の意)に漢字を充てた(Bookkeeping)が訛った。
②「帳簿記録」又は「帳簿記入」を略した。

実際には、上記の音訳や意訳が合わさって「簿記」が妥当な邦訳とされたものであると言われています。

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最終更新:2010年03月18日 14:24
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