道具を大切に想い、使うそんな人間の気持ちに応えるために我々テソロは生まれました。
それから長い間、人とテソロは良き隣人としてお互いに力を貸し合いながら暮らしていました。
それから長い間、人とテソロは良き隣人としてお互いに力を貸し合いながら暮らしていました。
やがて時代は進み、物がたくさん作られ捨てられるようになり、いつしか道具への関心が薄れた人々から我々は見ることすら出来ない「忘れられた存在」へと変化しました。
我々は人々の想いに応える存在、人からの想いがなければ生きて行けません。少しずつ、ゆっくりと忘れられた仲間たちが消えていく。
…それは地獄のような毎日でした。
…それは地獄のような毎日でした。
____これは禁断の魔法。
僕らの願いの力を結晶化する呪い。主人に会いたいというテソロの願いを具現化する。
でも…
願いの力は僕らの器なんかに収まりきらない。
器から飛び出た願いは、彷徨い続ける悪霊となって僕らを襲う。
さらに大きな願いを集めるために。
願いの力は僕らの器なんかに収まりきらない。
器から飛び出た願いは、彷徨い続ける悪霊となって僕らを襲う。
さらに大きな願いを集めるために。