Scar of Braingeyser
Week in Review:November 30 - December 5
最終更新:
braingeyser
Week in Review:November 30 - December 5
- 原文
- Week in Review:November 30 - December 5
- 著者
- Alex Shvartsman
- 訳者
- NPCさん
- 投稿日
- 2001-12-12
- 更新
- 2003-05-06
Player and Rookie of the Year Races
今週のマジック界は、なにもニュースが起きなかった。こういう時こそ、普段のせわしなさを忘れてのんびりとPlayer of the Yearレースでもチェックしてみよう。もちろんみさなんご存知のように、現在67ポイントのKai Buddeが夏までトップを保ってPlayer of the Yearを戴冠するのは間違いない。WalamiesがPro Tour-San Diegoで優勝したとしても、まだBuddeには追いつかないのだ。
じゃあ、なぜこんな先の見えたレースを話題にするのか? それは、このレースでのトップ集団が来年のアルゼンチンでのMagic Invitationalを戦うであろうからだ。さらに来年のフューチャーマッチやMasters Seriesでも何度も彼等の姿を観ることになるだろうから、知っておくに損はない! さらにRookie of the Yearは誰が勝つかはまだわからないし、だいたいルーキーのことはさっぱり知らないだろう?
さて、まずはPlayer of the YearでのTop10を見てみよう。
-
- Kai Budde, 67 points.
- Buddeは今シーズン、2つのPro Tour(チームリミテッド・Ex)とGrand Prix-London(IBC)で勝っている。さらにGP-Biarritz(リミテッド)では2位と、がっちりと首位を確定させた。はっきり言ってBuddeにはもうポイントは必要ないのだが、それでも彼はまだまだポイントを稼ぐだろうことは間違いないところだ。
-
- Tomi Walamies, 32 points.
- フィンランドのプレイヤー、Walamiesは長い間プロツアーに参加し続けているが、今シーズンは特に大活躍だ。PT-New Orleans(エクステンド)では自作のTurbo-Herdデッキ(白青緑パーミッション)で2位を記録した。彼の参加するチーム、The Punisherはフィンランドとスウェーデンのトッププレーヤーの集団であり、半年ほど前からPro Tourで好成績を上げだした。彼らのサポートによりWalamiesはこれからも活躍を続けるだろう。が、Buddeへの挑戦は、まぁ無理だろう。
-
- Marco Blume, 30 points.
- PT-ニューヨーク(チームリミテッド)でのBuddeのチームメイトであるBlumeだが、彼にはPro Tourでの成功への強力なサポートがある。それは、彼はBuddeと共に、現在のマジック界でもっとも強力なチームの一つであるTeam Godzillaと協力体制にあるのだ。PT-ニューヨークの成功でグレイブン・トレインに乗れることになった彼は、もう予選を突破するために苦労する必要はなくなったので、次のPro Tourへの準備に集中できるようになった。ニューオリンズでのTop32入りという結果こそが、彼が一人でも充分に戦えることを示している。
-
- Gabriel Nassif, 28 points.
- 今シーズンになるまではまったくの無名の存在だったNassifは、今やLevyやLabarreといったフランス人プレイヤーのトップに加わったと見るべきだろうか? PT-ニューヨークとGP-ロンドンでそれぞれ2位になることでシーンに踊り出たNassifは、ニューオリンズでも38位を記録、さらに彼の2人のチームメイトもレースのTop10近くに位置している。
-
- David Humpherys, 26 points.
- これまではチームメイトであるDarwin Kastleの影に隠れていたように思われるが、Humpherysこそがニューイングランドのトッププレイヤーと言われている。さらに今シーズンは、Rob DoughertyデザインのリアニメートデッキでHumpherysとニューオーリンズを席捲、KastleはTop8、DoughertyはTop16とYour Move Gamesの名声を呼び戻すことにも成功した。HumpherysはGrand Prixサーキットでも好成績を残しており、先日のミネアポリスでも見事優勝してみせた。
-
- Dirk Baberowski, 24 points.
- 彼は現在はマジックをプレイしていない。が、Buddeの協力もありなんとか続けれる状態ではある。ニューヨークで24ポイント得たが、ニューオリンズには参加していない。しかし、ニースには参加する予定であり、サンディエゴや大阪も考えてはいるらしい。少なくとも来年初頭でのドイツでのGrand Prixで、彼がレースで高位置に居続けられるか、それともブランクが響くのか、結果が出るはずだ。
-
- Alex Shvartsman, 23 points.
- Nassifと同じく、私もPT-ニューヨークでのポイントが大部分で、そこにGPとニューオリンズ2日目進出のポイントを足してこの順位に入っている。私の目標はPro Tour-サンディエゴまでの1月半、GPでポイントを稼いでTop5に入っておくことだ。
-
- Andrew Johnson, 22 points.
- CMUのニューメンバーであるJohnsonは、PT-ニューヨークでの好順位とGPアトランタでの2位によりこの順位。彼はPT-サンディエゴの準備にかなりの力を入れているらしく、その努力が報われた時には北米のトッププレイヤーの一人に数えられるようになるだろう。
-
- Brian Hegstad, 21 points.
- 今シーズンのABUに昨シーズンほどの活躍はないが、Hegstadだけはスポットライトを浴びつづけている。昨シーズンからの若手の一人として今も成長を続けており、トップグループに位置するにふさわしいものを持っている。
-
- Jelger Wiegersma, 21 points.
