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インタビュー:Jon Finkel パート2
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インタビュー:Jon Finkelパート2
- 原文
- Interview: Jon Finkel Part 2
- 著者
- Toby Wachter
- 訳者
- o・∀・) nira.
- 投稿日
- 2001-12-16
- 更新
- 2003-05-12
- Sideboard
- 自分を世界最高のプレイヤーとしてみたことはありますか?
- Jon
- 別に驕っているわけではありませんが、私が最高の成績を残した'98-'00の間は確実にそうでした。 でも、今はKai Buddeが私よりもずっといい成績を残しているので、彼が今世界最高のプレイヤーでしょう。
- Sideboard
- それについてどう思いますか…率直にいうと、Magic史上最強のプレイヤーは誰だと思いますか?
- Jon
- Jon:んー、『最強』の定義が問題だと思います。
- Sideboard
- Kaiは今まで$40000(約\4800000)ほど稼いでいますね。
- Jon
- ということは、彼は今までよりずっと『最強』に近付いていますね。 彼がプレイしてきた時間は私より少ないので、そういう点ではやはり『最強』と呼べるかもしれない。 ちょっとよくわかりません。
- Sideboard
- Magicの『代表的プレイヤー』になったことについてどう思いますか? たとえば『Deckmaster』セットの箱にはRichard GarfieldとJonが写っていたし、広告でもしょっちゅうJonの姿を目にするし、 全く大会に出たことのないような人だってMagicを多少プレイしていればJon Finkelが誰かと言うことぐらい知っていますよね。
- Jon
- うーん…たしかにプレッシャーはあるかもしれません。 大会に出たりするときに、人には(イメージをこわさないように)ナイスに接しなければいけない、とか思ってしまいますし。 でも私自身はそこまで社交的なタイプでは無いので、苦痛になることもあるわけです。 なぜそんな『代表的プレイヤー』になったのか…というのは、私の『黄金の日』がちょうどMagicが本当に有名になりはじめた頃だったからだと思います。 Wizards社の人々が聞きたいことを言ってあげていたし(笑)、Magicというゲームについての指摘もちょこちょこしました。 それに、Magicプレイヤーについての誤解も解いたところがあったと思います。 というわけで、確かにプレッシャーはあるし、ナイスに行動してちゃんとマナーを守るようにしちゃいますが、それはいいことだと思います。
- Sideboard
- ふむ…では、'98PTNYで髪を染めていたのに、Worlds 2000ではネクタイのシャツをきていましたよね? そういう風にかわったのはそのプレッシャーのせいだと?
- Jon
- まあ、そんなところです。1999の前半ぐらいまではあまりそういうことは気にしていませんでしたので。
- Sideboard
- Magicをプレイする子供達の為に『いい例』を示そうと言う気持ちですか? たとえば、この間Dave Priceがインタビューで『Magicをプレイする子供達に悪影響が出るかもしれないので煙草をやめる』と言っていました。
- Jon
- …いや、何というか、Daveはまだタバコやってますし…
- Sideboard
- あ、そですか(w
- Jon
- それに、それが本当に煙草をやめる理由だったのかどうか。 まあ、質問に答えると、もちろん人にはナイスにしようとは思いますよ。子供と遊んだりとか。 でも別に例を示すというわけでは無いような気がします。 それに、Magicをやってないときの私はただの凡人だし、私が何やってるかなんて普通は気にしませんよ。
- Sideboard
- では、Pro Tourに行ったときはどうです?普通よりもナイスガイになろうとしますか?
- Jon
- んー、確かにそうですね。いつもよりもそこらへんの人々の視線が痛い、というか。ときどきウザくもなりますけど。 でも実際ちょっと答えにくいです。自分がいつもと違う風に行動しているかなんて結構分からないものですし。 まあ、脊髄で動かずに常識的にふるまって、インチキはしない。それぐらいのことでMagicの『代表的プレイヤー』としてはいいと思います。
- Sideboard
- Kaiがいま徐々に『代表的プレイヤー』になろうとしていますが、それについてどう思いますか?
