ブレイブ&モンスターズ!

遡ること二年前、某大手ゲーム会社からリリースされたスマートフォン向けソーシャルゲーム。
リリース直後から国内外で絶大な支持を集め、その人気は社会現象にまで発展した。

ゲーム内容は、位置情報によって現れる様々なモンスターを捕まえ、育成し、広大な世界を冒険する本格RPGの体を成しながら、
対人戦の要素も取り入れており、その駆け引きの奥深さなどは、まるで戦略ゲームのようだとも言われている。
プレイヤーは「スペルカード」や「ユニットカード」から構成される、20枚のデッキを互いに用意。
それらを自在に駆使して、パートナーモンスターをサポートしながら、熱いアクティブタイムバトルを制するのだ!

世界中に存在する、数多のライバル達と出会い、闘い、進化する――
それこそが、ブレイブ&モンスターズ! 通称「ブレモン」なのである!!

尚、ストーリーモードのシナリオは、現実のアルフヘイムの1巡目で起こった出来事とほぼ同じ流れになっている。
そのためアルフヘイムの1巡目を模して作られたゲーム、と当初は考えられていたが、
ゲームのブレモンの中の存在のはずのみのりハウスやなゆたハウスが現実のアルフヘイムに存在する等、それ以上の関係性があると思われる。

BGMまとめ
テーマソング「ブレイブ&モンスターズ!~異邦の勇者達~」
通常戦闘曲「バトル1~勇気の魔法~
ボス戦闘曲「バトル2~必勝の加護~
哀しき宿命の闘い的なイベントバトル用の曲「バトル3~愛しき君へ~
ガザーヴァ戦専用曲「幻妖の舞
イブリース戦専用曲「闇の淵より来たる者」

以下重大なネタバレ
+ ...
実は作中で現実世界と認識されている世界自体が、上位世界から見たところのブレイブ&モンスターズというゲームであった。
ゲームとしてのブレモンは、言わばゲーム内ゲームであり、地球の人々がアルフヘイムに召喚された時の予行演習のために作られたもの。
みのりやなゆたがゲーム内でハウスを作ったからそれが現実に反映された、というわけではなく(上位世界からではない視点で見る限りはそう見えるのだが)
因果関係が逆で、みのりハウスやなゆたハウスの方が先に存在し、
みのりやなゆたはそれを有効活用できるように設定されたキャラ、というのが真相であった。

プロデューサーはローウェル
メインプログラマーはシャーロット(ローウェルによって解雇済)
デザイナーはバロール
また、彼らの直下に開発に携わった主要メンバーが6人おり、
サービス開始初期にはゲーム内では精霊王として各属性の聖地の管理も兼ねていた。
サウンドクリエイターは美空風羽(初代風精王)
シナリオライターは初代火精王、グラフィックデザイナーのキャラ担当が初代水精王
グラフィックデザイナーの背景とか建造物担当が初代地精王

現在の世界は、サ終を決定したローウェルが全てデータを消して終わらせようとしたところを
シャーロットによって救出されたデータ(いわゆる2巡目)
そのため、基本的には過去に巻き戻っているように見えるが一部1巡目の影響が残っていたりする。

  • 過去は超人気ゲームだったが、人気が落ちてきたのでローウェルが見切りを付けたらしい。
  • ゲーム内ゲームのブレモンではブレイブ=プレイヤーだが、上位世界から見たブレモンではブレイブもゲーム内のキャラクターのようだ。
  • 実はロールプレイが実際の事象に影響を及ぼすシステム(ロールプレイシステム)を搭載している。が、世間一般には認識されていない。
 SSSのプレイヤー達も当初このシステムの存在自体に懐疑的だったのを鑑みるに、一般には公表されずに試験的に密かに搭載された隠しシステムなのかもしれない。

実はジャンルが乙女ゲーである疑惑があるは流石に冗談として、
恋愛の概念がほぼ消えて大昔のフィクションにしか残っていないような世界で作られたゲームである割には(「上位世界」参照)
何故か意味不明生物もラブコメに巻き込まれる程度には強力なラブコメ要素がぶっこんである。
これは製作者の誰かによって意図的に盛り込まれたものなのかもしれない。

(8章>248)
今現在の世界、二巡目の世界に存在している者は、言うまでもなく一巡目の世界からの引継ぎを受けた者たちだ。
一巡目のメモリーホルダーであるカザハやイブリース、存在そのものが一巡目からの持ち越しであるエンバースはもちろん、
前世の記憶を持たない明神やジョンたちも、一巡目から世界に在ったはずなのである。


(10章>369-370)
「木っ端もなにも、貴様らの言う『一巡目』こそが我が教官らの世界で配信されていたブレモンゆえな。
 そして貴様らは世界を救うために戦うブレイブ。群像劇の主人公、知らぬ方がおかしかろうよ」

「ふはは!まぁ聞け。会話出来なくば困るのは貴様の方であろう?
 我らはブレモンを知っておる。一巡目で戦い、そして今ここに居るブレイブ達のこともな」

「――リューグークランを率いた最強のブレイブ、ダインスレイヴの使い手、ハイバラ。
 ブラッドラストの被呪者、優しき化け物にして血塗られた英雄、ジョン・アデル。
 レクステンペストの正統後継者、星刻の奏手、カザハ・シエル・エアリアルフィールド。
 フォーラムに2年も粘着し続けた頭のおかしいアンチ、うんちぶりぶり大明神。
 貴様らの出自も、辿った結末も、ブレモンを知る者であれば誰もが理解していよう」

一行は上位世界におけるブレモンにおいて結構有名なキャラらしい。

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最終更新:2025年03月10日 20:13