- 現在のヨーロッパで、ドイツと覇権を争っているオランダのプレイヤー。読者の皆さんはWiegersmaの名をほとんど聴いたことがないかもしれないが、毎年プロツアーに参加し続けているプレイヤーである。
Rookie of the Year top 5 standings:
| Point | 名前 | 国籍 |
|---|---|---|
| 20 | Amiel Tenenbaum | フランス |
| 12 | David Kuykendall | アメリカ |
| 8 | Takayuki Nagaoka | 日本 |
| 8 | Josh Ravitz | アメリカ |
| 8 | Bryan Lyons | アメリカ |
Les Plus ClassのメンバーであるAmiel Tenenbaumがレースのトップ。彼は現在20ポイント、つまり毎回プロツアーに招待され続けられるということであり、これは強力なアドバンテージになる。レースの今後の鍵は、Tenenbaumがプロツアーに参加し続けるための2ポイントを確保し続けられるかと、他のルーキーがPro TourでTop4を記録して一気に抜き去ってしまうか、だ。
Coming Up:GP-ラスベガス, GP-クリティバ
エクステンドの予選シーズンがスタート、今週末には2つの場所でGrand Prixが開催される。Pro Tour-ニューオリンズからのメタゲームでは、Trix・Turbo-Call・Junkが3大勢力になると思われる。が、他のTop8デッキも活躍するだろうし、他のデッキタイプも数多く存在するだろう。これまでの歴史を振り返ってみると、WorldsからPro-Tourぐらいの変化がこれからのGrand Prixシーズンでも起きると考えられる。今回はどれくらい変化するのだろうか?
ラスベガスは、安い宿・安い食事・楽しいアトラクションと、多くのプロプレイヤーにとって夢のような場所。ウィザーズは、マジックにギャンブルと近いイメージが付くのを嫌がっているらしいが、ラスベガスで大会が行なわれる限り北米のほとんどのプロが集まるだろう。オーガナイザーのRay PowersとMike Donaisのヘッドジャッジにより、スムーズな運営が行なわれるのも間違いないところだ。
さて同時に、暑きブラジルでもGrand Prixは行なわれる。Justin Polinと私は参加予定だし、未確認ではあるがRyan Fullerも参加すると聞いた。よって、数名のオランダ人も参加しそうである。Kai Buddeも参加すると言っているらしいが、ドイツからの航空運賃が高いので、たぶん来ないだろう。
Magic Trivia
- 先週の問題。
-
- 今まで印刷されたカードの中で、もっともコストが重い1/1クリーチャーは何か?
- 私が用意していた答えは《Nut Collector(OD)/木の実拾い》。いやもちろんもっと昔のカードには6マナ1/1なんて他にもいる。たとえば《Triskelion(4th)/トリスケリオン》や《Phyrexian Devourer(AL)》がそうだ。が、今回はパワー/タフネスが変更できない点で《木の実拾い》がもっとも重い1/1クリーチャーであるとしたわけだ。
- 今週の問題。
-
- Greg Bucciniからの出題。
- もっとも多くセットに収録されたマジックのカードはなにか?
私のEメールに答えを送ってこないように。正解はこの次回のコラムで。
Play of the Week
Tim "Iakae" Spragueから。
「僕がPTQシーズンのためにOathのテストをしてた時の話だ。対戦相手はDan。手札破壊が流行ると読んで、それをメタったSlighをプレイしてる。
Oathからの《Crater Hellion(US)/火口の乱暴者》で相手の3体の《Jackal Pup(TE)/ジャッカルの仔》をふっとばしておまけにアタックもつけてやり、相手のライフを18点削ってやった。さらに《Ivory Mask(MM)/象牙の仮面》もプレイしたけど、前に撃っていた《Duress/脅迫》で相手の手札に《Anarchy(IA)》があることは知っていた。 Oathは起動できない状態で、手札に《Force of Will(AL)》はあるが他に青いカードはない。自分の残りライフは3。で、祈るようにドローしてみると・・・、それが《脅迫》! 《Anarchy》を落すために《Underground Sea(RV)》をタップしてキャスト!
相手の手札を見ると、なんと1枚だけじゃなく2枚の《Anarchy》!!、と1枚の《Guerrilla Tactics(AL)》。助かった! 彼の起きているランドは《Wasteland(TE)/不毛の大地》1枚だけで、対応してキャストできなかったんだ!!《Guerrilla Tactics》を墓地に落としてやり、4ダメージが発生、場にクリーチャーは居らず僕は《象牙の仮面》で守られている。結果ダンが4ダメージくらって死んじゃったってワケさ」
Bad Play of the Week
Jim Masonから。
「この前小さなType1の大会に出場したんだ。で、その時のゲーム展開がこれ。
- 私の第1ターン
- セット《Plains/平地》、《Mother of Runes(UL)/ルーンの母》
- 相手の第1ターン
- セット《Swamp/沼》、《Dark Ritual(MM)/暗黒の儀式》、《Phyrexian Negator(UD)/ファイレクシアの抹殺者》
- 私の第2ターン
- セット《平地》、《White Knight(5th)/白騎士》
- 相手の第2ターン
- 《抹殺者》アタック、《暗黒の儀式》2枚から、《Hatred(EX)/憎悪》18ライフ!!
- 私
- 《白騎士》でブロック。 先制攻撃がスタックに乗って、効果解決は?
- 相手
- 投了
相手はプロテクション黒をトランプルで突破できることは忘れていなかったが、先制攻撃は忘れていたようだ。こっちにとっては、彼が2枚目の《沼》をドローできなかったのが勝因だよ」
Quote of the Week
「社会保証の登録はまだだが、DCIナンバーは持っているよ」
Tony Pagliocco、最近生まれた彼の息子について。
当ページは、2ちゃんねるの卓上ゲーム板「MTG Sideboard Online 日本語版」スレッドに投稿された記事を、426([email protected])がまとめたものです。