- Jon
- 世界最強のMagicプレイヤーとして見られることにすっかりなれてしまっていたので、戸惑ってしまうかと思っていました。 ですがKaiが今のところ最強なのは事実ですし、そこまで戸惑いはしませんでした。どちらかというと驚いたかな。
- Sideboard
- 驚いた?なぜです?
- Jon
- ちょっとわかりません。 まあ、別にKaiが一番強くなったからといって私が弱くなるわけでは無いし、マターリやりますよ。 練習したらKaiより強くなれるかもしれないし。
- Sideboard
- それはつまりもっと努力したら強くなれるけどあえてしない、ということですか?
- Jon
- もっと強くなれるかは分かりませんが、ただそうかもしれない、ってことです。 成績がググッと上がるわけでは無いでしょうが、準備はMagicというゲームにとって大切ですよね。 そこがKaiと違う。Kaiはこの点についてかなりのアドバンテージを持っています。 ただ、もっと頑張ればKaiよりも強くなれるかもしれない。それはわからない。 どうすれば分かるか。努力してみることです。でもそれをするかどうかも分からない。そういうことです。
- Sideboard
- なぜその『努力』をしないのですか?
- Jon
- 時間の問題です。そうですね、「今Magicをプレイしたいか?」と自分に問いかけて、そのときにイエスが十分な回数あったら、そこまでプレイテストが出来るかもしれません。
- Sideboard
- 優先度の問題ですか?
- Jon
- そうでしょうね。最近では昔ほどMagicをプレイしたくなることが少なくなりました。
- Sideboard
- 『自分はKaiと同等なのだ』ということをもう一度世界に示す必要があると思いますか? それとも今まで成し遂げたことで満足していますか?
- Jon
- 満足しています。結構いい成績を残したし、去年でもだいたい4位ぐらいにはなれましたし。 たしかにかつ事や、金を作ることは楽しいですが、別にわざわざそんなことを証明する為に勝つ気に離れません。
- Sideboard
- つまり、栄光より金、ということですか?
- Jon
- んー、当たらずも遠からず、ってとこです。今はね。 ちょっと前までほしいままの栄光をゲットしていましたし。ただ今は余り重要では無くなった。
- Sideboard
- つまり栄光がとても重要なときがあったと?
- Jon
- そうですね。去年辺りから別にそうでもなくなりましたけど。
- Sideboard
- あなたがデザインしたMagicカード(いうまでも無いことだろうが、影魔道士の浸透者/Shadowmage Inflitrator(OD))についてどう思いますか?
- Jon
- かなりいい気分です。つーか、最近で一番いいことですね。しかも強いし。本トに気分いいです。
- Sideboard
- 強すぎると思いませんか?
- Jon
- そうかもしれませんね。少なくとも『本当に強い』といえると思います。 でも強すぎるかはちょっと分かりませんね。だってクリーチャーだし。
- Sideboard
- 本当に『使える』カードにするのは大変でしたか? Wrath of Leknifがインターネットに流れたとき、『自意識過剰だ!強すぎる!』という声もありましたが…
- Jon
- 誰でもカードを作ることの出来る権限を貰ったときはWizards社が作らせてくれる限りの強いカードを作ると思いますよ。 それに、自分がイラストになるんですから、やっぱり強くなくっちゃ。 Moment's Peace(OD)みたいなカードを作っちゃったら嫌ですもんね。 誰でも自分が作ったカードが間違ってコモン箱に入るようなクズカードになるのは嫌だと思いますよ。
- Sideboard
- Kastle、LongとPikulaがJonの前にカードを作っているわけですが、それらのカードをチェックしたりしましたか?
- Jon
- そうですね。Invitaionalに勝つのが去年負けたときからの目標でしたから。Chrisを倒しそうなところまではいったんですが。 World Championになったこともあるし、Player of the Yearになったこともある。 Pro TourもNationalsにも買ったことはあるんですが、ただInvitationalにはまだ勝っていなかった。 それに自分のカードを持ってるのってなんかカコ(・∀・)イイじゃないですか。
- Sideboard
- 最後に、まだ若く野心のあるプレイヤー達に何か一言。
- Jon
- Magicは複雑な、直感と経験が物を言うゲームです…簡単には答えられません。 ただ言えることは、『強いやつらと何べんでもデュエルしろ』ということです。